来春には・・・



来年の開催スケジュールも決まっていないのになんですが、
来年春には「季節のおくりもの」第2弾を開催したいと思ってます。
出来れば年内中の秋に第2弾をお届けしたかったですが、それは叶わず。
具体的にどうこうとはまだスタッフとも話し合いをはじめていませんが、
次回はパン屋さんだけでなく、焼き菓子屋さんはもちろんのこと、
食まわりの工芸作家さん達にも一緒に関わってもらいたいなと想像、
それに併せたワークショップなどもやれたらなあと、さらに想像…


それはそうと明日から12月。師走。
ホットワインが美味しい季節になりました。
焼酎のお湯割りも。

世間は忘年会シーズン。
楽しく吞んで食べて、
暴飲暴食には気をつけて下さいね。

それではまた。

名倉










11月28日




事務局に図らずもやってきた棚の中はちょっとしたワンダーランド。
小さなモノたちが暗闇の中でそっと佇む。

今年最後の手創り市出展者発表を行いました。

では。

名倉









11月ワークショップ「織り広場」と「Opplique」を終えて

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頭上から銀杏降りしきる中、
10月に引き続いてのelaa vapaaさんの2つのワークショップ、
「織り広場」と「Opplique」を無事に終える事が出来ました。

実は今月のワークショップは先月とは異なり、
「2つのワークショップ+作品の展示販売」という形での
展開を予定しておりました。

しかし、11月9日〜11日に開催されたelaa vapaaさん含めた3人展、
『まいにちの色 vol.3』が大変嬉しい事に大盛況だったため、
手創り市で展示販売を出来る数量が揃わないとの事から
今月も「2つのワークショップ」の開催に専念する事となりました。

「織り広場」の午前の参加者さんたちは織り機越しに
話が飛び交っていて楽しそうなご様子でした。
一方の午後は、黙々と真剣に織り続ける参加者さんたち。

集中していた制作の時間が終わり、
織り機から作品を外して広げて見る瞬間のこの醍醐味。。。
毎度ながら自分もつい後ろから大きい声を出してしまうものです。

今回は参加者さんが全体的に長く織りあがっていましたね。
長さを競うものでもありませんが、
ほぼみなさんがピンで留めずに首に巻けたほどに。

一方、当日どなたでもご参加可能なワークショップの「Opplique」。
こちらは織り機を使わずに織りの基礎的な仕組みを学ぶ事が出来る、
elaa vapaaさん考案+命名された手法なのです。
今月は「とある」新たな改良を加えられていました。

銀杏の落下がこのエリアは特にひどく、
突風が吹く度に参加者さんと作品に銀杏が当たらないように
elaa vapaaさんがビニール傘で防いでいる光景も時折。

こちらの「Opplique」はキットの販売も行っておりまして、
お家でも気軽に制作が出来るように作られています。
気になる方はelaa vapaaさんにお問い合わせをされてみて下さいね。

それでは、ワークショップの風景を写真にてご覧下さい。


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参加者のみなさま、本当にお疲れさまでした。
また会場まで遊びにいらしてくださいね。
その時はぜひ、首元にマフラーを巻いて。。。

elaa vapaaさんの過去の手創り市ワークショップはこちらから。



来月はいわもとまきこさんによる今年最後のワークショップを開催致します!!
くわしくはこちらをご覧下さい。

また、来年度の手創り市ワークショップの開催にご興味のある作家さんを募集しております。
詳しくは「手創り市 ワークショップ担当 伊藤」までお問い合わせ下さい。


手創り市 伊藤
info@tezukuriichi.com 





11月25日


はじめて自分で買って食べたアップルパイ。
事務局から徒歩10分ほどの大山にあるmateriel(マテリエル)さんにて。

アップルパイにずっと憧れてきました。
ホールの形をした台にアップルずらりならび、パイ生地で包まれ、ガラスケースの中で光り輝く姿。光の光源となるソース?の甘酸っぱさ、そして光によって辺りがオレンジ色に見える景色。
すべてが私を虜にしてきました。完全な先入観のもとに。
が、しかし、私は火を入れたシャリサクなアップルが大の苦手。
(シャリサクの代表である洋梨は生でも苦手)
あの良さはわかるんです、共感できるくらいの想像は及びます。
でも生理的に苦手なんです。
しつこいようですが、ずっと憧れてきました。
そしてつい先日、ちょいちょいお邪魔しているマテリエルさんで小さなパイ生地のアップルパイを購入、事務局まで急いで帰り、ケーキ入刀。
パイの底にいるうすーくスライスされた紅玉は熱を通されもはやペースト状になっていて、あのシャリサクを感じさせなく、かといって紅玉本体のイメージを失わせない食感。
美味しく頂きました。

大人の階段をまた1段登らせて頂きました。
次回は思い切って、3段ほど一気に駆け上がるべくホールでいかせて頂きます。

3連休最終日。
良い休日をお過ごし下さいね。
それではまた。


※12月出展者発表は11月28日を予定。
 12月開催時には「注連縄リースのワークショップ」を開催致します。

名倉




11月23日


今日は久しぶりの休日。
来年にむけて色々とぼちぼちやってこう。

本日は手創り市事務局兼rojicafe atoにて夕顔・藤間さんによるたち呑み屋さんが行われます。
おでんの季節到来、よろしければご来店下さいませ。


良い3連休をお過ごし下さい。

名倉





11月22日

明日の休みは、手創り市とARTS&CRAFT静岡の来年のフライヤーのイメージを固めること、要するに2013年どうしてきましょう?ということに使おうと思う。
毎年、それぞれの会場のフライヤーを作り直している訳ですが、特に雑司ヶ谷については、年明けて春先の3月には翌年のフライヤーのイメージがポッとやってくる。
3月の手創り市が終わった後、会場から倉庫へ荷物の片付けしに行く時、ぼうっとしながらも「あ、これだ」というイメージで自分内ではひとまず固まり、適当にメモする。左手に。
しかし、夏が過ぎ、秋の入口に差し掛かるA&C静岡開催の10月になると、そのイメージに自分でダメ出しをしてしまう。その理由はよくわからない感覚的なもの。
3月に思いついたものだっていいんだけれどなあ〜と思いつつ、それじゃあ駄目だろってことになる。しつこいけれども、自分がわからないが、わからないことがわかった、と納得。
新たなフライヤーのイメージづくりは私の専売特許となっていますが、これもいつか変わる事がくるのだろうか?という少しばかりの期待も、あったりなかったり。
明日のんびりと考えます。

話は変わり、先日清水美紅さんの個展「うすらいのヒビ」に行ってきました。
彼女の新たな作品群は横に広がりをもって展示され、画面には実際にヒビ割れているような技法が用いられていました。
作品の画面にあらわれるヒビは意識的に生み出されたもので、彼女は作品の画面に新たな視点(ヒビ)を持ち込み、世界を広げた。
「ヒビをつくる」という技法を落とし込む事は、彼女自身の絵描きとしての態度を外の世界へ発信することのように思う。
絵を描くことで生きてゆく事は大変なこと。
だからこそ、自分自身の態度を決めるということが大事だと思う。

個展「うすらいのヒビ」は11月30日まで開催しております。
会場は高円寺にありますGallery Cafe 3さん。
お近くにお立ち寄りの際には是非!!

↓こんな作品がありました。一部紹介↓




名倉




 




11月21日夜

先日開催されたくらしのこと市で使われた花と容れ物たち。
冷えた事務局の中でひっそりと佇む姿が綺麗です。

遅ればせながら、12月23日に開催される&SCENE手創り市の出展者発表が行われました。
先日行われた選考会では、ほぼ100%スタッフ主導により進行し、私は眺めているだけ。
むしろお呼びではない感じすら漂っている?なんというか・・・頼もしいんです。

さて、そんな頼もしいスタッフがいる反面、私はどうだったかというと、
いろいろ駄目でした。

頼もしいスタッフに任せるところは任せ、12月&SCENEで行われる予定のワークショップ什器制作にむけて勇んで近所のホームセンター行き木材等購入したものの、加工の時間がもう終わったと告げられ、望みを捨てず再度確認した所、あっさり「また明日来なよ・・・」と返され撃沈。帰りの自販機で「ちぇっ」と舌打ちしつつ珈琲ブラック買ったつもりが、苦手なシュガー&ミルクな珈琲買ってしまい、捨てる訳いかず持てる力振り絞って飲んでみたものの、激甘ミルクゆる!!で吹いてしまい、結果ズボン汚しただけだった。そこから、帰りがけの小さい公園でズボン洗おかしたら、蛇口ひねり過ぎて靴にドバッと水かかり泥はね、汚れは深まるばかり。こんな夜中に何をやってるんだ自分は・・・と幻滅している現在、22:03。
ちょっとムスッとしながらブログ更新しております。

こういう時にはとっとと寝てしまうのがベスト。
早寝早起きでリセット致します。

それでは。

名倉






11月19日


昨日の手創り市は寒さと風に煽られる中での開催でしたが多くのご来場者に見舞われました。
鬼子母神会場のみの開催となった今回は、ワークショップ「織り広場」や「DRAWING SHOW:CITY」など様々なイベントが目白押しでした。

来月、12月の手創り市では、3年ぶりの注連縄づくりのワークショップを行います。
上記の写真は3年前に撮影したワークショップで用いた花材の一部。
今年はどんな景色を作り出してくれるのか非常に楽しみです。
詳細は近日公開、しばしお待ちください。

古い民家の事務局は、今時期になると底冷えして足がかなり冷えます。
室内では靴下をはきたくはない私ですが、どうしても靴下を履いてしまいます。
同時に、目の前のストーブが暖房器具として、そして芋を焼く為の調理器具として大活躍する時期がやってきました。安納もみじ芋、鳴門金時などの芋系を自分の為に取り揃えております。

ストーブでお手軽につくれる美味しいモノございましたらご一報ください。

ではではまた。

名倉



 




本日開催手創り市!! (11月18日)

本日、11月18日は手創り市開催日となります!!



※11月手創り市では大鳥神社会場はお休みとなります。


今月の鬼子母神会場では先月に引き続き「織り広場」の開催、
そして「織り広場」のむかえでは「DRAWING SHOW : CITY」も行われます。

会場にお越しの際には是非ともご覧下さい!!


*雑司ヶ谷の街では「みちくさ市」さん、「ブングテン」さんも同日開催*


【ご来場者の皆さまへ】
会場周辺での路上駐車は近隣住民の皆さまへのご迷惑となります。
お車でお越しの際には、まずはコインパーキングに停めてからご来場頂け
ますようお願い申し上げます。



手創り市








くらしのこと市を終えて


先週末、11月11日は静岡にてくらしのこと市が開催された。

今回、初めてと言っていいくらい最初の企画段階からスタッフと共に進めてきた。
そこに私なりのチャレンジのようなものがあった。

みんなで寄り集まって考えたものよりも、個人からどうしようもなく発生した考えの方が信じられると思っている私は、その考えが正しいとか正しくないとかは結構どうでも良かったりする。
個人の考えは、目の前に見える窓であり、その窓に鍵はかけられない。
鍵をかけれないことを「気持ち」と言えばきもちいいけれども、気持ちよいことばかりではない。個人から発せられた考えというものは、本来言葉にならないものを敢えて人に伝える為に言葉に変換していて、自分に届かないものであることがありえるから。
少なくともわかったふりはしたくないし、わかりあえなくとも諦めたりしたくない。
・・・と話はどんどん逸れていってしまってますので、もとい。

そんな訳で1年程前よりスタッフと共にくらしのこと市開催にむかって歩んできた。

そもそも静岡では静岡縣護国神社で年2回の開催があり、その上で更に、という訳である。
そもそも「くらしのこと市ってやる必要あるんですか?」という声が聞こえてきそうでもある。
(トークショーの時にそんなようなことを言われたっけ・・・)

ARTS&CRAFT静岡とくらことの違いってなんだろう?

そこが大事。

ARTS&CRAFT静岡は、会場の規模も大きければ、出展者の数もずっと多い。
そして、くらことは25組に満たない出展者と会場のサイズだってだいぶ小さい。
なによりも護国神社はアクセスの良い市街地にあり、SATOは静岡生まれの私でも行くことがなかった山の方の足久保にある。
単純にアクセスだけ考えれば到底イベントなど出来る訳もないし、そもそも護国神社というアクセス良い場所で開催している私たちにとってアクセスを元に考えた場合のメリットは余りない。現実だけを見据えれば。(こういう言い方嫌ですね…)

けれども、くらことの会場であるSATOには護国神社にないものがある。

何か?

SATOは暮らしづくりの起点であり、
訪れた人にとっての「里」になることを願っている場所。
記憶というものをいつも考えてしまう私にとって「里になることを願う場所」はまさに記憶となることを願う、ということになる。惹かれない訳がない。

SATOを運営するのは木藝舎さん。
製材からはじまり、現在は住宅づくりまでされている。
住宅をつくること、それは暮らしをつくる事のお手伝い。

そんな、暮らしをつくる木藝舎さんよりSATOで何かやってもらえませんか?というのがそもそもの始まりだった。

会場のサイズや環境を考えれば護国神社よりもやれることの幅はせばまる。
けれども、SATOがどういう場所であるのか?木藝舎がどういう会社であるのか?を考えた時、「くらしのこと」というのがすぐにイメージ出来た。

ものづくりの作家がつくったものが、暮らしの中でどうやって使われるのか?
食卓にのぼる器やカトラリー、そもそも食卓にあがる食べ物がどこからやってくるのか?

こうしたことは、暮らしの中で無意識的に起きていることであるけれども、そこに少しだけ意識をぽんと置いてみることで意識は景色となる。
その、意識が景色に変わってゆくさまが「くらしのこと」なんだと思う。

今回は午後から雨が降ってしまい作家さんにとっても苦い一日だったろうけれども、「くらしのこと市」は日々の暮らしを振り返り、新たなエッセンスを作り出す事が出来る場であると私は思う。
私たち主催者だけでは成り立たなく、つくり手、暮らし手が寄り添うことでくらしのこと市は広がりを見せ、深みを増す。
はじめての試みはどれだけの一歩になったのかわからないが、終わってみてはじめて沸々とやってくるものがある。

今回の開催について整理する事はまだこれからですが、終わって数日で考えさせられた事を綴りました。

ご参加、ご来場、誠に有り難う御座いました。

名倉哲

↓くらしのこと市会場写真↓















ご覧頂きありがとうございます。









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