手創り市写真部座談会(後編)

写真部座談会・1月6日(後編)


(*前編については「こちら」clicks!!を、

 中編については「コチラ」clicks!!をご覧下さい)


新年が明けて最初の日曜日。昨年から開催予定のままでいた「手創り市写真部座談会」がこの日、手創り市事務局にて実現しました。では早速、その模様をお楽しみください。


【手創り市写真部】

荒木さん→荒(ハンドルネーム:toshi) 梅津さん→梅(ume)  

皆川さん→(こむぎっこ) 坂田さん→坂(Asumi Sakata) 

新津さん→新(s.niitsu)   布田さん→布(Ayako Fuda)


聞く人:名倉→名 ライター:植岡→植


……


途中参加の布田さんを待ちながら、座談会を終え、互いの話しを交換し、さらにリラックスした写真部が和気藹々と雑談を始める。最初は互いの年齢の話しになり、次に、1月に誕生日を迎える人がこの場に多い事が発覚。なんと、荒木さんと名倉くんに至っては、誕生日が同じでもありました。そんな話しをしている時に、布田さんが登場。

そんな彼女からは、「私の双子の姉は名倉さんと、生年月日が全く同じなんですよ」という話も出、さらに場は盛り上がる。

ここで名倉くんは、フランス菓子の「ガレット・デ・ロワ」をみんなに振る舞うための準備で台所へ。司会は僕に交代して、布田さんにインタビューを開始しました。



植:では写真部座談会個人部門、開催したいと思います。まず、自己紹介と写真を始めたきっかけを教えてください。

布:「布田です。写真を始めたきっかけは学校の授業でフィルムの現像をやったのが初めてで」

植:学校で!?

坂:「いいなぁー」

布:「それも最初から焦点距離とかの光学知識をやってからフィルムを現像して、暗室で焼いたのがきっかけで、先生で写真をやっている方が多かったので、先生と仲良くなってたので、それで自分はやるようになりました。デジカメは今務めてる会社がデジカメをつくってる会社なのでフィルムで撮ってた時も結構長かったですね。暗室で焼いてはいたんですけど、上手く出来ないので、結構素人な感じでやってました」

植:その頃はどういう写真を撮ってたんですか?

布:「友達を撮ってたり、デザインの学校にいたので自分の作品のポートフォリオを撮るのと、作品審査用の写真とか撮ってたので、作品メインで、ホントやらなくちゃいけないって感じに迫られていて、会社に入ってからデジカメをやるようになってから、人の写真とか風景とか、甥っ子と姪っ子がいるので子供の写真とか、一般的な写真を撮る様に変わっていきましたね」

植:では次なんですけど、何故写真部に参加しようと思ったか。

布:「手創り市のブログはずっと見ていて、そこ写真部の募集があったからっていうのが率直な感想なんですけど(笑)それで、参加させて頂きました」


za_fuda.jpg

(写真部・Fudaさんの撮影ひとコマ)


植:では次いきます。写真部に入る前と後とでは、会場の感じ方って変わったと思うんですけど、実際写真部に入ってみてそこはどういう感じですかね?

布:「そうですね、最初行ったときは作家さんとしゃべっていいのかもわからず、買ってそそくさと帰るみたいな感じでしたね。でも写真部で参加する様になったら、結構グルグル周って、気になった事とかお話し聞いたりとか、買わなくても「新商品ですね」って言って話し掛けたりとか、あとワークショップとかもホントに見てて楽しいと思ったので、結構一日楽しめるなって思う様になりました。でも、ワークショップにしてもブースの配置にしても、当日来た人にはわかり辛いのかなとは思いますけどね」

植:当日会場での告知方法ですか?

布:「はい。常連さんには、今日はこれやってるんだってわかると思うんですけど、初めて来た人は、ぐるっと周って気になる所だけ見て帰っちゃうってのが多そうで、&SCENEのライブも無料なのか無料じゃないのか?もわからないし、もうちょっと、どこで何やってるのかがわかると楽しいかも」


植:はい。貴重な意見ありがとうございます。次に、撮影時に気をつけている事など。

布:「撮る前に声を掛ける様にしているのと、お客さんが後ろにいる時には出来るだけ邪魔にならないようにしてるかなぁとは思いますね」

植:あと、ハッとした事とかときめいた事ってありますか?

布:「多分、万遍なく撮ろうとは思っているんですけどやっぱり自分の好きな方面ばかりいくなーって。今日はアクセサリーばっかり撮ってるなーとか。何かしらあるなーと思って」

植:それは皆さんもそう?

坂:「そうですねー。それでいいかなとは思っちゃう」

梅:「夏とか結構ガラスを多く撮っちゃったりとか」

布:「あと、テントがないから撮りやすいとは思います。テントがあるとせっかくの色味の物が撮れなかったりするので、雑司ヶ谷の手創り市は晴れてるか、薄曇であれば撮りやすいです」


植:では最後の質問です。今後写真部でやっていきたいこと。

布:「みんなでブログを更新していこうっていうのは、去年の目標だったので、今年は何か違うイベントが出来たらいいなーって思います」

植:例えば何か思い付くものは?

布:「簡単なものであると、写真展とかなのかなぁー。「写真撮りますブース」とか(笑)」

一同:面白い!

布:「作家さんとかのポートレイトでもいいし。結構設備大変だなって思って」

坂:「いいんじゃない? 自然光の出来る範囲で」

荒:「ハードル高いなぁ」

布:「こんなもんかなぁー」

植:みんなから出たのは、カレンダーとか、飲み会とか出て。

布:「飲み会いいですね!(笑)」

植:それが今年の第一目標で、座談会は締まりました

布:「あははは」

植:あとは……

坂:「写真部ブースを出す。グッズをつくる」

布:「ポストカードとか」

新:「そのブースで写真を撮りますブース」

植:以上ですね。ありがとうございました。

布:ありがとうございました。


こうして写真部座談会としてのインタビューは終わりました。

その後、様々な雑談を交えながら、アーモンドクリームが入ったパイ、「ガレット・デ・ロワ」をみんなで頂きました。

ちなみにこの「ガレット・デ・ロワ」、中に一つだけ入ったアーモンドが入っているパイを引き当てた人が、その年一年間、幸福が続くといわれているゲームの様な風習を持っています。

そして、そのアーモンドの切れ端の半分を食べたのが、僕、植岡で、王様になるのは恥ずかしいから黙っていようかと思っていたら、多分、残りの切れ端のアーモンドを食べた名倉くんが「やべ、当てちゃったよ…」とテレ笑い。僕はなんだかおかしな気持ちでそのパイを完食したのでした。おしまい。


うえおかゆうじ


次に当日はこれなかった二人の部員さんのQ&Aコーナーとなります。ご覧下さい!!



yukorin 


・自己紹介をお願いします。

 併せて写真をはじめたきっかけもお聞かせ下さい。

ゆうこりん(女28才です)

埼玉在住です。ファッション・アート・人との出会いが大好きです。

 写真を始めたきっかけは、ファッションストリートスナップが撮りたかったからです。

 


・写真部に参加しようと思ったのは理由は?

気になることをしてみようと思っていたからです。



・写真部に参加する前と後の会場での感じ方の違いはありますか?

写真部を通して作家さんの搬入搬出の苦労・工夫・大変さを少し感じました。

その事についてトークライブ?かなんか、、、本当関係ない事ですね(汗)



・写真部としての活動、今後やってみたいことをお聞かせ下さい。

フリーペーパーみたいの(zineなど)と、ブックを作ってみたいかもしれません。



・最後に今年の個人的な抱負があれば是非!!

写真部と関係ない本当に個人的なことだと、、、、

カフェでの写真展示と、何か作りたいと思ってます。

いま、キャンドルが気になってます。

 写真部だと、、、、もっと達成感を感じるような写真が撮りたいですw




・自己紹介をお願いします。また、写真をはじめたきっかけもお聞かせ下さい。

初めまして!Miku Tajimaです。

写真歴は5.6年程になります。写真を始めたキッカケは…ネットショッピングをしていた時、

トイカメラなるものを発見し、その写りにとてつもなく惹かれた事がキッカケです。

今はフィルムカメラ、デジタルカメラ両方使いますが、当初はトイカメラばかり使っていま

した。

手創り市の写真もトイカメラで撮ってみたいな!



・写真部に参加しようと思った理由をお聞かせ下さい。

手創り市が好き、写真が好きとなれば、参加しないわけにはいかないと思ったからです!

募集しているとしって、すぐに応募しました!



・写真部に参加する前と後の会場での感じ方の違いはありますか?

会場の感じ方に特に違いはありません。ですが、写真部ということで、作家さんに話しかけ

やすくもなりましたし、作家さんの作品に関して詳しく知る事が出来るようになった気が

します。

やはり、写真部は手創り市の雰囲気、作品の良さも伝えていかないといけないと私は思うので、

以前よりも長く作家さんと話をするようにしています。



・撮影中にハッとしたこと、気をつけていることがあればお聞かせ下さい。

同じ作家さんと所に、立て続けに写真部がお邪魔してしまっている事があるのが、少しだけ

気になりました。

作家さんは快く受け入れてくれてはいますが、写真を撮ろうとすると、やはりお客様の邪魔に

なる場合もあるので。腕章を確認し、なるべく立て続けにならない配慮も必要かもしれません。



・今後、写真部として活動してゆくにあたってやってみたいことなどお聞かせ下さい。

写真部に入る当初から言っている野望のようなものかもしれませんが…手創り市写真部の

写真展を、手創り市の会場の一画で行いたいです。写真部部員の写真の雰囲気も違うので

面白いかなと☆



・最後に今年の個人的な抱負があれば是非!!

沢山の作家さん、作品達を素敵に撮って上げたいです!作家さんに見ましたよ!ありがとう

ございます!と言って頂けると嬉しいので☆


……

ここまでご覧頂き誠に有り難う御座いました。
手創り市写真部はこれからも会場の撮影を地道に続け、出展者の皆さまと多くのご来場者さま
架け橋となるような活動をしてゆきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します!!

手創り市写真部一同

※ご意見・ご感想、写真部へのご要望などは下記mailまでお気軽にどうぞ。







手創り市写真部座談会(中編)


写真部座談会・1月6日(中編)


(*前編については「こちら」clicks!!をご覧下さい)


新年が明けて最初の日曜日。昨年から開催予定のままでいた「手創り市写真部座談会」がこの日、手創り市事務局にて実現しました。では早速、その模様をお楽しみください。


【手創り市写真部】

荒木さん→荒(ハンドルネーム:toshi) 梅津さん→梅(ume)  

皆川さん→(こむぎっこ) 坂田さん→坂(Asumi Sakata) 

新津さん→新(s.niitsu)   布田さん→布(Ayako Fuda)


聞く人:名倉→名 ライター:植岡→植


……

ここで、事務局のドアがノックされ……


名:「新津さんかな?」


写真部、新津さん登場。


一同:「あけましておめでとうございます!」

荒:「お久し振りです」

新:「お久し振りです」

名:なんとなく始まってて、とりあえず新津さんの自己紹介を。それと写真を始めたきっかけを教えてください。

新:「新津です、よろしくお願いします」

一同:「よろしくお願いします!」

新:「きっかけは散歩が好きで、カフェとかよく行ってるんですけど、撮りたいなと思って、最初デジタルカメラとかで撮ってたんですけど、一眼とかハマリ出して、だいたい二年位です。で、好きな写真家はオズマガジンとかの写真を撮ってる川島小鳥さん」

荒:「人気ですね」

皆:「二票!」

新:「その人が好きです。以上です」


za_niitsu.jpg

(写真部・niitsuさんの撮影ひとコマ)


名:では次にいきます。何故写真部に参加しようと思ったか? さっき言ってる人もいると思うけど。誰からいこう?…植岡さんじゃないから大丈夫だよ(笑)

一同:笑

荒:「写真部じゃないですものね。違うか〜」

名:じゃ、荒木さん。

荒:「最初は名倉さんのツイッターか何かを見て、すぐに応募した感じだったかな。元々趣味で写真を始めてて、シャッター押す事自体が楽しいというか、麻薬的な所があったんですけど、もうちょっと上手くなりたいなって。友達、写真好きな連中と付き合ってるのもあって、写真展、グループ展みたいなものもやり始めてたんで、もうちょっと先、定年後の楽しみを」

皆:「すごい先ですね!(笑)」

荒:「まぁ、そんな状況にもなって来た」

名:エバー・グリーンな。

荒:「そうですね。そんな感じがあって、元々趣味で始めてもすぐ飽きちゃうんですよね、性格が。でもこれだけはずっと続いて来ているんで。それを大切にしていきたいなっていうのが自分の中にあって、名倉さんのツイートを見てすぐに応募した、みたいな感じでしたね。もっと上手くなりたいな、と。ま、変わってないんですけど」

植:「実際写真部に入って、普段撮っていた枚数よりも総量は増えました?」

荒:「いや、あんま変わらないかな? ただやっぱり気を使いますね。街撮ってるとか、物撮ってるとか、そういうものじゃなくて、作家さんが色々な想いを込めてつくった物が置かれてたりする訳で、気は使いますよね。お客さんもいるじゃないですか? 写真撮ってたら邪魔にもなっちゃうだろうし、そういう感覚の違いは大きいですね」

植:「なるほど、ありがとうございます」


名 : 次、梅津さん。

梅:「きっかけは、手創り市は毎月行ってて、ブログ見て、確かに名倉さんの思ってる事、こんなにいい場所なのに記録として残してないのはもったいないなと思って、その時、他の事で、気持ちの中でモヤモヤしてて、何かちょっと挑戦したいなって思って、応募しました。実は」

荒:「何かやってやろうって」

名:弾けた感じで。

梅:「そう、やっちゃえ! みたいな感じで。でもこんなに人数多くなるとは思ってなかったし、実際やってみて、お客だと買う買わないになっちゃうけど、写真部だとそういうのなく作家さんと話せるからそれはすごくいいなと思って」

名:すごい生々しいね。でもすごくいいと思う。

植:「実際写真部に入って「やったろー」って言って」

梅:「「やったろ−」じゃない(笑)」

名:それちょっと盛ってるよ(笑)

一同:爆笑

植:「やってみようと思って、やってみて、そのモヤモヤっていうのは解消されたんですか?」

梅:「多分」

植:「多分て(笑)」

梅:「でも最初緊張したけど、楽しいし、作家さんとの距離が近くなったから」

名:買う買わないがあると距離を感じちゃう?

梅:これちょっと興味があって見たいのに、あまりショップ定員さんみたいに、「これいいですよね?」みたいに言われちゃうと、買わなくちゃいけないのかな、みたいになっちゃうから。それが今はないから」

名:作家さんはそういうつもりはないだろうけどね。でもどうしても、展示販売の場であるから、最終的なゴールは売れるか売れないかって所はないとは言えないよね。

梅:「はい。以上です」


名:次、皆川さん。

皆:「手創り市を始める前は、割と風景とか撮って、ちょっと私もモヤモヤってしてて(笑)」

一同:爆笑

植:「初めてつながったじゃん(笑)」

坂:「やったー(笑)」

梅:「いつもだいたい逆だったのに(笑)」

皆:「人とかポートレイトは撮る気にはならなくて、それでちょっと「物」というテーマを決めて撮ってみたら面白いのでは? と思って参加しました。それで結構、さっきも言ったんですけど、撮るって事よりもあの場で楽しむって事が私には楽しくて、写真どうこうよりも、それを楽しんだので、今年はどう撮っていくかっていうのを考えてる所なんですけど。ちょっと友人に「シンプルな写真だね」って言われて、心の中はグチャグチャしてるんですけど、それで、自分の中で答えは意外と出てるのか? って思って、それを活かした写真を取りたいと思っています。それは手創り市と関係ない所ですけど。ある程度自分の中で考えとかが決まってないと、取れないので」

名:モヤモヤは晴れましたか?

皆:「はい(笑)」

一同:爆笑

皆:「晴れて元旦となったので」


名:はい。では、坂田さん。何故写真部に参加しようと思ったのか?

坂:「仕事でやってたので普通に撮るのが好きで、ただ今メインの仕事が必ずしもカメラマンの仕事ではなくなったので、大学の助手なので、日々写真は好きで撮ってはいるんですけど、手創り市みたいな場で色んな人とコミュニケーション取れたらいいなと思ったので、それで参加した感じです。前、カメラマンの仕事してたら出来なかったけれど、今回土日が休みになったし、タイミングが丁度良かったのですぐ応募したって感じです」

名:その頃、モヤモヤはなかったですか?

坂:「(梅津さん、皆川さんを見て)それはここだけです(笑)」

一同:爆笑

荒:「いや、そこは拾って貰いたかったな〜(笑)」

坂:「私もちょっと色々あって…(笑)」


名:はい。次は新津さん。

新:「はい。手創り市には毎月行ってたんですけど、ブログとか見てて、革の雑貨、自分でもつくったりしてたので」

一同:「ふーん」

新:「革とか習ってて、なんかそういうヒントとか貰えたらいいかなって。写真も始めてたので、それで撮ってみたいなって思って面接行ったんですけど、そしたら色々と楽しい事があって良かったです。知り合いの作家さんとかも増えたりして、知り合いに手創り市出してる人もいたんですけど、そういう人からも「写真部でこういう写真撮って欲しい」っていうヒント貰ったりとかも出来たりするんで楽しいです」

名:それはみんなに教えてくれないの?

皆:「うん、聞きたい」

新:「それは座談会で言おうと思ってたので」



名:はい、すみません。では次行きますね。写真部に参加する前と後の会場での感じ方、ですね。お客さんで来てる時と、今写真部で活動してて会場に来てる時の、意識の違いだったり、ここはいいなとか、ここはちょっとな、とかあれば。

荒:「みんな同じ様に感じてるんだろうけど、距離感が違うって」

新:「あの、作家さんと写真部って結構作家さんからしたら写真部は別って考えてる人が多くて、自分達は同じつもりでやってるじゃないですか? 作家さんの立場から。そういうのがちょっと意識がずれてるんじゃないかな? って気が」

皆:「人によってありますよね。すごい話やすい人とか、その人のキャラクターもあるけど」

坂:「あと、時間帯とか光の感じとかも、写真を撮るからそういう事は気にするようになりましたね。冬だったら早目に行かないと暗くなっちゃうとか。午前中の方が光が綺麗だし、光の状況を見て、ここのブースは今撮るのがいいけど、あそこはあんまり良くないから後で撮ろうとか。あと、毎回行ってると、季節によって作家さんが同じ人だったらアイテムが増えてるとかいうのがより見えて来たなっていうのはありますね」

名:皆川さん、そのあたりは?

皆:「やっぱり季節の移り変わりを商品だったり、大鳥神社の境内の紅葉だったりとか、行ってる毎に季節の移り変わりを楽しめるというか。その辺がやっててやはり楽しいですね」

坂:「手創り市の写真プラス、季節の写真を一枚入れようと思って」

名:そうすると記憶に残っていくよね。あの頃はああだったなーとか。

坂:「結構写真って見ると、昔の事でもわーって思い出せる。そういう空気感含めて取りたいなって思ってます」

名:その辺、文字でルポやった人からしたらどう? ルポも毎月あって写真部も毎月あって。

植:「そうですねー」

名:植岡さんの場合、文字で表す訳だから、ビジュアルない訳じゃん。

植:「僕の場合は……」

名:思い出したくない?

一同:笑

荒:「なんかあったの?」

一同:爆笑

植:「モヤモヤがありまして(笑)」

一同:「あはははは」

植:「一年間丁度やれたので、一年を通じて、手創り市が見れたってのは大きかったってのはありますし、それは自分自身が変わっていった、ルポって全くやった事のない状態で始めたので、そこでどういう質問を投げていこうかだったりとか、手法とか、意識とか、ここが大切な部分だとか、そういうものを発見しながら変わっていって、一年間を終えられたので、そこが一番大きい所かもしれませんね」

名:で、写真部との比較。

植:「比較……」

名:例えば写真部の人達は言葉を介さずとも写真だけでポンって、ビジュアルの強さってあるじゃん? それはどう?

植:「そう、写真部のブログを見てるんですけど、僕が「手創り市のルポ」であえてやらないし、写真を載せないだとか、リンクを張らないだとか、そういう部分を皆さんやってらっしゃるじゃないですか? で、見やすいっていうのはすごくあったりして、入ってくるものもすごくあるし、ちょっと畜生って思う部分もあるんですけど」

一同:爆笑

名:まさにモヤモヤがね(笑)

植:「あるんですけど、でもそこは置いておいて、写真部は写真部で写真を中心として伝えられる事を伝えていくってことをやってるんだと思っていて、僕は文字だけを使ってそれをやっていけたらいいなと思ってやっていたんで、モヤモヤはありません」

一同:爆笑

新:「モヤモヤって何ですか?」

坂:「写真部に入るきっかけがモヤモヤ」

梅:「解消されたって話しです」

新:「ブームなのかな?って思って」

植:「ブームです(笑)」

名:ここだけのね(笑)

荒:「狭っ!(笑)」

一同:爆笑



名:じゃ、次行きますね。撮影中にハッとした事、撮影中に気を付けていること、何かあれば?

新:「作家さんのこの作品だけ撮ると見栄えが悪いので、草とかと一緒に撮るとか、そういうのは気を付けたりしてます」

名:その草とか花とかは用意してるの?

一同:笑

新:「落ちてるやつとか他の雑貨の小物とかをこの辺に置いてとか」

名:ほー。つくってるんだね場を。               

新:「そうです。シーンを」

坂:「若干悩むのが、値札を入れたらいいのか、入れない方がいいのかって」

梅:「あー!」

坂:「たまに撮ってる時に、向こうから言ってくれた場合は値札は隠す」

皆:「そっかそっか」

荒:「うーん、なるほど」

坂:「そういう人も若干いるので。明らかに取らないと撮れないものはそのまま撮っちゃうんですけど、そうじゃない時は、角度でよけれるなら撮るみたいな。あえてぼかすのは変だからそこ迄はやらないですけどね」

荒:「モザイク」

名:それ作家さんとかに言われた事ある?

坂:「言われた事あるんですよ、実は。値段を隠して撮って欲しいって。それをきっかけでそっかって。でも自分がブログを見る側だとしたら、値段の目安は知れたらいいなと思いますね」

皆:「ネットショップとかでリンクで飛んだりして、値段が違ったりしたら」

坂:「でも値段は違うのは理由はちゃんとあるじゃないですか? ここはマージン取らないとか」

名:結構それはなかなか難しい……。

坂:「これはカットしても全然(笑)」

一同:笑

坂:「生々しい話なんで(笑)」

名:ま、でも作家さんの方でも言ってくれるよね?

坂:「嫌な人は言う筈なんですけどね」

名:会場で写真撮ってる人って写真部だけじゃなくて、結構たくさんいるでしょ?そうすると写真を撮られる回数って一日の回数で多いと思うから、撮られる事に対しても気を付けてるんじゃないかなって思うけどね。それは聞いてみないとわからないけど。

荒:「一回だけ撮って欲しくないって言われた事がありました」

梅:「私もありました」

名:作品を?

荒:「というか、このブース全体を。写真が嫌いなのか? 何か色々あったのだとは思うんですけど。始めて二回位の時かな?」

新:「写真部の人が立て続けに4人位来たっていう作家さんがいて、面倒臭くはなりますよね?」

名:2人位ならいいけどね。3人位から「あれ?」。4人位から「またか」って。

新:「最近、撮る前に「来ましたか?」って聞いてますね」

一同:ああー。

皆:「養源寺さんの方は下が石畳だから撮ってて色が映えるなっていうのはありますね」

一同:ああー。

皆:「全然違うと思う。雑司ヶ谷の方だと、下が土だから、なかなか商品が引き立つのが難しいなと思って」

名:背景がコンクリだと黒くて画面も締まるもんね。ちなみに新津さんは今まで写真を撮ってくださいって言われた事はありますか?

新:「あります。撮ったりして、他の手作り市の選考の写真に使うみたいでした」

荒:「いいんだ!?それ?」

名:それちょっとなあ…モヤモヤしちゃうね。

一同:爆笑

名:でも単純に、無責任な言い方かもしれないけど、作家さんの方から「撮ってください」っていう言葉が出てくるともっと動きが出て来るんじゃないかなって。

皆:「写真部に対するアンケートとか要望みたいなものを貰えたら嬉しいなって」

荒:「確かに」

皆:「直接だと言い難い事とか、書面だと色々、それぞれ想いがあるだろうから」

荒:「色々出てくるね。うざいとか邪魔だとか(笑)」

一同:笑

荒「一回ありましたね。アクセサリーの作家さんが、受付に来て写真撮って欲しいって」

坂:「その辺難しいですね。あんまりきっちりやっちゃうと緩やかじゃなくなっちゃうし」

名:要望って難しいね…

坂:「言ったもの勝ちになってしまうんじゃないかなーっていうのがありますね。あとブログ見てて、みんな自分の気付かなかった作家さんの作品撮ってる事があって、ハッとする時ありますよね」

梅:「ある!」

坂:「それがいいのかなって」

荒:「万遍なくは撮れないですよね?」

名:万遍無くって言われると、責任感に近い。

坂:「そうなっちゃうと仕事になっちゃうから、そうじゃない今が自由な感じで撮れるのが面白いなと思う。私はですけど」

新:「あと作品の配置の仕方でも撮りたくなる。ただ置いただけでは撮りたくはない」

名:撮る側としてもやっぱりその作品だけじゃなく、その環境からして撮りたいっていうのが。

新:「やっぱり上手く取りたいから、上手く取れそうな所を選んでいます」



名:では次いっていいですか? これから写真部としてやってみたい事などありましたら。なんでもいいですよ。

梅:「みんなシーンとしてる(笑)」

荒:「何だろうね? 飲み会?」

一同:爆笑

新:「そういう交流とかって深めていった方が」

荒:「一旦、軽く砕けた感じが出きればね」

名:結局、来る時間も帰る時間もフリーだから。

坂:「写真展とかはやってみたいとは思いませんか?」

皆:「写真展やるって話しがありましたよね? 何月位を?」

名:一応、一年やってからって考えてて。

新:「その写真展って今まで撮った写真を使うんですか?」

名:そうだね。それぞれで持ち寄ってってなるかなぁ。その他何かありませんか?

坂:「やろうやろうと思ってつくれてないですけど、BCCKSとかで写真集つくれるじゃないですか?」

荒:「前、たくさんつくってたものね」

坂:「あーあれは、photobackとかでつくったやつです」

名:新津さん何かないですか? やれるかどうかは別として。

新:「写真部グッズとかつくりたい」

荒:「グッズ来た!」

新:「ポストカードとかカレンダーとか」

植:「カレンダーいいな」

荒:「カレンダーいいね」

新:「手創り市だと、写真部ブースだとか」

植:「それ面白いですね」

荒:「受付の5分の1くらい借りて(笑)」

一同:爆笑

名:毎回じゃなくても、写真部のブースをつくってみるのはいいかもしれないね。半年に一回とか、一年に一回とか。

荒:「そこで壁付けて、写真をちょちょっと貼ったりして」

名:植岡さん何かない?

植:「前回の&SCENEでもライブの写真など撮って貰ったのですけど、これからもお願い出来たらと」

新:「楽屋は撮ってもいいんですか?」

植:「楽屋かぁー。アーティストさんがいいって言ってくれたら」

名:そういうのいいね。楽屋はきれいにしておいて欲しいけどね(笑)

一同:爆笑

植:「その方がさらにライブ感出ますよね?」

名:後ろから追ってくとかね。入っていくところを。

植:「それもぜひぜひ」



名:全然話し変わりますけど、10月のARTS&CRAFT静岡に来てくれた写真部の感想を。来れなかった人もいるけれど。

坂「広いなっていうのがありますね。40かぁーって」

荒:「40?」

坂:「三人で割ったんですよ、ブースが120位あって、40。食品ブースだけで20位あって、そこを先に押さえて。そこから周ったんですけど、神社にお参りにいけなかったのが残念です。雑司ヶ谷のブースと違って、一個一個のブースが大きいんですよね」

名:3メートル×3メートル。

坂:「プロでやっているっていうか、本格的な方が多いなって印象でしたよね?  食事の所はその場でつくってるから。現場調理。あったかいものが食べれる。地元も方も多く来てて「静岡いい所でしょ?」とか言われてあったい場所でした。雑司ヶ谷は雑司ヶ谷でブースは狭いんですけど、色んなごっちゃ感があって。それ新津さんとも話してたんですけど、雑多感があるから、ま、それがそれぞれの特徴だねーっていう。なんじゃこりゃっていう物はそんなに静岡にはない。悪い意味ではなくてね。作家さんのスタンスも違うのかなって思って」

新:「椎茸の店とか面白かったですね」

坂:「美味しかったですね」

名:しいたけぞう?

坂:「はい。朝採り椎茸とか入ってたり」

新:「面白かったです」

坂:「あと、みんなが亀池の周りに集まってピクニックみたいにしていて」

新:「ザリガニ釣ってましたね」

坂:「新津さん子供と釣ってましたよね?」

新:「あまり釣れなかった(笑)」

坂:「あと、ARTIST部門ってあって、宝探しみたいに会場に作品があって、光で表情も変わるから。布田さんとかと話してたのは、二日間やってて、一日写真部の仕事頑張って、一日フリーで遊べたらなって楽しいよねって言ってた」

名:じゃあ、今度の四月は!

梅:「行ってみたいとか思います、見てて」

名:経費ちゃんとつくれる様に静岡で相談しておきます! そうだよね。写真撮ってお終いじゃね。次回は一泊二日で行ける様に行けたらいいですね! あと何かありますか?

坂:「やりたい事なんですけど、作家さんの工房に行ったりする事あるじゃないですか?タイミングが合えばですけど、撮りに行きたい」

名:「アトリエ訪問。アトリエ訪問はとりあえず終ってるんだよね。あれはサントラをつくる為にあって。その辺、新津さんもメールで言ってたけど」

新;「一人の作家さんを撮るのってやってみたら面白いと思う」

名:今後無理のない範囲で写真部としてそれが出来たら。

荒:「作家さんをピックアップして、ひとつの作品が出来上がっていく過程の空気感とか」

新:「そうですね」

名:ちなみにこの人の所行ってみたいってある?

新:「小さな本工房さんと仲良くしてて、あの人って面白いじゃないですか? どんな感じでつくっているのか? 見てみたいですね」

坂:「繭工芸さん。お父さんが元々蚕をやっていて、そのベースに今があるみたいな」

名:バックグラウンドまで知って、それを見せたら面白いよね?

皆:「あとこの間、手創り市の作家さんとかと忘年会にいって来ました」

梅:「楽しかったね」

皆:「それもあって、まずは飲み会かな。みんなを知って、撮り方も変わって来ると思うから」

名: で、写真部の今年の抱負は「飲み会をやる」と。

一同:笑

新:「それすぐ出来るじゃないですか? 今年の抱負?」

荒:「いや去年これ出来なかったからデカいんだよ」

新:「どんだけ緩いんすか(笑)」

一同:爆笑



名:じゃ今から、今年の個人的な抱負を聞いてゆこう。

荒:「今よりは上手く。あと周りをもっと見れたらいいなと思います。作家さん、お客さんを」

坂:「私は去年以上に顔見知りの作家さんを増やす。色々コミュニケーション取って」

皆:「もうちょっとコミュニケーション取りながら作家さんの要望を入れたのを撮ってみたい」

名:ああー。具体的に自分の撮りたい写真もそうだけど。

皆:「自分的には自分のカラーを出すっていうのはあるんですけど、色々話して色々柔軟に変えていきたいです」

梅:「何も考えてないです。皆さんの様に上手く撮りたいっていうのはもちろんだし、でも自分のカラーは取っておきたいし、景色とかも上手く撮れるようになりたいです」

新:「作家さんと仲良くしていって、でも写真部で出来る事っていっぱいあると思うので、それを追い求めていければいいかなと思います」

梅:「まとめてくれた」

一同:「かっこいいー!」

新:「いやいやそういう意味で言ったんじゃない」

一同:笑

新:「皆さんと一緒に」

名:オレについて来いよと(笑)

皆:「締めに相応しい言葉ですね」

新:「そんな気合入ってない」

一同:爆笑

名:もっと面白くしていきたいよねって。

新:「そうですね。面白い、お笑い集団に」

一同:笑

荒:「頑張りましょう! 笑顔は絶えないね。挨拶はみんなハイタッチみたいな」

新:「それ採用です」

一同:笑

名:そんな訳で2013年もよろしくお願いします!

一同:よろしくお願いします!


……


次は「後編」。

終わった頃にやってきた布田さんとこの日は欠席された部員2名の様子をお届け致します。


※ご意見・ご感想、写真部へのご要望などは下記mailまでお気軽にどうぞ。

手創り市





手創り市写真部座談会(前編)


写真部座談会・1月6日(前編)


新年が明けて最初の日曜日。昨年から開催予定のままでいた「手創り市写真部座談会」が

この日、手創り市事務局にて実現しました。では早速、その模様をお楽しみください。


【手創り市写真部】

荒木さん→荒(ハンドルネーム:toshi) 梅津さん→梅(ume)  

皆川さん→(こむぎっこ) 坂田さん→坂(Asumi Sakata) 

新津さん→新(s.niitsu)   布田さん→布(Ayako Fuda)


聞く人:名倉→名 ライター:植岡→植


        

名:では写真部の座談会を始めます。座談会なんですけど、主たる目的は、写真部の事を知って貰おうと。

荒:「おお!」

名:あと今まで参加してきて、撮影して実際に感じた事だったり、ハッとした事、例えば怒られたこととか(笑)、それはカット出来るけど、その辺の参加する前と参加した後の自分自身の感じた事を、ホントに包み隠さず、包み隠してもいいけど(笑)話して貰えたらなって。気楽に、上手い事言おうなんて思わなくていいし、編集は利きますので、ピーも入れられるし(笑)

一同:爆笑

名:気楽にいきましょう。

荒:「気楽が一番」

名:そう、気楽だね。終わった後にお菓子も食べます。あと梅津さんもお菓子を持って来てくれたので。

一同:ありがとうございます!

名:では今から写真部座談会を始めたいと思います! よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いしまーす!


名:では自己紹介をお願いします。まずは坂田さんから。

一同:笑

坂:「いつも荒木さんからだから(笑)」

名:今日は変えて。でも荒木さんからでもいいですよ?

荒:「はい。いいですよ」

名:植岡さんの自己紹介はいらないから(笑)

一同:爆笑

植:「うん。いらなくていいよ(笑)」

梅:「聞きたい!」

名:じゃ、時計回りで。

荒:「荒木です。この事務局に最初に来たのは、2月か3月?」

坂:「2月位」

荒:「最初面接で来て、坂田さんとこの席あたりで」

坂:「そうですね」

荒:「二人しかいないんだ!? って思って(笑)めちゃ寒い日で帰りには凍えて帰ったような日だったのをよく覚えています。で、3月の手創り市から参加して、撮影前は人数は、2人か3人くらいかと思ってたんですよね」

坂;「うんうんうんうん」

荒:「そしたらまぁ、二桁にいくかいかないか、みたいな人数になっていてビックリ!なかなかみんなが会える場っていうのがなくて、手創り市の会場にも12時に集合って、そんな感じに思ってたんだけど、そんな堅いことより自由な方がいいのかなって思って今までやって来ました。最初の印象はもっと堅苦しくなるかと思ってたんですけど。自由な感じになりつつあるので、とてもいいのではないかと思っております。あんま自己紹介になってないですよね?(笑)」

名:終わり?まとまっちゃった感じですね

一同:爆笑

荒:「はい。お菓子お菓子(笑)」

名:あと、自己紹介では写真を撮り始めたきっかけを。うろ覚えでいいので。

荒:「そうですね。高校の時帰宅部で、友達がカメラ好きだったのが、もしかしたらきっかけだったのかなぁ。最初、フィルムの一眼、PENTAXの安いのを買って、面白いなと思い始め、コンタックスのT2というやつを買って、これは便利だ! って思って徐々に徐々にこう。でも思いっ切りやり始めたのは5年前位かな。もう面白い! みたいな。散歩行ったりするのも好きなんで。すごく合ってたんだろうなって気はしますね」

名:ちなみに好きな写真家っているんですか?

荒:「ぶっちゃけ言うと、あんまり人の名前覚えるのか苦手なんで、写真見て、あ、これこれこれ!ってなるタイプですね。誰が好きかって言われると……名前が出てこないでしょう? ほら(笑)そんな感じですね。でも、モノクロ写真は好きかなぁ。では次」


za_toshi.jpg

(写真部・toshiさん、撮影のひとコマ)


植:「手創り市のライターをやらせて貰ってます植岡です。よろしくお願いします」

名:今日なんであなたはここにいるのかな?

一同:爆笑

植:「今日はこの手創り市写真部、座談会の模様をですね、一緒に体感させて頂きまして、それを後日テープ起こしさせて頂き記事に変えるという役目を仰せつかっています。よろしくお願い致します」

(写真部、一斉にカメラを取り出し、植岡を撮影)

植:「うわー、撮られてる(笑)では次」


za_ume.jpg

(写真部・umeさん、撮影のひとコマ)


梅:「実家が和菓子屋の梅津です」

荒:「和菓子屋、いいね〜」

梅:「そうなんです。写真を撮り始めたきっかけは、結構ライブ行ってて、何か手伝いたいなみたいな、それでデジカメを買って、知り合いのバンドのサポートな感じで撮影がしたくて」

(写真部、一斉にカメラを取り出し、梅津さんを撮影)

梅:「うわー、カメラが来た!(笑)で、こっちの大きいカメラを買ったのも知り合いのバンドがワンマンをやるのを撮りたいと思って。ホント、すべてがライブで進んでるんですけど、それがきっかけですかね。前の職場がバンドマンが多くて、コミュニケーションの一貫で観に行ったら、何だろうこの空間みたいな、すごいなって思って、のめり込んじゃってって感じです」

名:ライブ感のある場所が好きなのかね?

梅:「だから栃木・宇都宮にも大好きなバンドがいて、撮らせてくださいって通ってます。あと好きな写真家? 私は全然写真展とか行かないんですけど、たまたまテレビで観た立木さん?あの人の撮り方はいいなと思って」

坂:「立木義浩さん。有名。写真館の人なんですよね。元々は」

植:「どういう撮り方をする方なんですか?」

坂:「きちっと撮影される方ですよね。NHKの番組でもやってて」

梅:「それを観て!」

坂:「船の上で撮ったり」

梅:「街歩いてて、中学生の子とかに「撮ってもいい?」って聞いてパシャって。その撮り方もまたいいなと思ったり。」

坂:「ちゃんと対峙して撮ってる感じですよね」

梅:「それがいいなと思って」

坂:「さり気ないけど」

梅:「トイカメラとかぼやけた感じがダメで、きちっと撮ってる方が好きです。トイカメラとか可愛いけど苦手で。以上です。はい」


za_komugikko.jpg

(写真部・こむぎっこさん、撮影のひとコマ)


皆:「来た(笑)皆川です。ハンドルネームは意味はなかったのですけど、「こむぎっこ」っていうのでやってます。もともとパンつくるのが好きで、そこで意味なく粉が好きで付けた名前だったんですけど」

植:「あーそうだったんですねー」

皆:「はい。ツイッターとかも写真部始めてから始めて。脱線したので写真の話に戻ります。写真は人のすすめもあって三、四年位前から始めたんですけど。最初ロモでトリカメラにハマって、ちょっと梅ちゃんと正反対で(笑)。あの描き出す世界観っていうのが「日常がこんなに変わる」っていう、面白いなって思って初めたのがあって。元々散歩が好きなのでそれで撮ったりとかしてて。で、なんかありきたりでつまらないなと思ってた時に、写真部のお誘いがあって。友人が手創り市に出展してて、教えて貰ったので参加してみました。好きな写真家は、川島小鳥さんとか、山登るのが好きなんで、野川さんとかいるので、ああいう風に撮りたいって思って。もうちょっと今年はデジタルも撮りたいなっていう野望も持ちつつ。手創り市に参加して撮るっていう事よりも、撮って色々話してるってのが楽しくて、まだそこまで開けてないというか、あれなので。もうちょっとじっくり今年は撮りたいと思っています。よろしくお願いします」

一同:よろしくお願いします。


za_sakata.jpg

(写真部・Sakataさん、撮影のひとコマ)


名:では次どうぞ。

坂:写真部の坂田です。私の写真を撮るようになったきっかけは、結構昔で、それこそ小学校上がったばっかりの時に、前から父親がカメラ好きだったんですけど、高いから絶対触られて貰えなくて(笑)折り紙とかでカメラつくって撮りたいなと思ってたら」

名:それも大変だね。

坂:「幼稚園から小学校に上がったばっかりの時に運動会があって、妹がまだ幼稚園にいて、卒園した人が走るというがあって、その賞品が魅力的で、使い捨てカメラ、写るんですあるじゃないですか? 1000円くらいの。それが出始めの頃で賞品になってた。それが初めて使ったカメラで、その時撮ったのがすごい楽しくって、写真面白いなって思ったんですけど、それを撮ったからってカメラ貸してくれる訳でもなく、いいなぁーとか思いつつ、また折り紙に戻るんですけど」

一同:笑

坂「中学生とか、高校生になってから、壊さないだろうって事で家にあるカメラを借りれる様になって、高校の時は写真部に入って自分でモノクロの写真をフィルム現像して。でも、コウロギが鳴くような外の小さい暗室だったんですけど、そこで写真焼いたりするのが面白くって。また大学にいく時に写真の方をやりたいなと思ったんですけど、写真やるんだったらカメラマンに付けばいいじゃんとか、それだったらお金になるしって。そらなら学費は出さないって言われて、デザイン学科にいったんですけど、でも写真が好きだったので、暗室は大学だと大きいのがあったので」

荒:「コオロギからレベルアップだ(笑)」

坂:「そう! かなり広くて20台位入っていて、その時はまだデジカメも出始めで、大学二年生の時にデジカメも買ったんですけど、10万位して、でも300万画素位しかなくて。今の携帯と同じ位。課題とかやる時はモノクロの写真を一回焼いたのをパソコンにスキャンして写真集つくるとかで。デジカメ直だと出来ない感じで。授業がない時はほとんど暗室に入り浸ってる感じで。で、仕事も結局、デザインとかじゃなくて、ブライダルとかウエディングの方だったんですけど、カメラマンの仕事を6年位やってて、撮るのが単純に好きだったのと、あと手創り市の写真部に来たいと思ったのは、物づくりが自分も好きだったのもあるけれど、物を一からつくるとかそういう人達を尊敬しているっていうところがあって、写真を仕事でもやって来たし、こういう人がいるよっていうのを伝えられるのに写真っていいなって思うし、毎回季節が変わるから季節感とかも写し込んで撮れたらいいなと思っていて。手創り市とか、朝顔市とかほおずき市とかそういう市みたいのが元々好きなのもあって、ウエディングの時は平日休みだったので、手創り市の存在自体は知ってたんですけど、全然来れなくて。結婚式は土日が稼ぎ時だから全く行けないので。仕事を今の場所に転職して4年目になるんですけど、そこから手創り市とか参加出来るようになって、写真部になったらそれこそもっと深く、色々な話しをしながら写真撮れるなと思って。やってみて良かったと思います」

植:「ありがとうございます」


名:固いね、なんか固い…あ、僕はいいでしょ?

皆:「聞きたいです。名倉さん、ミステリアスだっていう」

名:そんなことないでしょ。

一同:笑

名:でもそれ、僕がやたら話さないからでしょ? 

皆:「多分そうだと思いますけどね(笑)」

名:何しゃべればいいのかね?

坂:「名倉さんて普段、手創り市以外の仕事もされてるんですよね?」

名:一応仕事してますね。かなり自由に。帰りたい時に帰るみたいな。

坂:「名倉さんは何をされてる方だろうって? ブログを結構更新されてるし、多分時間が自由なんだろうって」

荒:「手創り市を始めたきっかけって何ですか?」

名:それはちょっと話が長くなるから…(笑)

植:「写真部を始めたきっかけ」

名:写真部をつくりたいなと思ったきっかけは、単純に毎回開催してて、写真を撮ってなくはないのだけど、どうしても自分の目線でしか撮れないし、バランス良く撮るって事が僕は出来ないから、全ての作家さんを万遍なく撮るって事が出来ない。あと、写真撮ってる人って会場の中にもたくさんいて、色んな視点があるはずだから、色んな人の手創り市、がみたいなっていうのが一点と、メディアからの取材、写真の提供で、自分のあり物で出すのでだいたいいつも出すものが決まってるでしょう? それも幅が広がらないし、であれば、言い方が固くなるけど、自分達手創り市の撮った誰かの写真をメディアに提供して、それを発信出来たらいいなって、その二点かな。実際始める時にそんなに人集まらないだろうなって思ってたんだけど、結構あっという間に集まって、それはすごく嬉しいなと思う反面、ちゃんと考えないと駄目だなってね(笑)ゆっても、さっき荒木さんが言った様に、写真部としてのルールだったりは組織としては必要だったりするんだけど、そこはなるべく堅くしないようにしようって。止まらない様にしようって。堅くなっちゃうと、仕事の都合で来れないとかやっぱりあるし、個人的な都合もあるし、そうすると何か……」

植:「責任意識で押し潰される感じ?」

名:そう、責任意識っていうよりも、自分で、私なかなか行けてないなぁーって。

皆:「脅迫観念みたいな感じですね」

名:そう、そういうのは嫌なので。

坂:「なんか義務じゃなくて行きたいから行くっていう、緩やかな感じでいいかなって」

名:そうですね。そういう所で緩やかにやれたらいいよねって、思ってます。はい、以上です。ここからは、それぞれ聞きたい事とか、自由に。

坂:「私、聞きたい事があって、ブログとかみんな書かれてるんですけど、毎回書く時にこだわりを持っている部分ってあります?」

皆:「私は、あんまり細かく書いちゃうと、作家さんの想いと、私の書いてる言葉とのギャップ、私は可愛いと思ってた物が実はそうじゃないという話しを聞いたことがあったから、あんまり書き過ぎちゃうとそれが覆されるのが嫌だから、あえてシンプルに。文章力がないっていうのもあるんですけど(笑)だから、シンプル イズ ベストみたいな感じで書いてるんですよ。当たり前だけど作家さんは色々いて、考え方が違うからどうしていこうかな? という」

坂:「最初のうちは作家さんの名前とかホームページを出すのとか、悩んで、一番最初の時は書かなかったんですけど、途中、新津さんがちゃんと書いているのを見て、気に入った作家さんとかってやっぱり、自分が気に入ってるから書いてたりするんですけど、ホームページとかリンク出来たら、自分が読む側になった時にいけるっていうのは、それは嬉しいなと思って。だからその情報は入れる様にしています」

名:「みんな最近ちゃんとリンク張ってますよね?」

梅:「私も新津さんのを見て、もし読む側だったら、わざわざ調べるかなぁーって。飛べたら楽じゃないですか? すぐに飛んでくれるだろうなと思って、私も張ろうと思いました。あと、皆川さんと逆なんですけど、文章多目なんですよ、最近」

一同:笑

名:逆が多いね、仲悪いの?(笑)

梅:「すみません」

皆:「あまり同じでもつまらないかなって」

名:そうだね。

坂:「色々あった方がいい。梅ちゃんの文章も面白い」

梅:「え!?」

坂:「なんか面白い(笑)友達の話しを聞いてるみたいで」

梅:「話してる感じに、全部が出来るだけつながっている様にしたい。あと、作家さんなら作家さんからの情報をちょいちょいみたいに」

皆:「行って話してる臨場感みたいなものを感じる。梅ちゃんのブログからは」

梅:「ありがとうございます! 嬉しいです」

名:ライターみたいだね。

梅:「どう思われているんだろうというのは、すごい思った。ありがとうございます」

名:作家さんはそれ嬉しいんじゃないの? ここをこうした方がいいとか書かれると嫌だろうけど、それは出来ないよね(笑)

坂:「いやいやいや、それは」

名:やっぱ面白いなとは思うけどね。そうじゃなければ、作家さんって単純に嬉しいと思うよ。撮ってくれて、リンク迄張ってくれて、更にコメントまで書いてくれたら「写真部すげー。それにひきかえ名倉は?」。

一同:笑

皆:「スタッフさんは作家さんとあまり仲良くなっちゃいけないってあるんですか?」

名:全くないです。基本、放置。去年一年間ルポをやって貰って、時にスタッフと作家さんとの関連性ってどうなんだって聞かれたりするでしょう? その時に、最低限手創り市のスタッフとしてやらなけらばならない事があって、それさえやってればいいよ、って。作家さんとのコミュニケーションは自由でいい、任せるよ。だから仲良くなるなとか、仲良くならなきゃいけないだとか…例えば一ヶ月に一回の開催の中で何人の作家さんと話さなければならないとか。

一同:笑

名:そういうのは全然ないかな。でさ、その辺って最終的には個人で考えるべき事じゃない?って思うんです。作家さんが個人の自由と責任のもとで参加しているのだから、それに近いスタッフだって同じじゃないの?って思います。ただ、結構スタッフと作家さんとの距離があるっていう風に思われてる事は知ってるけれど、だからって特別なことを敢えてしようとは考えてないですね。

皆:「あえてそうしてるんじゃないかっていうのを聞いて」

名:それはそう思われているだけかな。全然そんな事はないんだよ、ホントに放置だから。例えば、手創り市のスタッフの中で企画をやっていくとか、そうやって必要にせまられて話すのも方法のひとつだと思うけど…でもまあ、スタッフと作家さんとのやり取りは少しづつ増えてきてるように思いますよ。徐々に徐々にで、あまり感じられない位に変化してゆくと思うから。自然な流れに任せたいと思ってます。」

植:「逆に写真部の皆さんは、仲良くなった作家さんとかも出て来てます?」

坂:「そうですね。しゃべる人は何人か。毎回出てる人とか、話すとだいたい覚えるから、挨拶もするし、あと私は見ながら買ったりも結構してるし」

名:あの、「撮って下さい」とか言われたりしないのかな?

坂:「私はあんまりないんですけど、梅ちゃん言ってたよね?」

梅:「この間、&SCENEで、食品の方に突然、腕つかまれて「仙台から来たんですけど撮ってください」って言われましたよ(笑)こういう事もあるんだーって驚きました。びっくりしたー」


ここで、事務局のドアがノックされ…… (中編へ) 


※ご意見・ご感想、写真部へのご要望などは下記mailまでお気軽にどうぞ。

手創り市




1月24日

静岡生まれの私は、蜜柑て人からもらうものだと思ってましたが、買う世界もあるのです。
はじめてそれを知った時、はんぺん白っ!!てゆうのと同じくらいに衝撃でした。


昨日のこと。

行こうと思っていた展覧会が既に終わっていてがっくし。
会いたいと思うとなかなか会えないのが人の縁。
もう今日は家から出るのを止めよかしたところ、ふとあることを思い出した。
小石川にあったmignonさんのスタッフ、大山さんが江古田にお店を出したことを。

思い立ったが吉日とばかり身支度整え、歯あ磨き、ぼさぼさ寝癖やっつけレッツゴー。
途中池袋で差し入れ購入。西武の階段でこけました。
と、そんなことはどうでもよく、普段乗ることのない西武池袋線へずずいと進む。
電車が新品みたいに綺麗でした。
平日の車内はがらんとしていて、ゆったりシート。
目の前のカバン背負った小学生、英語辞典逆さに読んでいるのに笑いを堪え・・・られなくなり、「ぼく逆だよ、なにしてんの?」と車内アナウンス。
椎名町〜東長崎〜急行通り過ぎるの待って発車〜江古田駅到着。
久しぶりの街路地散策しているとどんつき行き止まり。あれまあ。
そこにはちっさいノラが2匹。西武線の小学生といい、どんつきノラ達といい、何かと思わせぶりなシチュエーション。
やがて商店街を抜け、桜並木がお似合いの幹線道路へ出る。
まっすぐゆくと右手に見えてきたおニューなお店、「Vieill(ヴィエイユ)」。
千駄木に店舗を移したmignonさんから独立、パンとカフェとギャラリーのあるお店。
お店の前で小さく咳払いをし(んっ、んん〜)、表情澄まして入ると出て来た店主、大山さん。
店内見渡し、見知った方の作品に驚きつつ、小さくとも成形のしっかりとしたパンがショーケースに鎮座ましまし横目で眺め、そのままカフェスペースに着席。珈琲いただきつつ談笑。

お店ができるまでのこと、手創り市のこと、これからの展開、などなど話は広がり、想像していた以上にすごくものごと考えている方で(勝手な先入観ですみません)楽しい時間を過ごさせて頂きました。

最後にお店を紹介。

お店にはいって雑貨コーナーすぎると見える主役のショーケース。その奥がカフェスペース。さらに奥がキッチン。

壁面左右には雑貨コーナー、ギャラリーとして機能してゆく壁面があったりと、今後の可能性を感じさせる空間。壁面に飾りつけられた乾いた緑が空間をしめる。

パンを買うだけでもよし、雑貨を見るだけでもよし、カフェで珈琲を飲むだけでもよし。
色んな使い方ができ、営業時間も夜遅くまでやってるのが助かりますね・・・と近所に住んでいるかのように想像。

江古田に来た際には是非ともお立ち寄り下さい。

・・・

Vieill Bakerycafe&gallery 
国産小麦で作る天然酵母パンのお店

住所   練馬区旭丘1-56-2

電話   03-5996-3485

営業時間 16:00〜23:00

定休日  日・月・火

Facebook ★★★

(手創り市のチラシも置かせて頂きました)

・・・


明日からは、よいよ写真部座談会をお届け致します。

座談会は前編・中編・後編と3部構成となります。

是非ともご覧下さい!!


手創り市の運営スタッフを募集しております。
 興味のある方は詳細をご覧の上お問い合わせ下さい。

名倉










1月23日

普段はとることのない朝食を事務局にて。何故か異様に腹が減っていた。
パンは手づくりやさんの玄米みその食パン。酵母のうっすら酸味の後からやってくるお味噌の甘味が良い感じ。味噌感あります。 

先日の会場では手創り市・写真部の新たな部員さんの面接を行いました。
沢山の応募の中から3名の面接を行い、そこから2名を決める、といういつもながら悩ましい作業。慣れません。
最近では事前にアンケートをとり面接の際の足がかりとしている。
アンケートをとるようになって気がついた事がある。
それはアンケートに沢山書き込む方と書き込まない方と2通りあり、アンケートに書き込む方の方は当日の面接ではさほど話をされないけれど、言葉少ない中からもその方の気持ちが伝わってくる。それは土台となるアンケートが在る故に、却って言葉少ないからこそ伝わってくる何かがあるのかもしれない。
そして、アンケートがすっきりめの方には書かれている内容につっこみを入れると、そこからその方の視点が返ってくる。それが大抵面白いし、話が広がり、こちらも勝手に空想してしまう。

使い方次第のアンケートは、ただとっただけでは紙くずでしかないけれど、事前に手がかりとなるものがあるだけで、面接慣れのしない私にもある程度の準備や想像が出来たりする。

ひとまず決まった写真部2名の方には今後会場で自分なりの手創り市をあらわしてもらえたら、と思います。

次は手創り市の運営スタッフの面接。
どんな方がいらっしゃるのか今から楽しみです。

それではまた。


手創り市の運営スタッフを募集しております。
 興味のある方は詳細をご覧の上お問い合わせ下さい。

名倉




1月21日

築50年以上の事務局、冬にストーブは欠かせません。

昨日の手創り市こと。

先日の雪の残りがあちらこちらにあり、早朝より男衆スタッフ3名で雪かき。
雪のまったく降らない場所で育った私にとっては初めてのことで、最初は凍る雪に四苦八苦していたが、慣れてくればぐんぐん雪かきもはかどり、気持ちよいくらいであった。

どうにもならない雪積もる場所については、急遽普段は使わない場所を鬼子母神さんにお願いし使わせて頂く事になり、なんとか出展場所を確保出来た。
とはいえ、出展者の方にとっては急遽出展場所の変更ということもあり、事前に検討していた展示の構成も崩れ、不便をかけたろうことを想像すると申し訳ない気持ちが起きる。
仕方がないとはいえ、こんな時に幾らかでも良い対応が出来たらと思う。
ご参加いただいた出展者の皆さま、ありがとうございました。

手創り市が終了し、荷物を片付けスタッフIさんの送別会。

今だから話せるけれども、彼女自身手創り市のスタッフとして、自分の関わり方に疑問をもちつつも続けてきた。開催中はやるべきことはやるし、なんの支障もないのけれど、彼女自身の中ではスタッフを続ければ続ける程に支障は大ありだったように思う。

最近では自身のつくること(表現)に大きくシフトし、それが自然で楽しいことが手にとるようにわかってもいた。かといって、手創り市が嫌になった訳ではないしどうしたものか・・・というどっちつかずな状態であったはず。
彼女と直に話をした時、やりたいことをやる為に何かを断つことも必要な時もあるから遠慮なく辞めたらいいよ、と伝えた。

彼女はこれから自身の表現をやってゆくだろうし、私も私のやりたいことをやる。
お互いのやりたいことの先に、いつかまた違う形で出会う事になるかもしれない。
私にとってはその可能性の方が無理して続けてもらうよりも余程健全に思えるし、夢がある話だろうから。
Iさん、これまでスタッフとして参加してくれて有難う。おつかれさま。

送別会も終わりを迎える頃、スタッフ皆から私への贈り物としてこんなものを頂いた。

(お恥ずかしいので顔は割愛。ちなみに私は猫じゃなくて人間です)


テーマが「スタッフから見た私」というオムニバス形式のアートブック。(敢えてそう呼ぶ)
そういえば、もうすぐ誕生日。
へえ〜と感心するものもあれば、君はこんな風に思ってるのか!!?というものもあったり、
まさかこんなものを貰うとは思いもしませんでした。

嬉し恥ずかしの夜でした。

それではまた。

手創り市の運営スタッフを募集しております。
 興味のある方は詳細をご覧の上お問い合わせ下さい。

名倉





本日開催手創り市!!(1月20日)


1月20日(日)は今年最初の手創り市開催日となります!!
以下、出展者情報のお知らせとなりますのでご覧下さい。

*食品出展の皆さまへ*

2013年最初のご参加となりますので、

営業許可証原本をお持ちの上、原本コピーを提出していただくようご準備下さい。


「取材のお知らせ」

ラジオ局J-WAVE 「CHINTAI presents TIME FOR BRUNCH」 の取材が御座います。

ナビゲーターはモデル・タレントのはなさん。

取材の際には是非ともご協力下さい。


「ご注意下さい」

会場周辺での路上駐停車は、

近隣住民の皆さまのご迷惑となりますのでご遠慮ください。


※運営スタッフ募集のおしらせ → 


手創り市







2013春・季節のおくりもの

okurimono07.jpg


昨年春に開催された「季節のおくりもの」が2013年4月に再び開催されます!!

(前回の様子は「こちら」clicks!!よりどうぞ)



季節感のあるもの、定番のもの、それらを併せてたべものの醍醐味。

参加するお店の定番のもの、その季節だけのものを味わって頂きたい。

そんな想いによって「季節のおくりもの」は開催されます。

開催時には、各お店の腕によりをかけた「季節のおくりものセット」のご用意致します。

是非ともお手にとってご覧下さい。



前回の季節のおくりものは4店のパン屋さんのみとなりましたが、

今回は鬼子母神会場・フードエリアにて10店もの出展が御座います。

出展予定のジャンルはパン・焼き菓子・ベーグル・自家焙煎珈琲など多岐にわたります。


「季節のおくりもの」出展者ほか詳細については

今後随時お知らせしてゆきますので是非ともご覧下さい!!



日時:2013年 4月21日 9:00 から


場所:鬼子母神会場・フードエリアにて10店


※雨天の場合、5月順延となります。



※4月手創り市・食品出展は「季節のおくりもの」参加者のみとなります。

 食品出展の公募は鬼子母神・大鳥神社ともに行いません。ご了承ください。



手創り市









DM設置スペース(1月19日改訂版)

( 1月19日改訂版 )

鬼子母神会場にあります
【DM設置コーナーの利用】について改めて以下の通りとし
お知らせ致します。


「利用できる方」
・当月出展者の方がご利用になれます。
・手創り市のチラシ設置店さま、地域のイベントを主催している方々もご利用頂けます。


「設置できるもの」
・出展者が開催する個展、企画するワークショップのチラシ。
・出展者が参加する企画展(グループ展)などのチラシ。
・地域のイベントのチラシ。

ほか野外のイベントのチラシについては、まずは受付までご相談ください。


「設置出来ないもの」
・出展者の工房を紹介するカード、出展者の名刺。
 上記についてはご自身のブース内でご案内ください。

ほか手創り市側で設置の不可をご遠慮願う場合が御座いますので予めご了承下さい。


「利用に際して」
・ご利用の際には必ず受付までお越し頂き、スタッフに申し出た上で設置をお願いします。
 設置の際には、専用の重石をお渡し致しますのでご利用ください。
・DMスペースには限りが御座います。スペースの利用上限については手創り市スタッフが
 判断を致しますのでご了承頂ください。
・開催終了16時には設置したものをお持ち帰り頂くようお願い致します。
 お持ち帰りのない場合には破棄致しますので予めご了承ください。
・DMスペース利用のお申し出がなく宣伝物の設置が見受けられた場合、
 当方の判断によって破棄する場合が御座いますので予めご了承下さい。


手創り市

















1月17日


3連休最終日は雑司ヶ谷とARTS&CRAFT静岡&SCENE、それぞれ会場スタッフが相見えての合同新年会でした。

14日早朝池袋にて集合・出発。
外はあいにくの雨。静岡も終日雨らしいと聞き、この寒いに雨の中でのバーベキューか…と、どきどき感は増す。
高速道路途中ではA&C静岡スタッフが働く某コーヒー屋に冷やかしに行ったものの、当人はおらず、ふつうにお茶して、店員さんにお土産を渡して退店。
「これをナニガシさんに渡して頂けますか?」とか間の抜けた感じであった。

清水のインターチェンジ降り、むかうは「くらしのこと市」会場であった木藝舎・SATO。
バイパスを安心安全かっとばし、山へ入り、うねうね道をすいすいスラローム。
到着すると、すでに静岡スタッフ集まっており、暖かな室内で談笑。

さても始まるベーベキューは、雨の中でもSATO建物ひさしに救われじゃんじゃか焼きまくる。そして、食べまくる。
焼き係は、腹がある程度満たしてから順番に交代してゆくという合理的なシステムが構築され、まずは我が腹を満たすこと!!という、我先にゆかん!!な姿勢に頼もしく思う。
こんな時、気をつかってばかりで食べも飲みもせず、焼いてばかりで後から「腹減っちゃったな〜」とかゆう人が一番厄介、そして皆を「・・・」とさせる。

今回の合同新年会は、今までやってみたいね、と言いつつ出来なかったことが出来た。
とはいえ、全スタッフの半分位しか集まらなかったけれども、普段会うことのないスタッフ同士がお互いをなんとなく知れた機会になったことが何より良かった。

次の機会が楽しみだ。

それではまた。


 防寒対策は充分にお願い致します!!!!










Profile
twitter
New Entries
Archives
Category