9月29日

A&C静岡スタッフの面々とくらことに出展して下さるイフニコーヒーさん。
打ち合わせがてら、イフニさんも一緒に昼食を取る事に。

昨日は11月11日に開催されるくらしのこと市の打ち合わせを会場のSATOにて行いました。
打ち合わせの時の様子は静岡スタッフのお米さんに譲りますが、今回もとても良い話が出来たし、スタッフそれぞれが一歩一歩進んでいる事を感じた。

明日は早朝より&SCENE会場のマップ変更作業。
台風の雨がやってくる前に終わらせようと思う。

&SCENE手創り市の出展者発表は10月2日となっております。

どうぞ宜しくお願い致します。

名倉




什器買い付け


昨日は栃木県の真岡と益子にある仁平古家具店さんへ、&SCENE手創り市会場である養源寺のギャラリーの什器を買い付けに行ってきた。
ギャラリーの設計・施工を担当しているいわもとさんとスタッフあきたさんを連れて。

昼過ぎに真岡に到着。その辺のラーメン屋でさくさく昼食をとり、仁平さんのまつ益子店へ。
いわもとさんにはギャラリーの什器のコーディネートもお願いしている為、什器のセレクトも彼女の役目。私はいつも通り運転手。

上記の写真は、彼女が予算の中で目の前の古道具たちと格闘している様子。
店内を何度も何度もまわり、気になった古道具を手にとって、眺めたり、質感を確かめたりを繰り返す。
「これ!」と決めるとその後は早く、ぽんぽんと選び出す。
まず熟考し、動き出せば軽やかに。そんな様子が窺えた。

益子店でセレクトした什器は一度お店の方に預け、次は真岡店へ。
真岡店では、益子でスイッチが入っていたからか決めるのはスムーズ。
とはいえ、なんだかんだと買い付けが終わり、荷物の積み込みを終えた頃には完全に陽も落ちていて夜。その後東京へ戻り養源寺へ到着し、荷物を下ろせば23時をまわっていた。あっという間過ぎてびっくり。
この辺りのことはギャラリー完成後、後日&SCENEルポでお届けしてゆきたいと思う。
是非ともご覧ください。

今日はこれから養源寺にてこけら落とし企画にご参加頂く作家さんと打ち合わせ。その後、そのまま静岡へ。明日はくらしのこと市会場、SATOにてカフェで提供するフードの試食会と他打ち合わせ。

流れに身を任せつつも、確かな一歩を歩んでゆきたいと思う。


……
本日、明日と事務局は不在となります。
&SCENE手創り市出展者発表は10月2日に変更となりました。


名倉








9月25日


近藤康弘さんのアトリエ訪問の際に見せてくれた器の原土。ここから器ができることを思うと何か神聖なもののように感じる。

昨今、ハンドメイドの作家さんを扱うサイトが多数存在している。
こうしたサイトの多くはアメリカのEtsyをビジネスモデルとしているとしているらしい。
時々、手創り市がそんな形での発展を遂げるのかどうか?を聞かれたりするが、リアルな現場での楽しみを知ってしまっている上に、やりたいと思えなければ想像できないことなので、よくわからないというのが実情。
その辺り、こうしたサイトに参加している作家さんの方がよく知っているのだろうなあ〜と思う。(ざっくり聞きますけど、登録している方、どうですか?)

昨日、以前から声を掛けてくださっていた前出のようなサイトを運営する方と会って話をした。端的に云えば、手創り市と何か一緒に出来る可能性はあるのか?ないのか?という話。
何か求められて、話をよくよく聞いた上であればアイデアは浮かぶけれど、浮かんできたアイデアを形にする為には自分自身の背中を押す必要がある。
背中を押す。ここが非常に厄介なとこで、『やりたくないことはやりたくない』が根っこにある身としては背中を押そうと思ってもなかなか押せない。言い換えれば自然と背中は押されているもので、そこを理屈にしてしまうと興ざめ。(理屈にできなくはないけれど…)

もとい、話をする中で、今その場ですぐに云える事は幾つかあった。

・単なる広告バナーはいらない。(広告収入)
・運営に対して他の誰かが関わる余地はない。(自主独立の運営)
・出展者の方は選考を通じて参加して頂いている。(参加における原理原則)

この3つは手創り市を運営する上での原則で、都合よく解釈したり、解釈の幅を広げる必要はない。自主独立の運営、参加における原則はこれまでも書いてきたけれども、広告収入という面ではこの場で書くのは初めてのこと。
今までそうした話があったかどうかは別として、広告収入というものは貰えば潤うけれども、大切な何かを失う気がする。子供のような事を言ってるが、そう思う。
実務があって何かを手にすることにためらいはない。
けれども、単にバナーを載せて収入を得るのは¥と妙な縁しか生み出さない。しがらみというものだろうか。そこを言葉を駆使してごまかせば足下をすくわれる。こうした事に対しては、自分の態度を決めておけばいい。
この話は「独立した運営」にも関わってくるけれども、何故そこを守りたいかというと、これはシンプルなことで、手創り市に参加して下さっている作家さんは皆、個人の責任と自由のもとに活動しているから。誰かが予め援助をしてくれる訳ではないし、それを求めて作家活動をしている訳ではないから。
手創り市という場に出展者を募っているのが私たち運営者。
その運営者としての態度は、やはり作家さんに通づるものがなければつくり手の目線に近づく事は出来ない。まったく同じ目線ではないかもしれないが、そこを意識する事は大事なこと。

お会いして色々と話が出来たこと、率直な意見を聞く中でアイデアが降ってきたのは有意義だったと思う。私たちにとっても、作家さんにとっても新たなステージとして何か面白いことが出来れば前進してゆきたいと思うが、今はどうなるかわからないのが正直なところ。
この日考えた事をもう少し寝かせておきたい。

そんな訳で、変り続けると言ってきた手創り市は、これからも変化を遂げてゆくことになると思います。そんな時には必ずブログという場で書いてゆこうと思うし、その為にブログがあると思っています。
10月28日から&SCENEが始まり、これまでその時々でどう変ってゆくかを考えてきた事が試されているような気がする。
思わせぶりな記事になってしまったけど、あったことから徒然を書いたまでですのでご勘弁を。

それではまた。

名倉




9月23日


10月28日より開催される&SCENE手創り市の始めての選考会が昨日行われた。
最初に会場についての説明。会場が現在どういう状況で、これからどう変ってゆくのか、それに加味してブース配置のポイント、あくまで参考として欲しい事を私から述べる事に。
その後、私は10月雑司ヶ谷の選考会があるので、早速&SCENEの選考会はスタッフに任せてみた。なんとなくちょいちょい気にしながら。

(今回行われた&SCENE選考会の様子は後日&SCENEルポとして掲載致します。)

雑司ヶ谷の選考会はいつもの様にやりつつ、10月の開催は9月から間隔がない為かいつもよりも申込の数も少ないようで早めに終了。
&SCENEの方は、初めての選考会にも関わらずひとりのスタッフが先導する事によって、今出来るアイデアを皆で取り入れ実行しているようだった。
ひとりのスタッフがきっかけを作り、そのきっかけにそれぞれが反応してゆく。
会場以外にも、選考会という現場があり、そこでまずそれぞれが試されている。
今日見えた兆候は良いものだと思えたし、次にむかえる会場シュミレーションが楽しみです。

10月7日は雑司ヶ谷手創り市。
10月28日は&SCENE手創り市
是非とも両会場にお越し下さい!!

名倉






9月22日


昨日は&SCENE手創り市会場である養源寺に行って来た。
ギャラリーと会場の打ち合わせ双方少しづつ。
会場はかなり出来上がっていて、特に地面はアスファルト敷きのところが多く、ぬかるみという観点では解消されそう。砂利敷きの石と石がこすれる音、あれもいいけれど…

打ち合わせも終わり日が落ちた頃、ギャラリー内で人がごそごそと蠢く。
彼のものは誰?と誰何すると、それはギャラリーの設計施工を担当するいわもとさんの親父さんだった。


明日明後日とギャラリー壁面の塗りの作業があるらしく、その準備の為に養生作業をしていたらしい。見えないところで多くの人が現場を助けてくれている。

自分自身こうして細かな打ち合わせで会場に行ったり来たりは普段だとやらないことで、ちっさな打ち合わせならメールでも電話でもいいじゃないか、となる。
それでもこうして会場にまめに来ているのは、変わってゆく過程で自分が力になれなくとも、変わってゆく様子とそこに関わる人達を見ておきたい、と思うからだろう。
会場もギャラリーも完成すれば、それまでの過程は形としては消えてゆくもので、そこに関わってきた人達は次の現場へ移る。
当たり前のこと程、見ようと思わなければ見過ごすものでもあるし、見るも見ないも自由だけれど、出来上がってゆく過程を見ておくことは自分にとって記憶として立ち返る場所になるのだと思う。

今日も&SCENE会場、ギャラリー共に工事は動いております。見学をされる方は是非。
そして私たちスタッフは後ほど雑司ヶ谷会場と&SCENE会場の合同選考会。
事務局そばの小さな集会場を借りて行います。

それではまた。

名倉





10月ワークショップの参加募集をします。

このたび、10月7日(日曜)のワークショップ参加者さんの募集をいたします。
担当作家さんは昨年に引き続きelaa vapaa(エラーヴァパー)さん。

今回は「予約制」と「当日自由参加制」の2メニューがあります。
それぞれ異なる内容ですので、ご興味のある方は
お好きな方にご参加いただければと思います。

去年の内容や会場の雰囲気はこちらからご覧ください!


【ワークショップのご案内】







『織り広場』
(※こちらのワークショップは予約制です。 9/25追記 各回とも定員に達しました。)

・くるくる・シャー・パッタン・パッタン、機織りのワークショップです。
 「世界にたった一つのマフラー」を織ります。
 一度はやってみたかった機織り、鶴の恩返しの世界をのぞきませんか?

・経糸は黒で、幅は30センチです。
 ウール、綿、羊毛、など様々な緯糸で織ります。
 出来上がりサイズは個人差があります。
 (短くても巻けるように、ピンをプレゼント♪)

開催日:10月7日(日曜)
開催場所:大鳥神社会場
参加費:4000円
開催時間帯:
・10:00〜12:00(※ありがとうございます!定員となりました。)
・13:00〜15:00(※ありがとうございます!定員となりました。)
(※各回4名様の募集となります。予約方法は下記をご参照ください。)




『Opplique』(オップリケ)
(※こちらのワークショップは予約不要です。当日自由にご参加ください。)

・織りは経糸に交互に緯糸を通すことで形を作っていきます。

そんな仕組みを簡単に体験していただいて、織りの楽しさを知ってもらえればと思います。


今回はエコBagを使い、好きな図を織って簡単にアップリケのようにします。
そこでOppliqueと名付けました。

やり方がわかれば、工夫次第でいろんな物にいろんな事が出来るので、

お家でも楽しんでいただけるように、道具をセットにしてお渡しします。


開催日:10月7日(日曜)
開催場所:大鳥神社会場
参加費:1800円
開催時間帯:10:30〜15:00
(※キットのみ9:00から販売しております。

【作家紹介】
elaa vapaa(エラーヴァパー)


自由で間違えのない織りと出会って、
人はそれぞれ違うからこそ面白い!人間大好き!な私たちが
作品を作る楽しさを知りました。
映画「かもめ食堂」の主人公サチエが
「やりたくない事をやらないだけ」と言った生き方に感銘を受け、
elaa(生きる) vapaa(自由)と言う意味のフィンランド語の名前を付け、
西永福にアトリエを開設。
衣・食・住の大切さを日々感じる中で、
40年間住み慣れた代々木上原から自宅を守谷に移し、
アトリエも自宅内に作り、益々、生活と織りを楽しむ毎日を過ごしています。
織りたい・・・作りたい・・・気持ちが溢れ、沢山の人の元に届きますように・・・と
想いをこめて織っています。

2009年 4月西永福にアトリエを開設8月から鬼子母神の「手創り市」に参加。

2010年 4月アトリエを自宅とともに守谷へ移設。
    10月初の作品展「まいにちの色vol.1」を開催。
    10月代々木上原のhakoにて「鶸の窓」展に参加。

2011年  1月グループ展「紡ぎいろ」を石川町にて開催。
    11月「まいにちの色vol.2」を開催。

2012年  1月グループ展「紡ぎいろ」を開催。
     5月「葉山芸術祭」に参加。
     11月「まいにちの色vol.3」を開催予定。

2013年  1月グループ展「紡ぎいろ」を開催予定。


【ワークショップの参加申し込み方法】 ※定員となりましたので締め切りました
『参加ご希望のワークショップ名・希望日時・氏名(全員のお名前)・参加人数・TEL』
 ご予約の際にメールにてお知らせ下さい。
↓ ↓ ↓
■ご予約後、再度手創り市側よりメールにて折り返し確認のご連絡を致します。
(3日以上返信が無い場合、お手数ですが再度確認のメールを送信して下さい。)
↓ ↓ ↓
■(参加予約を完了された方へ)当日はまず受付にお越し下さい。
 名簿の確認後、制作の場所までご案内致します。

※参加希望の方は事前にメールにてご予約をお願いいたします。
※万が一キャンセルされる場合は、早めのご連絡をお願いします。
※参加予約は先着順となります。
 多数のメールが重なった場合は時間帯の変更、または定員越えのために
 お断りせざるをえない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

【連絡先】
info@tezukuriichi.com 
「手創り市 ワークショップ担当」まで




気になる、アクセサリーのこと

ここのところアクセサリーが気になってます。

私はアクセサリーをしていませんが、申込書を見て気になる方がいれば惹かれ、会場でもこそこそ見に行きます。
小さなものに込められた想い、その世界観。そうした事を勝手に想像してしまいます。

手創り市のスタッフは女性が多く、彼女らは様々な作家さんのアクセサリーを身につけています。勿論、それぞれの指向性がありますから、たくさんの作家さんのものをつけている訳ではありませんが、なんとなく「ふ〜ん」という感で眺めています。

9月開催日、とあるスタッフに「手創り市会場で幾らまでならその日見てその日に購入できる?」と聞いてみました。すると彼女は「2,3000円であれば気に入ればその場で決めれますが、5000円以上だと即決は出来ないかもしれません」というような事を言っていた。
話を聞きながら、それわかるわかるとか思いつつ、おおよそそんなところかなと思っていましたが、そこで更に気になる事が出てきました。

アクセサリーは価格さえ見合えば比較的買いやすいものかもしれないけれど、購入に至るまでにどんな過程があるのか?と。要するにどんな会話があって購入に至るのか。
例えば器であれば、焼き方がどうの、釉薬がどうの、土がどうの、と話すことも沢山あるし、お客さんだって好きこそもののじゃないけれど、知識が豊富だったりする。
そういったお互いの知識や好きをいわば交感し、その先に購入ということになる。
購入する事が全てではないけれども、購入はひとつのゴールでもある事は確かなはずだ。
その辺アクセサリーはどうなんだろう?
勝手な想像で、アクセサリーを実際に身につけない私が言うのもなんだが、購入に至る動機って、より直感に近いところにあるんじゃないかな。
単に自分が身につけない故に、そこまで根掘り葉掘り聞かないだけかもしれないけれど、すごく気になる。更にもっと言えば、アクセサリーをつくる作家さん、その作品をもっと掘り下げたら面白いと思うし、そういう場ってあまり見かけないような気がする。
そんな事を考えながら、アクセサリーに特化した場があってもいいのでは?と感じた。

つくり手の皆さん、どう思いますか?
普段どんなやり取りをお客さんとされていますか?

ご意見ありましたら是非。

名倉




9月19日

16日の手創り市を終え、翌17日は静岡にてPORTRAIT撮影。
PORTRAITとは、10月13・14日に開催されるARTS&CRAFT静岡に出展する作家さん一部のポートレイト写真を会場内で展示をするというもの。
詳しい記事は後日ポートレイト・ルポにてご紹介致しますのでご覧下さい。

清水港にある魚市場近くにて休憩。海を眺めていると静岡にいた頃を思い出す。

静岡に来たら是非とも行ってもらいたいのがここ三保の松原。うねる松の大木があたり一面に広がりをみせる。目の前には海、そして波の音。

松原へ来たら立ち寄ってみることをお勧めするのが1軒だけ残った茶屋。
茶屋と云っても、ラアメン・焼きそば・おでん・かき氷・ソフトクリーム・缶ビールなどが提供されている素朴なお店。今年最後のかき氷納めをしました。御馳走様でした。

10月7日は雑司ヶ谷手創り市の開催。
そして翌週13・4日はARTS&CRAFT静岡の開催となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

名倉










9月17日

おはようございます。現在、未明の3:47。
起きるつもりもなかったけれども目が覚めてしまった。やいやいである。

昨日開催された手創り市を終え、今日はこれから10月13・14日に開催されるARTS&CRAFT静岡の「PORTRAIT」撮影の為、静岡へ行ってきます。
あいにくのお天気の中ですが、今日しかないスケジュールの中でどうにか撮影を終わらせたいと思う。撮らせていただく作家さん、そして撮影して頂くとりこ・大野さんにはご迷惑をかけることになるが、しっかりと形にしてお返しをしたいと思う。

静岡行きの際にはTwitterで静岡の魅力をちょいちょい紹介できたらな、と思ってます。
(ただし予定は未定ということで・・・)

話はかわり、先日、東京の新たな会場、&SCENE手創り市と同時に始まるギャラリーの打ち合わせを行ってきた。


ギャラリー内部の骨格はほぼ出来上がり、あとは仕上げという感じ。
仕上げが終わればこけら落としの「HOUSE」にむけて一気呵成とばかりに突き進むばかり。

この日、ギャラリーのチラシデザインの打ち合わせで山口さんが養源寺に来ました。
現在開催中の名古屋での個展から東京へ戻り、すぐに会場へ駆けつけてくれた。
今回の依頼は養源寺・山田さんからのたってのお願いで、彼にとっても今までにない仕事のように思う。
お互いのイメージの擦り合わせ、交換、紆余曲折はあったものの、納まるところに納まり形にしてゆくことが決まった。

さまざまな方の協力によって、確実に現場は新しい表情を見せるようになってきた。
まだまだいけると内なる声は云う。

では静岡へ行ってきます。
(本日は終日事務局不在です)

名倉





「9月16日開催、大鳥神社でのこと」


9月16日、今日は小雨降ったり強烈な日が差したり、天候不順の中ご参加ください
まして有り難う御座いました。
次回開催は10月7日です。皆さまのご来場ご参加お待ちしております!!

さて、本題。大鳥神社での事。

今回の開催ではみちくさ市さんやブングテンさんが同日開催であったからか大鳥神社は
終日混雑していた。嬉しいことだけれども、その反面残念なこともあった。
すでにTwitterでも挙げられていることだけれども、
「搬出時、会場に横付けして車をつかっての搬出されている方が数件あった」
とスタッフから報告があった。後味が悪いとはこの事である。

大鳥神社に接する道路の工事が終わり、車が通る公道としてあります。
本日搬出時、その公道に車を停めて搬出をされている方がおりました。
幸いにも、スタッフのすぐさまの対応によって大きな問題にもならずに事は済みました…
が、やはりルールとして駄目な事は駄目なんですね。

普段の作家活動はそれぞれの考えとやり方でいいと思うんです。
けれども、ひとたび来場に足を来れば、共有するべきルールがある。
そのルールに反している方がいれば、スタッフの対応は端的に注意をすること。
注意をすることに遠慮はいらないと思う。言葉遣いの配慮は必要ですが。

それにスタッフが注意をする事は単なる自己満足ではない。
むしろ注意をする事はストレスで、本音を云えば言いたくない。けれども言わなくてはならない。難儀なものであるけれども、注意をするべき時にできないスタッフは存在自体が問われる。
(手を貸すべき時に貸すことに気がつけないことも同様に)

大部分の出展者の方は、たくさんの什器と作品を持ち運び、持ち帰る。
そうした方は車で来られている方も多く、周辺パーキングから搬入を行う。
現在は全てと言ってよいくらい会場付近に車を停めて搬入出を行う方はいない。
これまで何度も注意喚起をしてきた結果でもあるが、ルールだから当たり前、とは決して思わない。今ある姿は出展者の方の理解と協力ゆえのたまものであり、だからこそ、そこから外れる方は理解と協力をもって参加している方にとっての迷惑でしかないのです。

車を会場に横付けされた方はきっと「1、2台くらい停めても誰も困らない」と思われただろう。けれども、その1、2台の車によってまっとうな方までレッテルを貼られる可能性がある。
そんな可能性は必要がない。

改めてお願いします。

<お車での会場搬入出はお近くのパーキングに車を停めてから行って下さい>
ご理解とご協力をお願い致します。


※ご意見ご感想は下記mailまでどうぞ。

手創り市
名倉哲








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