4月17日

 

春の静岡を終えて、

はるのパン祭りが順延となり、

なんだかぽっかりと穴があいたよなここ数日。

 

やるべきことは目の前に並んでいて、

実際にはぽっかりとなる訳ではないが…

このぽっかりは幻想か、自分の願望なのか。

たぶん両方か。

 

先日のこと。

15日の雑司ケ谷が雨天中止となってしまったので、

2名のスタッフと車で出かけた。

(雨天中止と云っても、いつも通り、9時には雨はあがっていたが…)

 

雨天中止となってしまった日以外にこうした突然のお出かけはないので、

(打合わせ以外に活発にあまり外に出かけない性格ゆえ)

雨天中止となってしまった出展者の方には申し訳ないが、

個人的には新鮮な気分で出かけることができる。

もちろん、いくらか複雑な気分も同居しながら。。

 

その日は、

千葉の某パン屋さんへ行き、

埼玉のカフェに立ち寄り、

雑誌で見かけたお店に立ち寄り東京帰着。

 

延々と下道をつかった道中は、

見慣れぬ景色をぼんやりと眺めつつ

幾らかのんびりとしたものだった。

 

東京に帰着後、

「夕飯行こか〜」とスタッフのひとりを伴い、

事務局の隣り街の居酒屋さんへ繰り出した。

 

スタッフと2人だけで飯を行くことはあまりないので、

いや、そうでもないか…

打合わせの後はついてまわるものだった。。

まあとにかく、

2人だけで飯へ行き様々な話をした。

 

どんな仕事をしていて、

どんな職場で、

そこでのやり甲斐と

付属する悩み?のようなものを聞く中で、

手創り市がこれ以上の組織化する事ことになったらどうなるだろうか?

そんなことをついつい夢想する。

 

自分が考える組織の理想はこんな感じ。

 

全員が下っ端の現場作業員。

且つ、全員が個人の権限で仕事をするディレクター。

組織の中にフリーランスが存在している。

社内ベンチャーとはちょっと違うようなもの。

わかりづらくいえば、

現場作業員の際には滅私奉公、人の為に尽くす。

片やディレクターの際には、

現実の目標と個人の欲望の最大化を目指す。

そういうものだ。

 

実際、今いるスタッフと時折そのような話をする。

その為の試みをやってみたりもするが、

結局は自分の中で落ち着く答えは唯ひとつ。

 

そもそも矛盾しているかもしれないことを目指すのは妄想。

けれど、自分にとっての理想であれば、

そこを目指してみるのも悪くはない。

理想を持たない現実は生きた屍のようなものだから。

 

いつまでもやってこないかもしれないけれど、

いつかやってくるかもしれないその時の為、

まずは自分が精進して変化してゆこうと思い日々を過ごす。

 

_

 

最後に。

ガラス作家のl i i r森谷さんの個展がGW中、都内で開催されるのでご紹介を。

 

 

会期は4月29日〜5月7日。

場所は自由が丘のようです。

 

作品の様子やその他お知らせはliirさんのインスタグラムをご覧ください。

 

https://www.instagram.com/liir1116/

instagram.com/p/Bhl9_a0AvZ6/?taken-by=liir1116

 

_

 

それではまた。名倉

 

 

____

 

 



HP:http://www.tezukuriichi.com/ 
mail:info@tezukuriichi.com
Twitter:https://twitter.com/kishimojinotori

 








Profile
twitter
New Entries
Archives
Category