10月20日 御会式。

 

 

昨晩、一年を通して最も雑司ケ谷が熱い日(?)。

御会式の最終日にお邪魔しました。

 

毎年、最終日に出かけて奉納を済ませ、境内をぶらぶら。

手創り市の時の景色とがらり変わる姿に驚きと興奮を覚えます。

池袋から向かう途中のコンビニで購入した500mlの缶ビール。

広島焼きとジャガバタ。

ほか。

炭水化物とタンパク質のみ摂取し、今か今かと待ちわびる。

なにを?

万灯がやってくるのをだ。

 

19時半を過ぎた頃。

第1陣の鼓笛隊がやってきていなくなり、その後、30分ほど何も起こらない。

警備の警官に「万灯の行列はいつやってくるのだ?来世か?」と聞くと、まだ時間がかかるという。

「そうか、時間がかかるのか…」「万灯がやってくるか?俺が死ぬのか?どっちが先だ…」と独り言ち、温かい茶を買いに行き、また定位置へ。死にきれず、生きてます。

 

それはそうと、毎年、万灯を眺めるのにも定位置というものがある。

実家へ帰る為の高速バスと同じで、なんでも自分内定位置というものが存在する。

ちなみに。高速バスの定位置は1A席だ。

理由は車輛先頭に座ることで道程の様子がわかるから。

勝手に運転手と共同作業をしているつもりになってるのだ。

 

もとい。

 

更に良い絶景ポイントがあるんだろうが、そんなことはどうでもいい。

絶景不要。お譲りします。

絶景よりも、定位置を確保するというルーティーンが大事なんだ。

 

話しは戻り、、

 

定位置を確保し、もみ手しながら万灯を待ち侘び、やってきたら拝むよに万灯を眺める。

万灯にはそれぞれの地区ごとに思い思いの飾りがあり、山車的なものも付属していたりする。

万灯、それらの周囲には、大人も子供も、大人になりかけの子供も、いっしょくたにいる。なかにはヤンチャそうな子もいる。

やんちゃそうな子らもこの時ばかりは大人に従い、周囲の気配を感じたりしながら、文字にならぬルール(しきたり)を学ぶ。

そんな表情がとてもいいと思うし、年に1度そうした” ちゃんとした ”時間を過ごす約束さえあれば、多少のわるさ?も許されるのかもしれない。

(…というのは、赤の他人の勝手な言いようです。)

 

御会式。

今年もしっかりとお邪魔出来て良かったし、どんなに忙しくなろうとも、こういった機会を失わないようにしたい。

今年もありがとうございました。

 

それではまた。

 

名倉

 

追伸。

2019年の雑司ケ谷手創り市の開催スケジュールが決定しました。

週明けにもお知らせを始めます。

HP上の申込書差し替えは12月に行いますね。

 

 

____

 

 

 

「 五 味 五 感 展 」

2011年の春を過ぎた頃、はじめての五味五感を開催しました。

あれから7年が過ぎ、2018年11月より再び、五味五感を開催致します。

 

 

 


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