手創り市写真部座談会(中編)


写真部座談会・1月6日(中編)


(*前編については「こちら」clicks!!をご覧下さい)


新年が明けて最初の日曜日。昨年から開催予定のままでいた「手創り市写真部座談会」がこの日、手創り市事務局にて実現しました。では早速、その模様をお楽しみください。


【手創り市写真部】

荒木さん→荒(ハンドルネーム:toshi) 梅津さん→梅(ume)  

皆川さん→(こむぎっこ) 坂田さん→坂(Asumi Sakata) 

新津さん→新(s.niitsu)   布田さん→布(Ayako Fuda)


聞く人:名倉→名 ライター:植岡→植


……

ここで、事務局のドアがノックされ……


名:「新津さんかな?」


写真部、新津さん登場。


一同:「あけましておめでとうございます!」

荒:「お久し振りです」

新:「お久し振りです」

名:なんとなく始まってて、とりあえず新津さんの自己紹介を。それと写真を始めたきっかけを教えてください。

新:「新津です、よろしくお願いします」

一同:「よろしくお願いします!」

新:「きっかけは散歩が好きで、カフェとかよく行ってるんですけど、撮りたいなと思って、最初デジタルカメラとかで撮ってたんですけど、一眼とかハマリ出して、だいたい二年位です。で、好きな写真家はオズマガジンとかの写真を撮ってる川島小鳥さん」

荒:「人気ですね」

皆:「二票!」

新:「その人が好きです。以上です」


za_niitsu.jpg

(写真部・niitsuさんの撮影ひとコマ)


名:では次にいきます。何故写真部に参加しようと思ったか? さっき言ってる人もいると思うけど。誰からいこう?…植岡さんじゃないから大丈夫だよ(笑)

一同:笑

荒:「写真部じゃないですものね。違うか〜」

名:じゃ、荒木さん。

荒:「最初は名倉さんのツイッターか何かを見て、すぐに応募した感じだったかな。元々趣味で写真を始めてて、シャッター押す事自体が楽しいというか、麻薬的な所があったんですけど、もうちょっと上手くなりたいなって。友達、写真好きな連中と付き合ってるのもあって、写真展、グループ展みたいなものもやり始めてたんで、もうちょっと先、定年後の楽しみを」

皆:「すごい先ですね!(笑)」

荒:「まぁ、そんな状況にもなって来た」

名:エバー・グリーンな。

荒:「そうですね。そんな感じがあって、元々趣味で始めてもすぐ飽きちゃうんですよね、性格が。でもこれだけはずっと続いて来ているんで。それを大切にしていきたいなっていうのが自分の中にあって、名倉さんのツイートを見てすぐに応募した、みたいな感じでしたね。もっと上手くなりたいな、と。ま、変わってないんですけど」

植:「実際写真部に入って、普段撮っていた枚数よりも総量は増えました?」

荒:「いや、あんま変わらないかな? ただやっぱり気を使いますね。街撮ってるとか、物撮ってるとか、そういうものじゃなくて、作家さんが色々な想いを込めてつくった物が置かれてたりする訳で、気は使いますよね。お客さんもいるじゃないですか? 写真撮ってたら邪魔にもなっちゃうだろうし、そういう感覚の違いは大きいですね」

植:「なるほど、ありがとうございます」


名 : 次、梅津さん。

梅:「きっかけは、手創り市は毎月行ってて、ブログ見て、確かに名倉さんの思ってる事、こんなにいい場所なのに記録として残してないのはもったいないなと思って、その時、他の事で、気持ちの中でモヤモヤしてて、何かちょっと挑戦したいなって思って、応募しました。実は」

荒:「何かやってやろうって」

名:弾けた感じで。

梅:「そう、やっちゃえ! みたいな感じで。でもこんなに人数多くなるとは思ってなかったし、実際やってみて、お客だと買う買わないになっちゃうけど、写真部だとそういうのなく作家さんと話せるからそれはすごくいいなと思って」

名:すごい生々しいね。でもすごくいいと思う。

植:「実際写真部に入って「やったろー」って言って」

梅:「「やったろ−」じゃない(笑)」

名:それちょっと盛ってるよ(笑)

一同:爆笑

植:「やってみようと思って、やってみて、そのモヤモヤっていうのは解消されたんですか?」

梅:「多分」

植:「多分て(笑)」

梅:「でも最初緊張したけど、楽しいし、作家さんとの距離が近くなったから」

名:買う買わないがあると距離を感じちゃう?

梅:これちょっと興味があって見たいのに、あまりショップ定員さんみたいに、「これいいですよね?」みたいに言われちゃうと、買わなくちゃいけないのかな、みたいになっちゃうから。それが今はないから」

名:作家さんはそういうつもりはないだろうけどね。でもどうしても、展示販売の場であるから、最終的なゴールは売れるか売れないかって所はないとは言えないよね。

梅:「はい。以上です」


名:次、皆川さん。

皆:「手創り市を始める前は、割と風景とか撮って、ちょっと私もモヤモヤってしてて(笑)」

一同:爆笑

植:「初めてつながったじゃん(笑)」

坂:「やったー(笑)」

梅:「いつもだいたい逆だったのに(笑)」

皆:「人とかポートレイトは撮る気にはならなくて、それでちょっと「物」というテーマを決めて撮ってみたら面白いのでは? と思って参加しました。それで結構、さっきも言ったんですけど、撮るって事よりもあの場で楽しむって事が私には楽しくて、写真どうこうよりも、それを楽しんだので、今年はどう撮っていくかっていうのを考えてる所なんですけど。ちょっと友人に「シンプルな写真だね」って言われて、心の中はグチャグチャしてるんですけど、それで、自分の中で答えは意外と出てるのか? って思って、それを活かした写真を取りたいと思っています。それは手創り市と関係ない所ですけど。ある程度自分の中で考えとかが決まってないと、取れないので」

名:モヤモヤは晴れましたか?

皆:「はい(笑)」

一同:爆笑

皆:「晴れて元旦となったので」


名:はい。では、坂田さん。何故写真部に参加しようと思ったのか?

坂:「仕事でやってたので普通に撮るのが好きで、ただ今メインの仕事が必ずしもカメラマンの仕事ではなくなったので、大学の助手なので、日々写真は好きで撮ってはいるんですけど、手創り市みたいな場で色んな人とコミュニケーション取れたらいいなと思ったので、それで参加した感じです。前、カメラマンの仕事してたら出来なかったけれど、今回土日が休みになったし、タイミングが丁度良かったのですぐ応募したって感じです」

名:その頃、モヤモヤはなかったですか?

坂:「(梅津さん、皆川さんを見て)それはここだけです(笑)」

一同:爆笑

荒:「いや、そこは拾って貰いたかったな〜(笑)」

坂:「私もちょっと色々あって…(笑)」


名:はい。次は新津さん。

新:「はい。手創り市には毎月行ってたんですけど、ブログとか見てて、革の雑貨、自分でもつくったりしてたので」

一同:「ふーん」

新:「革とか習ってて、なんかそういうヒントとか貰えたらいいかなって。写真も始めてたので、それで撮ってみたいなって思って面接行ったんですけど、そしたら色々と楽しい事があって良かったです。知り合いの作家さんとかも増えたりして、知り合いに手創り市出してる人もいたんですけど、そういう人からも「写真部でこういう写真撮って欲しい」っていうヒント貰ったりとかも出来たりするんで楽しいです」

名:それはみんなに教えてくれないの?

皆:「うん、聞きたい」

新:「それは座談会で言おうと思ってたので」



名:はい、すみません。では次行きますね。写真部に参加する前と後の会場での感じ方、ですね。お客さんで来てる時と、今写真部で活動してて会場に来てる時の、意識の違いだったり、ここはいいなとか、ここはちょっとな、とかあれば。

荒:「みんな同じ様に感じてるんだろうけど、距離感が違うって」

新:「あの、作家さんと写真部って結構作家さんからしたら写真部は別って考えてる人が多くて、自分達は同じつもりでやってるじゃないですか? 作家さんの立場から。そういうのがちょっと意識がずれてるんじゃないかな? って気が」

皆:「人によってありますよね。すごい話やすい人とか、その人のキャラクターもあるけど」

坂:「あと、時間帯とか光の感じとかも、写真を撮るからそういう事は気にするようになりましたね。冬だったら早目に行かないと暗くなっちゃうとか。午前中の方が光が綺麗だし、光の状況を見て、ここのブースは今撮るのがいいけど、あそこはあんまり良くないから後で撮ろうとか。あと、毎回行ってると、季節によって作家さんが同じ人だったらアイテムが増えてるとかいうのがより見えて来たなっていうのはありますね」

名:皆川さん、そのあたりは?

皆:「やっぱり季節の移り変わりを商品だったり、大鳥神社の境内の紅葉だったりとか、行ってる毎に季節の移り変わりを楽しめるというか。その辺がやっててやはり楽しいですね」

坂:「手創り市の写真プラス、季節の写真を一枚入れようと思って」

名:そうすると記憶に残っていくよね。あの頃はああだったなーとか。

坂:「結構写真って見ると、昔の事でもわーって思い出せる。そういう空気感含めて取りたいなって思ってます」

名:その辺、文字でルポやった人からしたらどう? ルポも毎月あって写真部も毎月あって。

植:「そうですねー」

名:植岡さんの場合、文字で表す訳だから、ビジュアルない訳じゃん。

植:「僕の場合は……」

名:思い出したくない?

一同:笑

荒:「なんかあったの?」

一同:爆笑

植:「モヤモヤがありまして(笑)」

一同:「あはははは」

植:「一年間丁度やれたので、一年を通じて、手創り市が見れたってのは大きかったってのはありますし、それは自分自身が変わっていった、ルポって全くやった事のない状態で始めたので、そこでどういう質問を投げていこうかだったりとか、手法とか、意識とか、ここが大切な部分だとか、そういうものを発見しながら変わっていって、一年間を終えられたので、そこが一番大きい所かもしれませんね」

名:で、写真部との比較。

植:「比較……」

名:例えば写真部の人達は言葉を介さずとも写真だけでポンって、ビジュアルの強さってあるじゃん? それはどう?

植:「そう、写真部のブログを見てるんですけど、僕が「手創り市のルポ」であえてやらないし、写真を載せないだとか、リンクを張らないだとか、そういう部分を皆さんやってらっしゃるじゃないですか? で、見やすいっていうのはすごくあったりして、入ってくるものもすごくあるし、ちょっと畜生って思う部分もあるんですけど」

一同:爆笑

名:まさにモヤモヤがね(笑)

植:「あるんですけど、でもそこは置いておいて、写真部は写真部で写真を中心として伝えられる事を伝えていくってことをやってるんだと思っていて、僕は文字だけを使ってそれをやっていけたらいいなと思ってやっていたんで、モヤモヤはありません」

一同:爆笑

新:「モヤモヤって何ですか?」

坂:「写真部に入るきっかけがモヤモヤ」

梅:「解消されたって話しです」

新:「ブームなのかな?って思って」

植:「ブームです(笑)」

名:ここだけのね(笑)

荒:「狭っ!(笑)」

一同:爆笑



名:じゃ、次行きますね。撮影中にハッとした事、撮影中に気を付けていること、何かあれば?

新:「作家さんのこの作品だけ撮ると見栄えが悪いので、草とかと一緒に撮るとか、そういうのは気を付けたりしてます」

名:その草とか花とかは用意してるの?

一同:笑

新:「落ちてるやつとか他の雑貨の小物とかをこの辺に置いてとか」

名:ほー。つくってるんだね場を。               

新:「そうです。シーンを」

坂:「若干悩むのが、値札を入れたらいいのか、入れない方がいいのかって」

梅:「あー!」

坂:「たまに撮ってる時に、向こうから言ってくれた場合は値札は隠す」

皆:「そっかそっか」

荒:「うーん、なるほど」

坂:「そういう人も若干いるので。明らかに取らないと撮れないものはそのまま撮っちゃうんですけど、そうじゃない時は、角度でよけれるなら撮るみたいな。あえてぼかすのは変だからそこ迄はやらないですけどね」

荒:「モザイク」

名:それ作家さんとかに言われた事ある?

坂:「言われた事あるんですよ、実は。値段を隠して撮って欲しいって。それをきっかけでそっかって。でも自分がブログを見る側だとしたら、値段の目安は知れたらいいなと思いますね」

皆:「ネットショップとかでリンクで飛んだりして、値段が違ったりしたら」

坂:「でも値段は違うのは理由はちゃんとあるじゃないですか? ここはマージン取らないとか」

名:結構それはなかなか難しい……。

坂:「これはカットしても全然(笑)」

一同:笑

坂:「生々しい話なんで(笑)」

名:ま、でも作家さんの方でも言ってくれるよね?

坂:「嫌な人は言う筈なんですけどね」

名:会場で写真撮ってる人って写真部だけじゃなくて、結構たくさんいるでしょ?そうすると写真を撮られる回数って一日の回数で多いと思うから、撮られる事に対しても気を付けてるんじゃないかなって思うけどね。それは聞いてみないとわからないけど。

荒:「一回だけ撮って欲しくないって言われた事がありました」

梅:「私もありました」

名:作品を?

荒:「というか、このブース全体を。写真が嫌いなのか? 何か色々あったのだとは思うんですけど。始めて二回位の時かな?」

新:「写真部の人が立て続けに4人位来たっていう作家さんがいて、面倒臭くはなりますよね?」

名:2人位ならいいけどね。3人位から「あれ?」。4人位から「またか」って。

新:「最近、撮る前に「来ましたか?」って聞いてますね」

一同:ああー。

皆:「養源寺さんの方は下が石畳だから撮ってて色が映えるなっていうのはありますね」

一同:ああー。

皆:「全然違うと思う。雑司ヶ谷の方だと、下が土だから、なかなか商品が引き立つのが難しいなと思って」

名:背景がコンクリだと黒くて画面も締まるもんね。ちなみに新津さんは今まで写真を撮ってくださいって言われた事はありますか?

新:「あります。撮ったりして、他の手作り市の選考の写真に使うみたいでした」

荒:「いいんだ!?それ?」

名:それちょっとなあ…モヤモヤしちゃうね。

一同:爆笑

名:でも単純に、無責任な言い方かもしれないけど、作家さんの方から「撮ってください」っていう言葉が出てくるともっと動きが出て来るんじゃないかなって。

皆:「写真部に対するアンケートとか要望みたいなものを貰えたら嬉しいなって」

荒:「確かに」

皆:「直接だと言い難い事とか、書面だと色々、それぞれ想いがあるだろうから」

荒:「色々出てくるね。うざいとか邪魔だとか(笑)」

一同:笑

荒「一回ありましたね。アクセサリーの作家さんが、受付に来て写真撮って欲しいって」

坂:「その辺難しいですね。あんまりきっちりやっちゃうと緩やかじゃなくなっちゃうし」

名:要望って難しいね…

坂:「言ったもの勝ちになってしまうんじゃないかなーっていうのがありますね。あとブログ見てて、みんな自分の気付かなかった作家さんの作品撮ってる事があって、ハッとする時ありますよね」

梅:「ある!」

坂:「それがいいのかなって」

荒:「万遍なくは撮れないですよね?」

名:万遍無くって言われると、責任感に近い。

坂:「そうなっちゃうと仕事になっちゃうから、そうじゃない今が自由な感じで撮れるのが面白いなと思う。私はですけど」

新:「あと作品の配置の仕方でも撮りたくなる。ただ置いただけでは撮りたくはない」

名:撮る側としてもやっぱりその作品だけじゃなく、その環境からして撮りたいっていうのが。

新:「やっぱり上手く取りたいから、上手く取れそうな所を選んでいます」



名:では次いっていいですか? これから写真部としてやってみたい事などありましたら。なんでもいいですよ。

梅:「みんなシーンとしてる(笑)」

荒:「何だろうね? 飲み会?」

一同:爆笑

新:「そういう交流とかって深めていった方が」

荒:「一旦、軽く砕けた感じが出きればね」

名:結局、来る時間も帰る時間もフリーだから。

坂:「写真展とかはやってみたいとは思いませんか?」

皆:「写真展やるって話しがありましたよね? 何月位を?」

名:一応、一年やってからって考えてて。

新:「その写真展って今まで撮った写真を使うんですか?」

名:そうだね。それぞれで持ち寄ってってなるかなぁ。その他何かありませんか?

坂:「やろうやろうと思ってつくれてないですけど、BCCKSとかで写真集つくれるじゃないですか?」

荒:「前、たくさんつくってたものね」

坂:「あーあれは、photobackとかでつくったやつです」

名:新津さん何かないですか? やれるかどうかは別として。

新:「写真部グッズとかつくりたい」

荒:「グッズ来た!」

新:「ポストカードとかカレンダーとか」

植:「カレンダーいいな」

荒:「カレンダーいいね」

新:「手創り市だと、写真部ブースだとか」

植:「それ面白いですね」

荒:「受付の5分の1くらい借りて(笑)」

一同:爆笑

名:毎回じゃなくても、写真部のブースをつくってみるのはいいかもしれないね。半年に一回とか、一年に一回とか。

荒:「そこで壁付けて、写真をちょちょっと貼ったりして」

名:植岡さん何かない?

植:「前回の&SCENEでもライブの写真など撮って貰ったのですけど、これからもお願い出来たらと」

新:「楽屋は撮ってもいいんですか?」

植:「楽屋かぁー。アーティストさんがいいって言ってくれたら」

名:そういうのいいね。楽屋はきれいにしておいて欲しいけどね(笑)

一同:爆笑

植:「その方がさらにライブ感出ますよね?」

名:後ろから追ってくとかね。入っていくところを。

植:「それもぜひぜひ」



名:全然話し変わりますけど、10月のARTS&CRAFT静岡に来てくれた写真部の感想を。来れなかった人もいるけれど。

坂「広いなっていうのがありますね。40かぁーって」

荒:「40?」

坂:「三人で割ったんですよ、ブースが120位あって、40。食品ブースだけで20位あって、そこを先に押さえて。そこから周ったんですけど、神社にお参りにいけなかったのが残念です。雑司ヶ谷のブースと違って、一個一個のブースが大きいんですよね」

名:3メートル×3メートル。

坂:「プロでやっているっていうか、本格的な方が多いなって印象でしたよね?  食事の所はその場でつくってるから。現場調理。あったかいものが食べれる。地元も方も多く来てて「静岡いい所でしょ?」とか言われてあったい場所でした。雑司ヶ谷は雑司ヶ谷でブースは狭いんですけど、色んなごっちゃ感があって。それ新津さんとも話してたんですけど、雑多感があるから、ま、それがそれぞれの特徴だねーっていう。なんじゃこりゃっていう物はそんなに静岡にはない。悪い意味ではなくてね。作家さんのスタンスも違うのかなって思って」

新:「椎茸の店とか面白かったですね」

坂:「美味しかったですね」

名:しいたけぞう?

坂:「はい。朝採り椎茸とか入ってたり」

新:「面白かったです」

坂:「あと、みんなが亀池の周りに集まってピクニックみたいにしていて」

新:「ザリガニ釣ってましたね」

坂:「新津さん子供と釣ってましたよね?」

新:「あまり釣れなかった(笑)」

坂:「あと、ARTIST部門ってあって、宝探しみたいに会場に作品があって、光で表情も変わるから。布田さんとかと話してたのは、二日間やってて、一日写真部の仕事頑張って、一日フリーで遊べたらなって楽しいよねって言ってた」

名:じゃあ、今度の四月は!

梅:「行ってみたいとか思います、見てて」

名:経費ちゃんとつくれる様に静岡で相談しておきます! そうだよね。写真撮ってお終いじゃね。次回は一泊二日で行ける様に行けたらいいですね! あと何かありますか?

坂:「やりたい事なんですけど、作家さんの工房に行ったりする事あるじゃないですか?タイミングが合えばですけど、撮りに行きたい」

名:「アトリエ訪問。アトリエ訪問はとりあえず終ってるんだよね。あれはサントラをつくる為にあって。その辺、新津さんもメールで言ってたけど」

新;「一人の作家さんを撮るのってやってみたら面白いと思う」

名:今後無理のない範囲で写真部としてそれが出来たら。

荒:「作家さんをピックアップして、ひとつの作品が出来上がっていく過程の空気感とか」

新:「そうですね」

名:ちなみにこの人の所行ってみたいってある?

新:「小さな本工房さんと仲良くしてて、あの人って面白いじゃないですか? どんな感じでつくっているのか? 見てみたいですね」

坂:「繭工芸さん。お父さんが元々蚕をやっていて、そのベースに今があるみたいな」

名:バックグラウンドまで知って、それを見せたら面白いよね?

皆:「あとこの間、手創り市の作家さんとかと忘年会にいって来ました」

梅:「楽しかったね」

皆:「それもあって、まずは飲み会かな。みんなを知って、撮り方も変わって来ると思うから」

名: で、写真部の今年の抱負は「飲み会をやる」と。

一同:笑

新:「それすぐ出来るじゃないですか? 今年の抱負?」

荒:「いや去年これ出来なかったからデカいんだよ」

新:「どんだけ緩いんすか(笑)」

一同:爆笑



名:じゃ今から、今年の個人的な抱負を聞いてゆこう。

荒:「今よりは上手く。あと周りをもっと見れたらいいなと思います。作家さん、お客さんを」

坂:「私は去年以上に顔見知りの作家さんを増やす。色々コミュニケーション取って」

皆:「もうちょっとコミュニケーション取りながら作家さんの要望を入れたのを撮ってみたい」

名:ああー。具体的に自分の撮りたい写真もそうだけど。

皆:「自分的には自分のカラーを出すっていうのはあるんですけど、色々話して色々柔軟に変えていきたいです」

梅:「何も考えてないです。皆さんの様に上手く撮りたいっていうのはもちろんだし、でも自分のカラーは取っておきたいし、景色とかも上手く撮れるようになりたいです」

新:「作家さんと仲良くしていって、でも写真部で出来る事っていっぱいあると思うので、それを追い求めていければいいかなと思います」

梅:「まとめてくれた」

一同:「かっこいいー!」

新:「いやいやそういう意味で言ったんじゃない」

一同:笑

新:「皆さんと一緒に」

名:オレについて来いよと(笑)

皆:「締めに相応しい言葉ですね」

新:「そんな気合入ってない」

一同:爆笑

名:もっと面白くしていきたいよねって。

新:「そうですね。面白い、お笑い集団に」

一同:笑

荒:「頑張りましょう! 笑顔は絶えないね。挨拶はみんなハイタッチみたいな」

新:「それ採用です」

一同:笑

名:そんな訳で2013年もよろしくお願いします!

一同:よろしくお願いします!


……


次は「後編」。

終わった頃にやってきた布田さんとこの日は欠席された部員2名の様子をお届け致します。


※ご意見・ご感想、写真部へのご要望などは下記mailまでお気軽にどうぞ。

手創り市








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