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7月30日 お鍋。

 

鍋が好きだ。

季節を問わず鍋は美味しい。

 

子どもの頃から今に至るまで年中鍋。

これを慣習と言わずになんといおう。

 

鍋ほど野菜を食べることが出来る料理はないと思う。

とりあえずサラダ…と片付けられる軟派な食べ物では満足できない。

サラダに罪はない。頼む側の意識の問題だ。偉そうにごめんなさい…

 

そんな私の得意鍋は鴨鍋とネギマ鍋。

近しい人は「他にないのか?」と思うほど出している。。

 

 

2018年の終わりに差し掛かる頃。

様々な展示会を抱えている。

 

「やれんのか!?」と問われれば、やれるでしょう。全ては神の思し召し。

そう答える以外に選択肢は御座いません。

 

 

ハードボイルド上等ピカレスク上等を貫く小説にこんな言葉がありました。

 

「人は様々な岐路で選択肢を求めてしまうが、実は選択肢など存在しない。」

「今いるここから過去に戻ることは出来ないし、未来を案じることは無意味だ。」

「現実を見ろ。現実から目を背けるな。他に何もない。」

 

小説で描かれている、徹底したダークな世界を平然と生きる、現実主義をつらぬく人々。

行為の善悪は置いておき、描かれている世界観にうなづくほかはない。

 

 

話は戻り、お鍋のこと。

 

鍋の魅了とは?と問われた時、整理整頓された均一な美しさではなく、まさに人間世界のように、避けようのない混沌とした世界が広がり、その先にある広がりに旨味や滋味を感じることだ。そして。〆の雑炊の時、混沌とした鍋世界は消えてなくなり、整ってしまうあの奇跡。人間の為す果てのない業もいつかは等しく消えて亡くなってしまう儚さにも繋がるあの感じ。

それが鍋の魅力かもしれない。考え過ぎでしょうか…

 

 

家の黒猫は今日もひっくり返り腹だし寝そべっている。

そろそろ1歳を迎えるようです。

 

彼女にとってハードボイルもピカレスクも、人間世界の混沌も、すべて関係なく世界がまわっている。

彼女が望む唯一絶対的な関係は世話をしてくれる人。その他に求めるものはない。

そんな達観した?彼女は神か仏か、はたまた… ただの黒猫だ。

 

 

それではまた。名倉

 

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