田舎に帰って・・・

僕もそうだけど、まわりにも田舎(人が少なく、自然が多いという意味ではなく)
から東京へ出てくる人はたくさんいる。
(同じように東京のような大都会に出てくる人も含めて)
最近自分のまわりでよく聞く話があり、こんな僕に相談してくれる。

「そろそろ自分の田舎にかえって独立しようと思う。」
今やっている事(仕事)の延長で独立をする。
そんな主旨の話。

こうした事を話すのは正社員・フリーターに限らず確かにいます。
それはおおいに結構だと思うし、素晴らしい事だと思う。
そして微力ながら何かの役に立てないか?と真剣に考える。
頼まれてもいないおせっかいをしてしまう。
時としてそれを負担に思われる事もあるかも?・・・
と内心思うくらいな時もある。
まあそれは僕の問題なので別にいいけど。
何をしたいのか?
どんな事ができるのか?
具体的には貯金はあるの?とか、
ひとりでやるの?とか、そんな事を話をする。
当たり前の事を敢えて話をして、目の前にいる人に再度考えてもらいたいと
思うし、単純にやっぱりまだ起業前の時って不安よりも期待がやたらめったら
あるから自分に置き換えてしまうと面白い。
こういう時間は自分にとってもそれなりに意義があると思うし、
そんな話をしてくれた相手にありがとうと思う。

で、その目の前にいる人との話が終わり、ひとりになった時に思う事がある。

今、自分が生まれ育った街に帰って何するんだ?って。
もちろんやりたい事がない訳ではないし、むしろ「ある」。
今は手創り市なり何なりをやっている自分がいて、
自分の田舎でどんな事が起こっているのか?という事も気になっている。
ほんと考えるとキリがない。ああ帰りたいなあなんて簡単に思ってしまう。
けれども、最終的には今は絶対何があっても帰れない、帰りたくない、
っていきあたります。

我が事ですが、18の時に東京に出てきてあっという間に12年がたつ。
その間に人並みに適当に色々あって今の自分がいる。
大きな事を言うようですが、東京の街で何かを抱えてきて、今も抱えているその何か、
それに対して今はまだ為していない事がある。だから今帰っては駄目だと。
(言葉にするとわかりやすくなってしまうけど、
 実際にはもっと訳がわからない変なのが細々あるはず)
たぶんこんな事は誰だってあるんだろうし、色んな全てが解決って訳にはいかない。
どこにいても問題がないときなんてないし、だからこそ面白い。

で、話は戻ります。

ひとりになった時に思う事。
「そろそろ自分の田舎にかえって独立しようと思っている人」は、
東京に出てきて自分で色々やってきた仕事に対する内面で抱えてきた事は
どうなってるのかな?と思うのです。
(これは仕事の話です。プライヴェートの事ではなく。)
自分であれば、最低限「これだけは!」てゆうのがクリアーできないと
独立しますとか、田舎にかえりますとか、言えないよなって思うから。

今度その辺の事を、身近で田舎に帰って独立する目標をもって今を頑張っている人に
聞いてみようと思う。

今日は朝からバスに揺られ、朝食をいただき、雑木林を歩き、バスに乗り遅れ、
駅まで歩き、電車に揺られ、お茶をし、電車に乗り、路地を歩きながら、
そんな事を考えていました。

カフェギャラリー温温さん、楽風さん、ひぐらし文庫さん、
今日はお邪魔しました。
ありがとうございます。

名倉哲
info@tezukuriichi.com









配ってます

以前にも本ブログでお知らせを致しましたが
2010年手創り市のチラシが出来上がり、現在手創り市会場をはじめとして、
多くの店舗様、施設で設置、配布しております。
今年のチラシは昨年までとは大幅に変更したので改めてご紹介します。







B4サイズの四つ折り、
色んな角度から見てみると面白いですよ。
猫ちゃんがいなくなってしまった、と思った方ちゃんといるので
もう一度見てみてください。
それと申し訳ないのですが、大事な項目「連絡先」をしっかりと入れるのを
忘れてしまいました。これ、怪しいですね。他意はございません。
連絡先ははこちらをご覧ください。


現在スタッフ募集をしてますが、(※募集は締め切りました。)
女性スタッフへの応募が結構たくさん来ています。

正直な話、面接って苦手です。
受ける側ではないのですが、非常に緊張します。
お水やお茶なんか出しても、自分がすぐに飲み干しちゃいます。
それ位にです。
やっぱりスタッフひとり選ぶのって大変なんですよ。
なぜなら私としては出来る限り長くいてもらいたいし、
いずれいなくなるにしても手創り市に関われて良かったと
思ってもらいたいですし、スタッフがこの先何をするにしてもその人の
為になってほしいし、まず手創り市で良い出会いがあってほしいと
思いますから。
だから、この人に手創り市の仕事をお願いするという感覚ではなく、
「この人なら一緒に仕事ができる」って思える人にお願いしてます。

面接へ来る方へ
面接の時に話をするからいいではなく、
履歴書にはしっかりと自分の考えや気持ち、
手創り市へ来た時の感想を書いてきて下さい。
市販の履歴書の書式が気に食わない方は自分で作っても結構です。
ただし、写真は普通のちゃんとしたものを添付してください。
履歴書のスペースじゃあ足りないという場合は裏でも別紙でもいいです。
履歴書の格好よさは問題としません。
KYなんてつまらない事も思いません。
で、面接前に書いた内容をもう一度確認してみてください。
自分で再度確認してみて「???」という所がなければ、
それはその人にとって正しい履歴書だと思います。
お会いできるのを楽しみにしています。

名倉哲
info@tezukuriichi.com








AUTTAA 個展

昨年7月に手創り市にてワークショップを開催したAUTTAAのお二人が
展示会を開催いたします。

場所は茅場町にある「森岡書店」さん。

森岡書店さんには私も何度か訪れていますが、
AUTTAAのお二人がつくる作品や世界観とぴったりの場所だよな、
と思ってます。 
私も時間をみつけて見に行こうと思ってます。
皆さんもよかったら是非!

AUTTAAとは、
アライナオコとアオノヒロコによる革小物ユニット
靴、鞄、革小物の制作のほかに定期的にWorkshopを開催
2009年より活動を開始
甘くない手づくり品であること
使っていく過程でその人の味が生まれることを
大切にしながら日々こつこつ制作しています

AUTTAA HP http://www.auttaa.info/





静岡にて

先週末は静岡県清水(現・静岡市)に法事で帰省しました。

実際の法事は翌日だったので久しぶりに清水の友人夫妻に会う事になり、
ちょっと時間もあったので手創り市のチラシを置かせていただいてる
「sahanji+」(サハンジ・プラス)さんにご挨拶に伺う事に。

sahanji+さんは、暮らしのまわりの雑貨や作家さんの作品を常設し、
作家さんによる様々な展示会も行っているお店です。
私の中で、はじめてこのお店にお邪魔した時に、ついに我が町清水にもこんな素敵な
お店ができたか・・・と、もの凄く嬉しかった記憶があります。
駄菓子屋でおでんばかりじゃあないよ、サッカーだけじゃあないよ、もう今は、とも。

この日はタカハシナオさんというかばんを作る作家さんの展示会をしていて、
店内見渡せば様々なかばん達が並んでいました。
この日はこれから会う友人夫妻の引っ越し祝いを、と思っていたので
自分の為に来た訳じゃあない、と思いつつタカハシさんのかばんが気になって仕方ない。
とにかく「今日はちがう、また今度」と自分に言い聞かせ、引っ越し祝いを購入し、
店主さんに挨拶をし、静鉄というローカル線の駅へ向かいました。
結局、店主さんとはたいした話もできず、それもまた残念でしたが、
まあ今年は結構帰ってくる事もあるだろうとおもい、
それもまた次回の楽しみにしようと思いました。

自分が産まれ育った街でこんなに近くに、こんなに素敵なお店がある事、
それは秘密にしておきたいと同時に、皆に知らせたいとも思います。
(とは言ってもサハンジ・プラスさんはよく知られたお店です)
これからも帰省の際には必ず寄らせてもらいたいお店のひとつです。

今年も、手創り市のチラシを置かせていただき感謝しております。
sahanji+さん、ありがとうございます!

sahanji+ 〒424-0851静岡県静岡市清水区堂林2-9-5









コラム:つくること 前田美絵さん

コラム:つくること  
前田美絵

 
「つくること」「野外の市に出展する意義」など普段からあまり深く
ものごとを考えたりしない方なので、なかなかうまくお話しする事が
出来ないのですが。

私にとって、作品をつくることは、特別ではなく自然なことで、
本能なんじゃないかなと感じています。

出来上がった作品は、自分の内から、自然と出てくるかたち。
思うがままに、成形したり、模様を描いたり。。。
つくっているときは大体、無心で手を動かしている と思います。

「野外の市に出展する」ことも自然なことで、特に考えを持って出展
していたわけではないと思うのですが、「手創り市」に何度か出展させ
て頂くうちに、いろいろと見えて来たものがありました。

私にとって「雑司ヶ谷手創り市」は、とても心地良い場だなあと、
会場で出展しながら感じています。

そして出展する度に、いろんな方と出会え、だんだんと繋がりが出来て
ゆく事が本当に幸せで、大切な場所だなあと感じています。





※「コラム:つくること」とは?
  こちらをどうぞ




お招きいただき

1月17日の手創り市開催もお天気も良く無事に終える事ができました。
が今思い返せば、
私たちにとって今年最初の手創り市と言えるような事はもっと前にあったのかも・・・

皆さんもご存じの品川てづくり市。
今年最初の開催が手創り市よりも一週間前にございました。
そして、なんと私たち手創り市の面々に
「市の終了後に新年会をやるので是非いらしてください!」
と、代表の薄葉さんよりお招きいただきました。

「え?うちらでいいのかな?」と思いましたが、
せっかくお招きいただいた訳ですし、市終了後に参加者の皆様や品川てづくり市
スタッフの皆さんともじっくりお話ができる絶好の機会でしたので、少しばかり恥ず
かしいなと思いつつもしっかりお邪魔してきました。

新年会の場所は新馬場駅の商店街にある集会所。
スタッフのあきたさんと待ち合わせをし、二人とも人任せな態度でお互いに
「行き方調べてないの?」とけん制しあいつつ、薄葉さんにもらった地図をもとに商店街を
ずんずん歩いてゆこうとすると、そこには手創り市でもお馴染の作家さん達が目の前に。
あちらも気がついた様で「あら、今日のスペシャルゲストって手創り市さんなんだ!」と。
ゲストと言えばゲストかもしれないけど、スペシャルって言われてしまうと荷が重いなあと
思いつつあきたさんを窺うと、あきたさんはそんな様子もなく普通に会話にはいってました。
私、恐縮するなあと思いつつも、おくれてなるものか、と会話にくらいついて行こうと思った
けれども女性陣の中にうまい事入れなかったので、風情ある商店街に目をむけていました。

商店街をまっすぐ行くとやがて会場が見えてきました。
そして今日の新年会にだされるカレーうどん屋さんもついでに見つけ、中をのぞこうと
思ったけど、「(会場の)中にどうぞ!」と促され、あきたさんに「お先にどうぞ」とお先に
言われてしまったのでお先に入りました。
するとやっぱり知ってる人がたくさんいました。
笑顔でいろいろと話しかけてくれるんですけど、こっちは恥ずかしさが先行していて
「へへ、どうもどうも」なんて感じで今思うともうちょっとしっかりしてればよかったな、
と思いました。

なんだかんだで会場には結構な人の数がいて、
時間がきたので、品川のスタッフの「オダチャン」さん(変な呼び名ですけど)の
長くて笑える号令により会は始まりました。
お蔭でだいぶリラックスしました。
オダチャン、どうもありがとう!

目の前には顔見知りの作家さんがいて、
色んな話をしました。してくれました。
ここで書くには長すぎるし、私もいちいちそうなのかー、そうだよな、と感心していたので
まとめようもないのですが、作家さんの率直な意見を聞けたし、聞かれもしました。
それに対して私たちもそれなりに御答えができたし、こういう場は大切だな、
と本当に感じました。
普段の市開催中ではなかなかたくさんの方とじっくりと話ができなくとも、
こうした場があるだけで普段は手が及ばない形のコミュニケーションが
自然にうまれる、それが何よりもいいなと思いましたし、そこに呼んでいただいた事に感謝です。
その他、薄葉さんとも品川てづくり市のこれまでやこれからを話したり、
私たちも同様にこれまでこれからの話ができました。

今、都内には同様の市がありますけど、目の前にいる薄葉さんをはじめとする
品川てづくり市の皆さんは本当に作家さん・商店街の皆さんとの繋がりが強く、
だからこそこのような形で新年会を催す事が出来るんだな、と感じました。

新年会がひとまずお開きになり、私とあきたさんは品川の駅まで歩く道すがら、
二人して「すごいよな(ね)」と言い合い、自分たちも自分たちが出来る事を
やってゆこうと話し合い家路につきました。

品川てづくり市のスタッフの皆様、
市に協力する商店街の皆様、
品川神社の皆様、
お会いする事ができた作家の皆様、
楽しく、私たちにとっても感じる事が多い時間をつくってくださり本当に有難う御座いました!
これからもお互いの市で協力し合いながらやってゆきましょう!

今年最初の手創り市は、私の意識の中では1月10日からはじまったんだなあー
とこんな事を書きながら思いました。

次回の品川てづくり市は2月14日の開催、是非どうぞ!
(私ども手創り市は翌週の2月21日の開催となっております!)

名倉哲
info@tezukuriichi.com





連絡先


「HP」 http://www.tezukuriichi.com

「blog」 http://tezukuriichi.jugem.jp

「mail」 info@tezukuriichi.com

「☎」 03-3956-2254
※平日週末ともに15時以降がかかりやすくなっております。
 ただし、不在の事も多いのでmailでのご連絡をお勧めしております。

「申込書郵送先」 〒173-0021東京都板橋区弥生町68-1ロジカフェ手創り市

「開催当日の連絡先」 090-1206-7868
             ※開催日のみ繋がります。待ち受け専用となります。

※現在ロジカフェは通常営業をしておりませんのでご了承ください。
  イベント時のみの開店となります。





手創り市スタッフ募集

※募集は締め切りました。現在募集しておりません。

手創り市のスタッフ募集をします。

今回は、
鬼子母神会場 スタッフ2名。
※朝6時半までに鬼子母神会場へ来れる方。
※男女問いません。
※有給、昼食付き

手創り市の業務は、
朝6:30に鬼子母神に集合、
その後それぞれの会場の準備に、
それぞれのスタッフが分かれ準備にむかいます。
7:00から受付。
この時には受付担当係と会場案内係に分担されます。
そしてだいたい9:00頃まで受付~案内がずっと続きます。
ここまでが一日で一番忙しい時間帯です。
ただし参加する作家さんはなかには6:30前にいらしている方も
おりますので「たいへんだ・・・」なんて言ってられません。
9:00ちょっとにはほとんどの受付が終わっていて、
少しのドリンク休憩があります。ただし、「〜ながら休憩」です。
その後は会場内の見回りをしながら、トイレのチェックしながら、
会場周辺の駐輪・駐車のチェックをしながら。なんとなく休憩。
10:30頃からお客さんがたくさんいらっしゃいます。
それからはチラシ配りをしながらお客さんからの問い合わせに
対応したり、受付をしながら様々な問い合わせに対応します。
その後、11:30くらいから休憩・昼食です。
近くのカレー屋さんに行ったり、お弁当屋さんに買い出しに行ったり、
その月の忙しさによってまちまちです。
この間も会場内をみまわりながら、作家さんと話をしたり、トイレの
チェックをしたり、自分のお気に入りの作家さんの作品を見つけたり、
なかには近所の古本屋さんに少しだけいってしまう人もいます。私ですが。
13:30くらいからワークショップの案内や当月の作家さんの紹介
に声をかけたりしてゆきます。
もちろんこの間もこれまであげられたこまごまとした業務は当然継続です。
これからは「コラム:つくること」をお願いにまわると思います。
15:00くらいになると作家さんの中には早めにお帰りになる方がいらっしゃる
ので登録証の返却とチェックを行います。
そして16:00に市が終了です。
その後は撤収作業をしながらも、登録証の返却作業を行い、会場内のごみなど
を見回ります。
ちなみにごみは驚くほどほとんどございません。
本当に気持ち良いです!ありがたいことです。
それと、例えば参道に泥がついていればお寺の方に泥をはがす道具を借りたり、
ほうきではいてゆきます。
銀杏の時期になると、ゴミ拾いと称して銀杏を拾っている人間もいます。
16:45には作家さんはすべて撤収されます。
最近ではどうしても撤収が遅くなってしまう作家さんもいらっしゃいますので
出来るだけ早い撤収を促したり、もしもの場合にはまずは鬼子母神から出て頂くこと
もお願いします。
厳しいようですが、これもまたルール(約束)なんです。
その後私は両会場へ終わりの挨拶に伺い、
最後に鬼子母神の方へ皆で帰りの挨拶に行きます。
17:00 「皆さんさようなら」と解散です。
基本的には市終了後に反省会や打ち合わせなどはやってません。
そういう事は、じっくり時間のある日を選んでわいわいがやがややってます。
ただし、ごくたまにあります。
こういう場合は出来るだけ参加をしてもらいたいです。

以上が手創り市の一日の業務です。
今あげられた業務の内容はもちろんスタッフ間で分担されておりますので
すべてをひとりがやる訳ではないですが全体の流れとして紹介しました。
それでも、こうしてみると意外にも手創り市スタッフもそれなりに忙しいものです。
でも、それでいいのです。そうでないといけないんです。
その上で市が最低限つつがなく進行してゆくのです。

こんな感じで市のスタッフはお手伝いをしてくれています。
そして、私も含めて皆、普段はふつうに仕事をしていたり、学校に通っていたり、
それぞれバラバラです。でも自然と最初から仲がいいんですよね。
スタッフ間では初めての対面ですが、お互いに緊張している人は今まで
見た事がない。
それがいいかわるいかわかりませんが、きっと手創り市にはそういう力が
働いているんでしょう。
そして、スタッフとしての一番のよろこびは作家さんのつくる事の気持ちや
今後の目標などを直接聞け、なおかつ今日も楽しかったです!と作家さんにも
お客さんにも言ってもらえる事です。
それが醍醐味とも言えるでしょう。

注意したい事。
朝寝坊してしまった場合、待てる限度は30分まで。それ以上は御免なさい。
なぜなら手創り市全体にとって朝のはじまりの時間が一番大切だからです。
スタッフ中でもこれは意思統一として始まりの事ですし、
私たちの準備が遅れるとそのまま参加作家さんへ迷惑がかかります。
その迷惑は作家さんと会う事を楽しみにしているお客さんの迷惑となります。
遅刻した人も一日気持ちよくはないと思います。
残念ながら、終わりよければ全て良しとは、なかなかどうもなりません。

それを踏まえた上で

「手創り市スタッフにむいている方」
・これまでに会場へ来た事がある。
・朝は6:30に鬼子母神に集合できる。
 もしくはロジカフェ(中板橋)に5:45には集合できる。
・参加作家さんとの様々なコミュニケーションを楽しみたい。
・作り手のやっている事が気になる、話が聞きたいって思う。
・手創り市が好きで、自分の「好き」を大切にできる。
・朝早くきて、夕方早々には帰る事を喜べる。

手創り市スタッフに興味があって、
上記「むいている方」に該当しているんじゃないかと思う方、ご連絡を待ってます。
まずは下記宛先に「面接希望」のご連絡ください。
ご連絡の際には「氏名・年齢・電話・最寄駅」を必ず記載ください。

手創り市面接担当 名倉哲
mail info@tezukuriichi.com

※お返事するまでに時間がかかる場合が御座います。
 その場合にはしばらくお待ちください。





「コラム:つくること」はじめます

手創り市では、
毎月開催時に見つけた参加作家さんを6名ほどご紹介させていただい
ております。
昨年より毎月紹介する作家さんとは別に、もっと具体的に作家さんを
紹介する方法がないか?と思案しておりました。
ああでもない、こうでもないと色々考えました。
で、思いついた事。
作家さんに記事を書いてもらい、その記事をブログに紹介してゆく。
なおかつその記事のテーマは手創り市と作り手にとって大切な事。

テーマは 「つくること」と「野外の市に参加する意義」です。

つくり手にとって、つくることに対する価値観や想いは作品の中に
秘められている事かもしれません。
きっと作家さんの中には、そんな事を言うのは恥ずかしい、おこがましい、
と言われる謙虚な方や単純に苦手な方もいると思ってます。
それでも、「作品(商品)をつくること」に関して様々な考え方や
感じ方があると思いますし、作品をつくり、手創り市のようなある種
「会場が区切られてなく、整理されていなく、マニュアル化されていない野外の市」
に参加する事がその方にとってどんなことなのか?
作品をつくると同時に、市に参加する事で、作品を見せる場をつくっても
いる多くの作家さん。
そうしたあらゆるものをつくっている作り手の考えを私たちは知りたい
ですし、多くの方へ知ってもらいたいと思います。
あともうひとつ、
近頃では手創り市と同様に作り手が参加するイベントが多く生まれて
います。そういった市に参加する作家さんとも話をする事がよくあります。
なかには単に手作りブームというかそういうものにのっかっただけのイベ
ントもありますよ、とおっしゃっていて、やはりそれは同じ運営者として
単純に嫌だなと思いますし、私たちは自分たちなりに、作家さんと一緒に
ものつくりの場をつくってゆく、という意識を持って取り組んでゆきたいと
思います。

そんな思いをもって、
それをまとめて、
「コラム:つくること」として始めます。

現在、初期の頃よりご参加いただいている作家さんからお願いしております。
今後は会場にいるスタッフから参加者の皆さまへお声をかけさせていただく
場合が御座います。よかったらご協力ください。
(ご承諾いただけるならばお時間はかかっても構いませんし、
 作家さんによっては本当に苦手です、ってゆうのもあるはず
 ですから、 そういう場合には遠慮なく断ってくださいね。)

お願いする前にここでどのように書いてもらいたいかお知らせ致します。

・記事の内容に優劣をつける訳ではないですが、
 ブログ上にアップされた時の読み応えという点を考えて400字程度
 文章としておこしてもらいたいです。勿論もっと長くても可能です。

・普段ブログとかを書いてる方はその感覚で臨んでもらいたいです。
 文字数を提示しておきながらなんですが、うまい文章を書くという気持ちで
 はなく、普段思ってる事をふつうに、すなおに書いて頂けたらと思います。

 ・作家さん側でも、サイトなりブログなりを持っている場合には
 「手創り市に「コラム:つくること」について寄稿しました」という様な
 宣伝をしてもらえたら嬉しいです。
 どうせなら多くの方に読んでもらいたいですからね。

・文章と一緒に作品(商品)の写真を3点程送ってください。
 送って頂いた写真のうちいくつかを文章と一緒に掲載致します。
 掲載する写真については手創り市側で選ばせて頂きます。

「コラム:つくること」は不定期更新となります。予めご了承ください。

長々とお読みいただきどうも有難うございました。

名倉哲
info@tezukuriichi.ocm





1月17日、今年の初市

1月17日は2010年最初の手創り市でした。
今年は基本的には第3日曜開催となります。
宜しくお願い致します。

今年最初の手創り市、本当に寒い中多くの出展者の皆様お疲れさまでした。

当日は新しいチラシを配りました。
その数はなんと2000枚!
すべてのお客さんに配れた訳ではないので、
実際に両会場へどれだけのお客さんが来ているんだろう?と思いました。
いつか来場者数を数えてみたいです。

今年のチラシをデザインしたのはご存じ山口洋佑さん
彼は当日風邪でお休みのスタッフのかわりに受付などをお願いしてましたので
チラシ配布の事を聞いてとてもニコニコしてました。
それもまた私にとっては喜びです。

当日会場にはふたつの取材が来ていました。
アパレル業界を専門とする「繊研新聞」さん。
そして私も毎号発売を楽しみにしている「住む。」さん。

繊研新聞の須田さんとは私自身はあまりお話ができませんでしたが
手創り市スタッフそして出展者の方々と長時間に渡ってお話をしていたようで
発刊後届くのがとても楽しみであります。

住む。の担当者の西岡さんとは初対面でしたが、西岡さんの人柄か私もリラックス
してお話をする事ができました。
雑誌「住む。」良かったら手創り市掲載号だけでなく既刊のものから読んでみて下さい。
とても楽しいし、考えさせられる事がいっぱいです。是非!

あと今月開催日はこまごまと色々とありまして、かなり忙しくあっという間に終わって
しまいました。
けれども、そんな忙しい市のひと時にとても気持ちが晴れる一瞬がありました。

14時30分頃、鬼子母神会場から大鳥神社会場へ移動する際に、となりの小さな公園に
鳩がたかっているちょっと背が高めの年配の方がおりました。
なんだろう?と思い近寄って見ると「そこの君ちょっといいかな?」と声をかけられました。
そこの君とは私の事で「僕、鳩は食べないですよ、」とか冗談を云いつつ鳩を覗くと足に
ごみ収集所に使用されている緑のネットが絡まっているのです。
その年配の方は自分の指先に鳩の餌をつけてつかまえて、その絡まった緑のネットを
取ってあげようとしていたのでした。
私、鳩を捕まえた事も捕まえようと思った事もないので年配の方にちょっと捕まえてくれ
とか言われてもなかなかつかめずにおりました。
(田舎にいる時にむこうの山に見える雲を捕まえに行った事ならあります。やっぱ無理でした。)
途中でその方から「君、そこ(手創り市)のひとだろ?忙しいだろうし悪かったね」と
半ば君じゃあ埒があかないから他に頼むと言われたかのように、その通りなんですけど、
開放され急いで大鳥神社に向かい、その後また鬼子母神に戻って公園をふと見ると鳩は
無事ネットから開放されたようでした。
公園にいる子供と年配の方はこちらを見てニッコリと笑っていました。
どちらが子供かわからない位に気持ち良い笑顔でした。
こんな時にこの場所で手創り市が出来て良かった、と改めて思うのです。
来月も会えたら嬉しいなと思いました。

2月の開催は21日・日曜日。
もっと温かくなるといいですね。

名倉哲
info@tezukuriichi.com









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