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ハギレ市の参加作家さんのご紹介(その3)

前回の記事はこちら
『ハギレ市+ハギレを用いたワークショップ』のお知らせ
『ハギレを用いたワークショップ』の担当作家紹介
通称『ハギレ市会議』のおはなし
ハギレ市の参加作家さんのご紹介(その1)
ハギレ市の参加作家さんのご紹介(その2)



den/nibiiro
http://nibiiro1010.jugem.jp/





【ハギレの素材】
 柿渋、ベンガラで染めた布。また庭や台所など身近な素材で染めた布。
  ・作品用に染めた生地の端材、また色サンプル、洗い見本などにしたもの。
  ・製品加工の際に出た端材を二次活用するため染色したもの。
 古布夜具地、木綿、海外の手織り綿その他のハギレ

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 欠片がすきでした。道端に落ちていた金具。古い建具の木片。剥がれたペンキ。
 くしゃくしゃの紙や錆びたビスを拾ってはポケットに入れ箱にしまい…

 ふつうにふつうに
 そんな声を聞きながらポケットに入れないようにがまんして
 おとなのふりをしていたころもありました。
 見ないふり見えないふりをしていくということは
 「好き」も見えなくなってしまうことでもあるのでしょうか。

 ちいさいひとと小さな箱で過ごした日々
 あるものだけで暮らす毎日はここちよいじかん。
 手をうごかすことからだをうごかすこと
 あるくあるくあるくこと。
 ポケットにはいつもなにかがはいっている。
 変わっていくと思っていたもの
 変わらないものだと思いました。

 ちいさいひとたちがじぶんであるきはじめ
 くるりとみまわしたときにであったこと
 仕立て直し 繕い使い続ける。
 ほんのすこしまえのあたりまえのくらし
 いま そんなしごとのかたすみにいます。

 くふうしてくふうして
 それでも“いま”はむずかしいこともある
 だれかなんとかしてほしい
 それはだれだろう
 じぶんのできることはなんだろう

 はじめにハギレありき
 手をうごかすことからだをうごかすこと
 気づくこと語ることはじめること。

 いろいろなつくる仕事にかかわるなかで端材があります。
 広告や映像の世界では華やかさの傍らで一瞬で役を終えるもの
 「いるかも」というだけで出番さえ与えられずに
 不要のものになっていく素材をたくさん見ました。

 家族ができ暮らしていくことで 作品でも表現でもない
 ただ「つくる」ということの楽しさも知りました。
 今のしごとは 布に関わるちいさな店のこと。
 じぶんが鋏をいれるもの考え工夫し それでもやはり端材は逃れられないもの。
 店の傍には綿畑があり 種をまき育て紡ぎ織る、
 つくることの大変さ大事をと考え語りながらも 仕入れられた手織り綿や
 オーガニックのものであっても端材はあり
 ネップやムラも使われない(商品にできない) 素材となります。
 誰かが何とかしてくれればと思いながら 手渡しいったものも
 想いが伝わっていかなければそれはやはりなにかになることはなく
 無要なもの 置き場居場所をかえただけのものになるのでした。

 ハギレ市に際しつづること 
 素材の入手の仕方 制作から出た端材への思いとか。
 自分は 制作したから端材が出たでもなく 古材にこだわっているわけでもない
 たとえばいうなら 「そこにハギレがあったから。」
 かたちを変えてみる 例えば染めてみる 風合いを変えてみる
 それが柿渋染めであったり身の回りの草木で色づけしてみたり。
 ムラや織りキズも時間を重ねるごとに味わいになるように。
 姿を変えたハギレをならべ じぶんの手をかけたものだけできたものだけ
 じぶんの手から継いでいく。なんにでもなれる四角い布を送りだす。
 
 布の話 染めの話 綿の話 食の話 暮らしの話
 ときに写真のはなし(柿渋染めはまるで太陽の下の暗室作業のよう)
 「自分で染めてみようかな。」「これならつくれるかも」
 「やってみよう」の声が嬉しい。おかしいのかもしれないのだけれど
 それが素材への気づきになってくれると面白いと思う。
 木のはなし、草のはなし 焼き物 器のこと、ガラスのこと 革のこと
 市の中を歩けば 語ってくれるだろうひとと あちこち会うことができるでしょう。

 ハギレ市がはじまること。
 出展しだして2年。回数を重ねてもいつもこれでいいのかこれでいいのかと考える。
 震災のあと 人々が不安だったことは「ない」こと。「できる」がないことの不安。
 染めることは役に立つだろうか。なにかになるだろうか。いらないものではないだろうか。
 太陽と水が「あれば」染められる柿渋染めも 外にでること 水をつかうことも不安で
 ままならなければ「ないもの」のようなもの 考え考えながら ただただ
 毎日手をうごかし「できる」をさがして針をすすめる。
 そんななか できあがったものは作品とも商品ともつかないものだけれど
 じぶんの好きなものいとおしいもの 自分の手をうごかすことでうまれたもの。
 
 ハギレの中には染め以外の造形の仕事のものもあり それ自体は
 ふだんの自分の選ぶものではないはずなのに集めかたちになったものは
 やっぱりじぶんでしかないもの。やっぱりかっこよくもきっちりでもないのだけれど。
 伝えたいことと つくっていくこと 見てもらうこと売ること
 ハギレ市がはじまることで なにか変わっていくのかもしれないとも思う。
 
 作家というものは遠い人のように思うけれど
 つくること つくるひとは遠い話でではなくて
 手をうごかすことからうまれるもの素材への気づきからからうまれるもの。ひと。
 そして手創り市という場をつくる人、語る人、集う人々それぞれが またつくる人。
 
 現在進行形、実験的なと発信されたように 変わりながら続いていくこと。
 ハギレ市のはじまりを楽しみにしています。



nunner
http://nuuner.exblog.jp







【ハギレの素材】
 麻、綿の生地

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 今回、GRさんに「ハギレ、ありませんか?」と声をかけていただき
 「あります!あります!いっぱい!!」と、
 威勢良く引き受けたのは良いんですが…

 色々お話したり考えたり実際に広げてみたりすると
 ハギレの定義がわからなくなってきました。

 最初捨てるものというイメージもあったのですが

 イヤイヤ…使えるし
 なんなら大事だし…

 見方によってはゴミと言ってしまいそうですが
 小さな…でも可愛いヤツです。

 そんな小さなヤツをなぜ取っておくかと言えば
 何かになるから。
 
 例えばコースター
 
 例えばクッションカバー

 例えばブランケット

 例えば……なんだろう?

 でもお気に入りの生地のハギレですから可愛いに決まってます!
 断言します!!
 間違いナイ!(しつこいっ!)

 ですがハギレを組み合わせつなぎ合わせ形にするには
 パワーが要ります。

 なので今回はそのパワーのある方に託そうと思います。

 老後の楽しみに取っておこうと思っていたのですが
 私の手元にいたのではハギレが活躍出来るのは
 かなり先になりそうなので。。

 ぜひ日の目を見させてあげてください。
 よろしくお願い致します。



OTA MOKKO
http://www.ota-mokko.com/







【ハギレの素材】
 寄木をつくる過程で出た、天然有色木材。

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
 正直な所、もったいないなぁと想いつつ捨ててしまっていました。ごめんなさい。。
 無駄のないものづくり。ハギレ達の新たな出会いの場に感謝です。



abebe
http://abebeblog.exblog.jp







【ハギレの素材】
草木染めの生地

【ハギレに対しての考え方、素材入手にまつわる思い】
草木染めならではのやさしい色に魅了され、
いろんな植物を使って染めて主にバックをつくっています。

ありそうでないシンプルなかたちの普段使いできるものを想って創作中。
その時々で同じ植物でも染まり方が異なる為、
1点1点、色も形も微妙に違う作品。

少しでも多くの方々の目に触れて頂けるよう励んでます。



『ハギレ市+ハギレを用いたワークショップ』



【当日のワークショップ担当作家】
GR
只木芳明
hase

【開催日時】
・6月17日(日曜)9:00〜15:30(ハギレ市)
(※ワークショップは9:00〜16:00の時間帯で行います。
 「当日参加型」となっておりますので、お好きな時間にお立ち寄りください。)

【開催場所】
・大鳥神社(席数12)

【ワークショップの制作内容】(←ようやく決まりました!!)
・「ハギレを使った自由制作」
・「"slender case"をつくる」
・「サシェ」
・「紙で創るはこ」
・「紙で創るカードケース」
・「接ぎ端材の針山」
(※6つの制作メニューのうち1つだけ作りたい物を選んで頂きます。
 より多くのお客さんに参加して頂きたく思いますので
 短い時間でも楽しんで制作していただける内容を吟味しました。
 サンプル写真・料金など詳細は近日中にブログからお知らせします。)



ハギレ市は「ハギレ(端材)を一般販売する場」であり
隣では「ハギレを用いて実際に制作をする場」として
当日参加型のワークショップを行います。

沢山のみなさまのご来場をお待ちしております。

伊藤 康祐
info@tezukuriichi.com







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