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ハギレ市の参加作家さんのご紹介(その1)

前回の記事はこちら
『ハギレ市+ハギレを用いたワークショップ』のお知らせ
『ハギレを用いたワークショップ』の担当作家紹介
通称『ハギレ市会議』のおはなし



ツグミ工芸舎
http://tugumi-craft.jp/









【ハギレの素材】
 木工作業でる鋸屑、鉋屑と端材になります。
 材質は栗やラワン、杉、ヒノキなど混ざったものになります。

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 木工作業で出る端材は主に鋸屑、鉋屑と端材の3種類になります。
 鋸屑は細かい木の粉のような物なので普段は生ゴミと一緒に堆肥にしています。
 鉋屑は飼っている烏骨鶏の鶏舎に敷き、しばらくしたら、鶏糞と土と交ざった状態で
 堆肥にし、新しい鉋屑をまた、鶏舎に敷きます。
 端材は薪として暖をとり、灰は畑に蒔いています。
 この3種類の木工作業から出る端材は全て土に還っていくことになります。
 
 この循環は作業場が山の中にあり、鶏舎と畑があったため、自然とこのような
 流れになりました。
 
 作品に使う素材はそのほとんどが木造の建物の解体ででる古材、廃材です。
 今、作業場にしている建物ももともとは築百年以上の古民家で、一部を作業場にし、
 残りは材料となりました。

 材料の入手はいつも知り合いの知り合いぐらいのところから突然、解体の一報が入り、
 その日から2、3日はバールと金槌をもって解体業者の方と一緒に現場に入ります。

 建具や廃棄される家具はそのまま運び、作業場で解体します。
 建具は曇りガラスや珍しい模様のガラス、昔の歪みのあるガラスが入っているもの
 また、珍しい金具の付いてている物から、運び出します。
 簡単に持ち出せるものがなくなったら、次は板ものです。
 玄関や廊下のピカピカの板材は無理にバールで剥がさず、車に入る寸法に切り出し、後で
 作業場で割れが入らないように丁寧に解体します。
 合板やプラスチックの入ったものはもらいません。土に還らないものは処分に困りますから。

 大抵、解体前に骨董屋さんがめぼしい物を持って行ってしまっていることが多く、残っている
 お金にならないような汚れた鏡や凹んだ金属の入れ物なども材料としていただいてきます。
 そのような珍しい材料は作業場の目につく所に置いておき、磨いたり、ペンキを塗ったりし
 ながら、どのような作品に使えるか、時々、にらっめこをして楽しみます。
 
 作品の材料として使えそうなモノは時に大量に町の中から発生します。
 それらは無料ですが、何度も往復して運び、泥や汚れを洗い落とし、釘を抜かないと
 材料として使えません。割れや大きな傷があることが多く、半分近くは薪として利用する
 ことになります。

 何を作るかを決め、それに必要な材料を木材屋さんから買うのではなく、
 手に入った材料の中で作れる物を作っていく方法は材質の種類や量に限りがありますが、
 自分ひとりでは思いつかなかったような作品づくりのきっかけを与えてくれる
 面白い方法として毎日楽しんでおります。
 


nomama
http://www.nomama.net









【ハギレの素材】
 ラムウールとコットン
(ラムウールのハギレとコットンのハギレを1枚ずつセットにして販売予定)

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 nomamaのハギレは自分で織っているので、一点一点柄が違う物になります。
 制作過程で出たハギレを見ながら
 『これで何か作れないかしら?市販の布と組み合わせてみようかしら?』
 と考えるのが好きなので、いつもハギレも無駄なく使用します。

 今回のハギレ市に出すハギレは、まだnomama作品として何かに仕立てる事の出来る布
 ですが、自分の織った布が他の人の手によって全然違う物に仕上がる楽しみを、共有
 出来ればと思いました。

 ハギレを持っているだけで、創造の楽しみや生活の楽しみになると良いなと考えています。



mint.
http://ameblo.jp/mint-vintage







【ハギレの素材】
 1930〜60年代に生産された、主にアメリカのヴィンテージファブリック

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 私達mint.は主にアメリカのヴィンテージ生地を使用して、
 日常お使い頂けるアイテムを製作しています。

 私達が素材としてヴィンテージ生地を選んでいる理由は、
 一言で言ってしまえば「かわいいから」なのですが、
 もうちょっと掘り下げると、50年〜100年前とは思えないキュートなデザイン。
 また反対に、50年〜100年前だからこそ生産されたであろう斬新なデザイン。

 そして今とは違う染料で染め上げられた、優しい色合い。
 そのテキスタイルの全てに虜になってしまったからです。

 そして
 製作を重ねていって気がついた
 眺めるだけでは解らなかった、更なるヴィンテージの魅力。

 その、更なる魅力である
 アメリカンヴィンテージコットンのしなやかさ、たおやかさ、強さ、香りを
 是非たくさんの方に感じて、大好きになって頂きたい!と思っています。

 私達はヴィンテージものを扱う手芸店や雑貨店、ネットショップなどを利用して
 材料を購入しています。
 特別なルートではありません。
 購入する時に、もう既に現代生地と違う所は、もともとが少ししか無いものが多い所です。

 なので、製作で生じたハギレはどんなに小さいものでも大切にとっておきます。
 もう一生出会えない生地かもしれないからです。

 なので、mint.のハギレカップには、こんなチビチビハギレまで入ってるよー!と
 思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 どうかそのチビチビにも思いを馳せて頂けたら嬉しいです。

 宜しくお願い致します。



affordance
http://www.affordance-play.com





【ハギレの素材】
 タンニンなめしの牛革と豚革

・「なめしって何?」

 皮に付着している血液などを取り除いて表面を綺麗にし、
 素材として使えるように柔らかくしたり・防腐処理などを行う、
 皮を革にする工程のことをなめしといいます。

 ちなみに「なめし」を漢字で書きますと、革に柔らかい「鞣し」と書きます。

・「タンニンなめしって何?」

 草木に含まれるタンニン(渋)を使用してなめされる方法で、
 古くから行われている伝統的ななめし方法です。

 タンニンなめしは時間と手間がかかりますが、
 その分繊維の密度が濃くなるので、伸縮が小さく・型崩れしにくいのが特徴。

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 どの素材もそうですが、革も自然の恵み。
 制作しているとそういう当たり前な事が薄れてきます。

 革が届いて生きていた時についた傷や
 その生々しい形(頭・お尻・前足・後足など体の部位がみてわかります)をみると、
 その都度ハッとさせられます。

 今回は制作していくうえで生まれた端革や質が悪くて使いきれなかった革を集めています。

 僕も端革を使って、ペンたて(上の画像)なんかを作ってみたりしていますが、
 なかなかうまく使えていないなと感じています。
 なので、このハギレ市でたくさんの方にご覧いただき
 新しい何かが生まれていく事を期待しています。

 細かくなった革達ですが、その革をみればどの部位なのかだいたいわかります。

 これは、お尻だね。
 これは、前足ですね。・・・など。

 どの部分かわかれば素材として使う楽しみが増えるかもしれません。
 お選び頂いた方でお時間ある方は、当日手創り市のほうにも参加させて頂いていますので
 お気軽にお声かけてください。

 どうぞよろしくお願いいたします。



『ハギレ市+ハギレを用いたワークショップ』



【当日のワークショップ担当作家】
GR
只木芳明
hase

【開催日時】
・6月17日(日曜)9:00〜15:30(ハギレ市)
(※ワークショップは9:00〜16:00の時間帯で行います。
 「当日参加型」となっておりますので、お好きな時間にお立ち寄りください。)

【開催場所】
・大鳥神社(席数12)

【ワークショップの制作内容】
・針刺し
・紙袋または紙箱
・サシェ
・ハギレ・廃材を用いた自由制作
(※4つの制作メニューのうち1つだけ作りたい物を選んで頂きます。
 サンプル写真・料金など詳細は後日ブログからお知らせします。)



ハギレ市は「ハギレ(端材)を一般販売する場」であり
隣では「ハギレを用いて実際に制作をする場」として
当日参加型のワークショップを行います。

沢山のみなさまのご来場をお待ちしております。

伊藤 康祐
info@tezukuriichi.com







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