いざ松本クラフトへ

ようやくこの日がやってきました。
待ちに待った松本クラフトフェア。
これまで私用でずっと逃してきて、その度にまわりの人からは「名倉さん来てました?」
とかお小言をいただいており、私も悔しいもんだから
「日にちを間違えた」
「となりの公園でずっと待ってた」
とかなんとか馬鹿な事を言っていました。
それも明日でようやっとおしまいです。
ま、わたしのそんな事情はどうでもいいんですが。

5月29日30日は長野県松本市にあるあがたの森にて松本クラフトフェアが開催されます。
手創り市にゆかりのある作家さんもちらほらと参加しているもよう。
そして、私たち手創り市スタッフ、ARTS&CRAFT静岡手創り市スタッフもクラフトフェアの地で
初の対面を果たし、29日の夜は皆で食事会。
この二日間の出会いや出来事が今後の私たちの活動にきっと役に立つはず、
そんな気がしてなりません。

なにわともあれ楽しんできます。
また後日松本クラフトの様子をこのブログにてお届けいたしますね。
それではまた!

※ARTS&CRAFT静岡手創り市のブログも更新中。是非ともご覧ください!
  →   http://shizuoka-info.jugem.jp/ 


『クラフトフェア松本2010』


眠いのに眠れない・・・ねます。

名倉哲
info@tezukuriichi.com



 




漬け物の販売について

「漬物の販売」について。

手創り市では都内条例にしたがって最低限のルールを施行しております。
保健所さんへ問い合わせ、ご回答をいただいたものをもとにお知らせ致します。

・・・・
『漬物の販売について』

缶詰、びん詰め、容器包装加圧加熱食品(レトルトパウチ食品)であれば販売が可能です。
レトルトパウチ食品に似た包装(ヒートシールで密閉された物)で「要冷蔵」の物がありますが、
これについては、販売できません。
また、包装されていない漬物、その量り売り、ビニール袋等に入れた漬物は
販売することはできません。


【作り手の取得すべき許可】  
・漬物自体を製造する許可 → 「漬物製造業」
・食品のかん詰、びん詰を作る許可 → 「かん詰またはびん詰食品製造業」
 (例えば、漬物(ピクルスを含む)をびん詰にする行為)
この許可を取得している施設で作った商品は消費者に販売することができます。

手創り市は野外での販売なので、単なる袋詰め、裸の漬物を量り売りすることはできません。
販売することができる商品は、保存性のあるびん詰、かん詰、レトルトパウチ
物のみということになります。

「容器包装加圧加熱食品(レトルトパウチ食品)」について説明いたします。

いわゆる「ボンカレー」をイメージして頂くと分かりやすいと思います。
プラスチック容器もしくは金属箔などを多層に合わせた袋状などの容器に
食品を詰めて密封し、加圧及び加熱により殺菌した食品です。
この食品には、表示欄に「殺菌方法:気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌」と
表示されています。
 (ヒートシールされた商品(漬け物)は販売不可となります)

より詳しい御説明が必要な場合には都内保健所または
池袋保健所生活衛生課食品衛生担当係までお問い合わせください。
☎03-3987-4177

・・・・

以上掲載は2010年5月25日)より規約として施行されます。ご了承ください。

手創り市では販売できる商品として食品規約にすべて掲載されております。
掲載されていないものに関しては現行では販売不可となります。
御理解下さいますよう宜しくお願い致します。

手創り市
info@tezukuriichi.com






ワークショップを終えて

先週16日、AUTTAAのお二人による5月のワークショップ、
『くったりとした革のペンケースを作ろう』が開催されました。

5月の大鳥神社は今まで見た事が無い位の沢山の来場者の方々にお越し頂きました。
その中で、今回のワークショップは立ち見が出る程の賑わいを見せながらの開催となりました。

そんな光景を見ると、、、
1年前に比べて少しずつですが
大鳥神社の認知度が浸透してきたのだという感触が湧いてきます。

それでは、当日の制作風景をご紹介します。





また、お知らせがあります。

明日5月26日(水)より
AUTTAAさんのHPのnote(http://auttaa.jugem.jp/)にて
今回のワークショップにて制作されたペンケースの
「キット販売」の申し込みを開始されるそうです!



数量限定となるようですので、
ご興味の在る方はぜひ覗いてみて下さい。

「手作りキットの販売」はAUTTAAさんが当日参加頂けない方のためにと考案されたのですが、
参加者さんの事をよく考えられた名案だと思いました。
パッケージ一つとって見ても、お二人の随所の気配りとこだわりを感じる一品です!

AUTTAAのお二人の今後の活動についてはこちらをご覧下さい。
http://www.auttaa.info/

※手創り市のワークショップの公募を開始しました。
詳細はこちらまで。
-----
伊藤康祐
info@tezukuriichi.com




静岡公式サイト完成

初選考も終了し、ようやくARTS&CRAFT静岡手創り市の公式サイトも公開されました。
今後さまざまな情報を発信してゆきます。
よろしければご覧ください。

静岡サイト、基本はこれまでの雑司ケ谷とほぼ一緒です。
がしかし、実際の会場の大きさは鬼子母神+大鳥神社をあわせた広さの4倍はあり、
これまでのひと区画あたりの大きさが「1.8m×1.8m」から「3.0m×3.0m」となって、
面積であたりでこれまでの約3倍近くの広さになりました。
そして何より違うのが作家さん専用の駐車場が用意されている事。
これまで多くの作家さんは展示構成を自身のオリジナルの、工夫されたものにする
事がなかなか難しい状況がありました。
やはり駐車場がない事で作品以外の什器などの荷物を持ち込むはとっても難しいのです。
それが静岡では駐車場が用意され、什器の持ち込みも、多くの作品の持ち込みも
可能となり、これまで以上に作家の世界観を反映したブース作りが行える環境が整いました。
今まで以上にチャレンジできる場所であり、そして自身の表現をあらわす事ができる会場です。

今後は静岡の街の情報として、美術館やアートセンター、ギャラリーショップ、カフェ等々の
街の人気スポットの案内もしてゆきます。
ARTS&CRAFT静岡にお越しいただき、また静岡市の観光めぐりもできるようなものを
発信してゆこうと考えております。

ちなみに静岡市のとあるクラフトフェアでは、毎回3万人もの来場者があるとの事で、
静岡では既にある程度はつくり手が活動してゆく下地があるようにも感じられました。
こういうところも大きいですよね。

来月にはいり、静岡市を中心に広報活動を行ってゆき、
また地元のメディアにも静岡開催のリリースを行ってゆきます。
それとですね、まだ詳細はお知らせできませんが今後静岡開催について二つの書籍で
御紹介いただけることになり、私たちも嬉しい限りです。

そして29日30日の松本クラフトには東京・静岡のスタッフが松本に集合し、初対面。
今後の事でじっくりと話をする事になりそうです。
そして松本クラフトを十分に満喫してきます。

☆6月20日参加者発表は5月27日23時頃となります☆

名倉哲
info@tezukuriichi.com





はじめての選考

昨日は手創り市事務局にて初の選考会を行いました。

選考をするのは鬼子母神・大鳥神社双方のスタッフ6名。
6月開催の参加申し込みは全部で388通あり、
その中から182通が今後の参加者発表へとつながります。

選考会は、はじめての事ということもあり、スタッフ皆緊張の面持ちで
選考に臨み、だんだんとその緊張もほぐれてきた頃に今日の選考に
ついての感想もぼちぼちと出てきました。

その中であげられた事のひとつには、
1ブースを2名の作家さんでシェアする場合に、それぞれの作家さんのイメージが
あまりに違う場合には展示構成でどのようになるのかがなかなかイメージがわかない、
という事がひとつのポイントであったように思われました。
たとえば作家さんそれぞれ別々での展示が見てみたいな・・・という事がままありました。
その他初の選考をやってみて気がついた事はたくさんあり、その気付きを今後
今日は参加できなかったスタッフとも共有しあい、これからの選考に活かしてゆきたいです。

388通の中から182通を選ばせていただき、それでも半数以上の206通は今回は
「キャンセル待ち扱い」という結果になってしまいましたが、そんな中でも今回のはじめての
選考では、選考をすることのむずかしさを知り、またこれだけ多くの創り手の皆さんが
手創り市には存在する事を改めて気づかされました。

鬼子母神・大鳥神社ともに参加者発表は
「5月27日(木曜)23時頃」に公式サイトでの発表となります。
もうしばらくお待ちくださいますよう何卒宜しくお願い致します。


 ↑ 事務局にて選考を行っている、の図

本当に多くのお申し込みを頂き誠に有難う御座いました!

手創り市
info@tezukuriichi.com






藤沢へ

本日行ってきました、山口洋佑個展。
会場は神奈川県藤沢にあるアトリエ・キリギリスさん。
元々は診療所であったらしい。
その場所からしてとても魅力的である。



そこでは作品の主である山口作品と、
会場の主であるアトリエキリギリスを運営する松田さんセレクトの古道具
による真剣勝負が行われていました。
いや、別に争っている訳じゃないんです。でも、あの空間を形容するならば
やはり真剣勝負なんですね。
なんか悔しい位に、
こうしちゃいられないと思う位に、
いてもたってもいられないくらいに、
ビビっときた。
うまい事は言えませんので写真を並べます。
山口くん、また次のステージへ行きましたね。







アトリエキリギリスさんではギャラリースペースとして、
またクラフト・工芸作品の常設も行っているとても良い空間。
そして扱っている作家さんが皆魅力的。
作品のもつ柔らかな雰囲気の中に作り手としての緊張感もある。
作家さんのセレクトが絶妙だなあと思いました。
そして手創り市のチラシも置かせてもらう事になり、
ありがたいし、こういう場所に置かせていただけた事を糧に頑張ってゆきたいと
毎度改めて思うのでした。

アトリエ・キリギリスさん、藤沢にある必見のギャラリーです!

※手創り市ではスタッフ募集をしています。
※募集は締め切りました。現在募集しておりません。
  詳しくはこちらまで。 

名倉哲
info@tezukuriichi.com





『ARTS&CRAFT 静岡手創り市』 開催決定!!


私たち手創り市は新たな活動の場として静岡県静岡市にある
静岡県護国神社にて「ARTS&CRAFT 静岡手創り市」の開催が決定しました。
第一回目の開催は2010年11月14日(日曜)。
(雨天順延の場合は12月12日開催。)

『ARTS&CRAFT 静岡手創り市』(以下、本市)とは、
静岡県静岡市にある「靜岡縣護國神社」にて年4回開催される野外のARTS&CRAFT市
(展覧会)です。

本市では、(手)工芸・クラフトなど暮らしに根差し、寄り添うもの
陶芸・木工・ガラス・金工・テキスタイル作品(製品化含む)・服飾を中心、
素材を生かした食品、地域の産物、と幅広く参加を募ります。
参加者には「自身の制作(表現)を生業とし、またそれを目指す方」の参加を望んでおり、
また静岡在住のつくり手、生産者、地域に根差した飲食店の出展をすすめ、
県内外からの参加を期待しております。
関東と関西をつなぐ東海・静岡の地から全国のものづくりを発信してゆきます。

本市は静岡在住の運営スタッフが中心となり、
(雑司ヶ谷)手創り市のスタッフと共に協力し、開催されます。
私たちは地域に根差し、そして地域文化の一端を担えるべく、
在住スタッフと共に、永く、あらゆるチャレンジをしてゆく事を目指してゆきます。

 
「靜岡縣護國神社」は緑の深い山に囲まれ、
広大な敷地面積をもつ静岡を代表する神社です

なお、ARTS&CRAFT静岡手創り市公式ウェブサイト(ブログ)は5月21日(金曜)より
開通予定です。

※「応募要項」「参加条件」など詳細は全て公式サイトに集約されます。

東京の手創り市とはコンセプトが異なる部分も御座いますが、
自身の制作を生業として目指す作り手の参加を全国から集えればと
私たちは考えております。

お問い合わせは、
info@tezukuriichi.com までどうぞ

追伸
静岡市は私が生まれ育った街であり、海・山・河となんでもある環境なんです。

名倉哲





落とし物

 

昨日、ワークショップの開催作家さんである「AUTTAA」さんから
落とし物をお預かりしました。

「ワークショップの場所近辺に落ちていたため、
参加者さんの落とし物ではないか?」との事でした。

お心当たりの在る方は下記の連絡先まで
お問い合わせ下さい。

※後日、今回の「ワークショップを終えて」の掲載をいたします。
 もうしばらくお待ち下さい。

【連絡先】
info@tezukuriichi.com 
「手創り市 落とし物担当 伊藤」まで
-----

伊藤康祐
info@tezukuriichi.com




コラム:つくること 4月参加作家

こんばんは、明日のお天気は晴れ模様で手創り市も無事開催されそうですね。
遅ればせながら4月に参加した作家さんより「コラム:つくること」の記事が揃いました
のでご紹介を致します。
毎月4名から6名ほどしかご紹介が出来ませんが多くの作り手の考えている事に
共通する点はたくさんあります。
そしてこうして文章は苦手なんですよ・・・と言いながらも必死になって記事を制作して
くれた皆さんには感謝を申し上げます。
それでは。

・・・・


■POCKENIさん
http://pockeni.com/

こんにちは。POCKENIです。
私たちは姉妹でアクセサリ−を作っています。

育った環境が同じだったからか私たちは物の好みも似ていて、
一緒に住み始めたのをきっかけに、数年前からPOCKENIとして
活動を始めました。

二人とも小さい頃から何かを「つくること」が好きでした。
自分の頭で思い描いてるものを実際に形にしていく過程が楽しく、
予想以上の結果になったときの喜びもあります。
今でも製作している時にはいつも小さい頃のワクワクを思い出します。

手創り市には最初はお客さんとして何度か足を運んでいました。
自然の中のゆっくりとしたやさしい雰囲気の中に楽しいものが
いっぱい並んでいる手創り市がとても気に入って、私たちも参加し始めました。

手創り市では、お客さんの反応を身近に感じる事ができるのが
何よりうれしいです。
また、季節の移り変わりを感じられるなど、屋外ならではの魅力も
手創り市が好きなところのひとつです。
そして少しずつ顔馴染みの方もできてきたり、他の作家さんからは
毎回たくさんの刺激をもらっています。

月に一度ではあるけれど、その一日には沢山の作家さんの思いや、
お客さんの期待や、出会いや発見や刺激がつまっていて、あの雰囲気が
出来上がっているのだと思うので、その中に参加できる事がとても嬉しいです。

これからも参加していきたいし、いつまでも手創り市が続いていってほしいです。

・・・・


■やすえかえでさん

手創り市にはじめて参加したのは去年のすごく暑い日でした。
右も左もわからず心臓ドキドキ汗ダラダラ、オールアウェーな一日が終わって
「まただしたいな」と思ったのは何でだったかな。
やっぱり気持ちよかったのです 流れている空気が。
 私は家でとれる土や近所でもらえる木の灰を使って釉薬(器の表面の部分です)を
作って食器を焼いています。木の種類や採る場所によっていろんな色がでていわば
陶器の草木染で少々地味ですが、普段のおかずを盛るのには合ってると思うし自分で
焼き物をするようになる前からその色達がすきなのです。
そして「つくること」を「働くこと」にしたいので使ってくれる人の声を聴いて
需要にこたえる(たのしい)勉強の場が手創り市です。手にとってくれた人が見て
いるのは私の器ですがその目の先にはそれぞれの食卓があってその情景をいろいろ
話してくれるのが興味深く、楽しい時間です。
「カレーは別盛りが好きなんですよね」(・・・考えたことなかったな)
「これヨーグルトにちょうどいい大きさね」(そんなにたべるの!?)などなど
お参りにきた人や近所のCAFEの人が次の月に買い足してくれたり、
欲しい形をリクエストされて次回に作って持っていったりとうれしいこともふえてきて、
今ではホームグラウンドだと思えるようになりました。
鬼子母神の手創り市で一番好きなのはその「続きがまたすぐある」ことです。
一回きりではなかなかできない関係性をお客さんや出店者、主催者のみなさんと築けるところ。
暑くても寒くても「また次ね」と笑顔で終わる手創り市が永く続いていきますように。

・・・・
■「HOME」セキグチテルヨさん
http://inelle.petit.cc/muscat2b/

初めまして。
阿佐ヶ谷にあるギャラリーカフェ『イネル』で、毎週水曜日と木曜日に夜更かしカフェを
営業しています、『HOME』といいます。
メニューは“夜更かしごはん”と“夜更かしおやつ”を週替わりで出しています。

手創り市には、パウンドケーキのみで出店しています。
始めは、クッキーやタルトなども考えてはみたのですが、自分には一度に何種類も作る事が
向いてなく全てが中途半端になってしまう様に感じました。
それなら1つにしぼって、気持ちを集中させようという結論になり、今の“パウンドケーキのみ”
というスタイルになりました。
しかし、実際作ってみるとパウンドケーキの食材にも、無限の組み合わせがあることに気付きました。
それぞれ知ってる味を組み合わせても予想していない味が生まれたりと、なんだか化学の
実験のようだと思ったりします。
その中で、面白い味が出来たり、新しい組み合わせを思いついたりする瞬間が忘れられなくて、
再びその気持ちを味わいたいという想いが、私に“つくること”を続けさせてくれるのだと思います。

私は、野外の市に参加するのは手創り市が初めてでした。
毎回緊張や不安はありますが、お客さんとのコミュニケーションがとれる場があるという
のはとても有難い事だと感じています。
自分のやってきた事に直に反応が返ってきたり、何気ない会話があったり、点と点が繋がって
線になったりと、普段過ごす事の出来ない時間を過ごさせて頂いてます。

今後も、皆様に楽しくなってもらえる様なパウンドケーキを焼き続けていきますので、
どうぞよろしくお願いします。

読みづらい文章だったと思いますが、お付き合い頂きありがとうございました。

・・・・


■RYU*RYUさん
http://ryuryu.pya.jp/

つくること・・・私として

この鬼子母神手創り市に参加している作家さんの中で、
どれくらいの「ママ」がいるのでしょう。
私もその一人で、反抗期を迎えた2歳ギャング娘のママです。

独身時代、フリーのアーティストとして活動し、
「個展ひらく!」という目標も達成しました。

しかし、子供が生まれてから、
日々におわれ「つくること」から離れていました。

バタバタと忙しくすぎる日々。

ある日、学生時代の友人から
「あなたが居そうな場所があったよw」と言われ、
この『手創り市』を教えられたのです。
そして、手創り市にベビーカーを押してふらりと訪れたのです。

黄色いイチョウの葉が、美しい黄金色の絨毯を作っていました。

「ああ、これだ・・・」

初めての場所なのに 自分の居場所に戻ってきたような感じがしました。

生き生きとした作家さんたちの顔。
私と同い歳くらいの方が沢山。
そして1人での参加方が多いことにも驚いたのです。

今思えば1人で製作するのですから、一人で出展しているのは自然なことなのですが、
1人で出展する勇気がなかった私にとっては、衝撃であり、目からウロコでした。

まだ歩くのが下手な娘の手を引いて、
ゆっくりゆっくり、境内を2周、3周。。。

境内を後にするときには
「私、出店しよう!また活動を始める!」
という気持で、スキップして帰りました。

どんな状況だって、その状況にあったやり方があるはずです。
ほんの少しでもいい、自分の時間を作ろう、「ママ」でも「妻」でもない
「作家としての」としての自分をなくさないように。

したいこと全ては出来ないかもしれないけれど、
子供には、好きなことをやっている「私」の背中を見て何か感じて欲しい。
「なんだか大人って楽しそうだ」って思って欲しい。

これからもこの鬼子母神への出店活動を軸に、活動していきたいと思います。

最後に、この文章が子育てによって何かを諦めてしまったママ達へ、
少しでも力になりますように。心を込めて。

RYU*RYU NAOCO

・・・・


■Kalaftaさん
http://kalafta.com/

「コラム:つくること」 Kalafta/澤野桂吾

私にとって「つくること」とは、「日常」である、と言えるでしょうか。

もっと言うならば、「日常のそこここに湧く衝動の開放」でしょうかね。
いや、「日常のそこここに湧く衝動をコネコネしていたらばなんだか苦しくなって
きてソレを開放」でしょうか。なげーや。長いので「日常」と。いやいや、その
「日常のそこここに…」をグルグル繰り返しているのが私の日常ですから、即ち、
私にとって「つくること」とは、「日常」なのだと、言えるかもしれません。

その、「つくること」は私にとって、楽しいものではないのです。むしろ苦しい。
ならば何故続けるのか。衝動が湧き続けるからなのですね。そして「つくること」
は私にとって、とても自然な行為だと気付く。ならばだ。それを仕事にしたい、
と思った訳です。
仕事にするためには売れなくちゃぁならない。「いいもの」をつくって。
あー、「いいもの」って何だ。
特に家具をつくりはじめてからは(今更ですが、家具屋をやってます)、
生活で使うものでもあるし、自己満足で終わらないようにと心掛けていますが。
大衆が気に入れば「いいもの」であるとも限らないし、うーむ。意外と統計学とか
で定義付けられていたりして。と、今思いましたが。

さて、売るためには知ってもらわなくちゃぁならない。
これは、「野外の市に参加する意義」ですね。家具屋を始めて、企業がどれほど
広告を重要視し、お金を費やしているか、痛感しましたね。高級ブランドはブラ
ンド力を維持するために一見意味の無さそうな広告を出し続ける。あーなんてこった。
その大事な大事な広告宣伝費が無いンですね。これは困った。ですから私にとっては
第一に「知ってもらう場」としての「手創り市」なのです。それに加えて、
ご来場いただく方々の生の声は他では得難いものですから、その「声をいただく場」
としての「手創り市」がありますね。よい反応があれば単純にすごく嬉しいですし、
ゼロやマイナス方面の反応は、我が小心に突き刺さったまま、大切に持ち帰ることに
なります。うーん、うーんと。

・・・・

それではまた会場でお会い致しましょう。

名倉哲
info@tezukuriichi.com





山口洋佑個展

手創り市のチラシやロゴのデザインなどでお仕事をお願いしている
イラストレーターでもあり、デザイナーでもあり、音楽もやってて、最近では自費
出版のアートブックも制作していて、時々鬼子母神会場で受付もやってくれても
いる山口洋佑さんが個展を開催するのでお知らせを致します。

山口さんのサイトより抜粋。
・・・・



山口洋佑個展
「life is not a dog's dream」

5/21(fri)〜 5/30(sun)
〔5/25(火)は休業日になります〕
open 11:00 〜 close 18:00
251-0052 神奈川県藤沢損藤沢536-2
〔tel〕0466-53-3088 
〔mail〕info@atelier-kirigiris.com
〔web〕http://atelier-kirigiris.com
※会期中は通常のギャラリーの営業時間とは異なりますのでご了承ください

〔RAF特別企画〕
〜暗くなるまで待って〜 Round Art Fujisawa Night Tour
営業終了後の各ギャラリーをガイドと其に巡り、作品を味わうと其に
作家との交流を楽しむ夕刻よりのプログラム

第一回 5/21(金)集合場所/GALLERY CN start/18:00(終了予定19:30)
第二回 5/29(土)集合場所/GALLERY CN start/18:00(終了予定19:30)
〔お問合せ〕GALLERY CN  tel.0466-27-1199
http://www.art-it.asia/u/206cn/mwVPNdWjLqxbgtrUzey3

「藤沢にありますatelier kirigirisさんで個展をさせていただきます。
診療所だった所を改築されたギャラリーで、雰囲気のあるとても魅力的な場所です。
今回は他にもginetaさんにて内田紫陽子さん、Gallery CNさんにてサイトウナオコ
さんとそれぞれの展示があり、自分の展示も含め、作家とともに三カ所を巡る企画
などもあります。東京の方は少し離れていますが、いい季節ですので海の近くなど
周辺を散策がてらお誘い合わせの上、お立ち寄りいただければ幸いです!」

・・・・

掲載されている画像はDMとなりますが、ほんと格好いいチラシだなあと。
手創り市のチラシを「いいなあ〜」と思ってくれた方、
たまに鬼子母神の受付をしている「髭の笑顔がまあまあいいな」と思った方、
是非とも山口さんのプライベートワークをご覧ください!

私は初日に行こうと思っております。
とても楽しみです。

名倉哲
info@tezukuriichi.com









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