2月27日



電車にゆられ、ちょっと遠くへ出かけてきました。

電車やバスでの移動中は、本を読むか、雑誌を見るか、ノートを広げて仕事するフリをしているかでしたが、この日はずっと窓の外の景色を眺めていました。

目の前に広がる雪景色。
こんなにもたくさんの雪を見るのは初めてのことでした。

自然って凄いなあ…なんて当たり前のことを思っているうちに目的地へ到着。


その晩は、生まれて初めて対談というものをしました。

おおよそ似たようなイベントをしている方々と話すことは、おそらく初めてのこと。
その内容は今ここで書くことは出来ないのですが…

対談に熱狂という意味での白熱さはなかったけれど、私の知らない事、考えた事もないことを聞けたことが嬉しく、話すよりもここは聞いておかないと勿体ないという意識の方が強かった。

長年のキャリアと物事を深く捉えてきた先輩方だからこそ、そうした話が聞けたように思う。
ものづくりの歴史と背景、そとの世界、共生しあう環境づくり、そんなことを考えるきっかけ
のきっかけを与えてくれた時間は初めてのことでした。


対談が終わり、ホテルまで送って頂いた後はひとりの時間。

深夜、小腹もすいていたし、いつもの夜の気分とは違いましたので、普段はやらないひとり居酒屋をしてみた。入るのに勇気がいったが…

店には小1時間いさせてもらい、その後は雪つもる河原でビールとメロンパンを。

橋の上から見えたその景色は、雪と川の流れのコントラストが綺麗に見えましたが、実際にふもとまで降りてみると、ただまっくらなだけでした。なんだかな〜という感じ。

それから、雪にすべって転んだ記憶が甦り、そおっとその場から立ち去りました。




翌日、朝飯はホテルの食堂にて。

目の前に並ぶ外人さんが、和食の配膳を困っているようだったので、ひと声かけて一緒に食べることになりました。フォローミーという具合に。

醤油好きの彼は、納豆も平気の平左でいけたけれど、彼女のほうは駄目だった。たくあんもウウェ〜ってゆう表情。仕方ないですよね。業に従おうにも無理なものは無理ですから。

お互いにたどたどしい英語と日本語で話をしていると、彼と彼女はどうやら木工をやってることがわかり、2ヶ月旅をしながら日本のものづくりの産地へまわるとのこと。

話そうかどうか迷った末に、「私は東京でクラフトマンが集まるイベントを主催している。3月23日は東京でこんなイベントがあるから来るといいよ。」的なことを伝えDMを渡したが、その頃には鹿児島に行ってるとのことだった。残念だけれど、まあいいか…

お別れの握手は苦手なので、彼のカメラを預かり、二人で納豆食べるツーショットを撮影してあげてさよならを。部屋に戻った時、自分のカメラでも撮ればよかったと少し後悔。後ろ髪ひかれる思いでした。


あとは一日、街をぷらぷら。


対談が掲載される書籍はもう少し先に刊行される予定。
出来上がりましたらご報告させて頂きますね。

今日はおとなしく事務局で作業を。

それではまた。






2月24日



jewelry&chocolateを終え、
 今年最初の&SCENEも昨日終了、
  明日は松本市へ一泊二日の所用。
   それが終われれば少しだけほっとひと息つけそうな…気がする。


外の寒さは相変わらずだけれども、ここのところ幾らか夕暮れが伸びた気がしています。
春はもうすぐそこまでやってきていますね。


昨日開催された&SCENE手創り市のことを少しだけ。




午前中は曇り空の為かとても寒く、時折ちらつく雪?にびくびくしながらやり過ごして
いましたが、午後には晴れ間ものぞき、幾らか暖かくなりました。


昨年2月に参加してくれたであろう作家さんからこんなことを言われました。

「去年の今頃よりもお客さんの数も多いし、賑わっていて嬉しいです」

たしかにその通り。

&SCENEの良さは、毎回ワークショップや本堂でのライブがあることですが、
やはり多くの来場者の方がいらっしゃることは出展作家さんにとっても励みになること。
もちろんそれは私たちスタッフからすれば尚更のこと。

「それと、&SCENEのスタッフさんはワークショップやライブなど自分たちで企画されて
 いるからか、出展者とも、お客さんとも距離が近いような気がしますね」

そういうものかあ、と思いました。
なんというんでしょう?
距離が近いことが全てではないにしても、そう感じて頂けることで
会場に一体感のようなものが自然と生まれるのかもしれない…
そんな風に思いました。


雑司ヶ谷には雑司ヶ谷の、&SCENEには&SCENEの特色のようなものが
これからも自然と生まれてゆくようになればいいな。




昨日の&SCENEでのワークショップでは小さな手縫いの革かばんを作りました。
&SCENEスタッフも、雑司ヶ谷のスタッフもそれぞれの回で数名参加してました。
きっと3月の開催からそのカバンをもってスタッフとして参加するはずです。
こちらも注目していただけたら。

明日の晩は外部の方との初めての対談。
付け焼き刃でどうにかなるものでもないので、今まで考えてきた事を話そうと思います。
お相手する方から良い話が聞けたらいいなあと期待もあったり。
その翌日は松本市内をぷらぷらするつもり。


 次回の&SCENE手創り市は、
 開催日:4月27日
 申込〆切:3月8日必着まで


それではまた。


※明日明後日は事務局不在となります。






23日は是非とも&SCENEへ!!


【2月23日・&SCENE手創り市出展者紹介】clicks!! 



◯ &music (本堂ライブ)

 今回も午前と午後の2組の出演となります。

 詳細は「こちら」clicks!!をご覧下さい。



ワークショップ:小さな手縫いの革カバン

 ※ご予約、満席となりました。ありがとうございます!!


※&SCENE手創り市は千駄木にあります、

 養源寺さんにて偶数月の第4日曜日に開催しております。



2月9日の雑司ヶ谷開催は中止でしたからね。

明日はきっと手創り市日和だと思います。

是非ともご来場下さい!!






2月20日



昨日はjewelry&chocolateの搬出、ほか所用のため静岡へ。

定休日のキャトルエピスの店内は、ほどよい自然光をまとい気持ちがいい。
作品の返却準備を行い、展示什器も片付け、がらんとした景色に少しだけ寂しさも…




今回の展示会は自身初めてのジュエリーを中心とした企画で、それをケーキ屋さんの
店内で行うというものでした。
ジュエリーも、ケーキも、ショーケースの中で囲われ小さな光をまとい輝く。
そこに同じ世界観を見いだしました。

展示会の準備段階よりキャトルエピスのスタッフさんと話し合って様々なことを決めました。
自分の独断と偏見で進めたことも、スタッフさんに任せることも、いろんな角度をもって
形に出来たことが個人的な収穫のように感じている。




来年もきっとキャトルエピスさんで開催致します。
反省点をあらため、良かった点をもっと良くして。
次回は春先に開催したいなあ。

すでに幾つかうかぶイメージは…
今はひとまず寝かせておこう。

それではまた。


 是非ともご来場下さい!!






jewelry&chocolate閉幕

キャトルエピス静岡店での展示会、「jewelry&chocolate」が終了しました。
さまざまな想いがかけめぐった数ヶ月。
最後のみんなでパーティーではキャトルエピスさんをはじめとして、
多くの方の協力によって華やかに、楽しく終えることが出来ました。

以下の写真は最終日、2月16日の様子をおさめたものとなります。
画像をクリックして頂くと大きな写真をご覧頂けます。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ご覧頂き有り難う御座いました。





本日最終日!! jewelry&chocolate



キャトルエピス静岡店さんで開催中の「jewelry & chocolate 」
本日、2月16日にて閉幕を迎えます。
今日も現場のスタッフさんは参加作家のブローチなどをつけてお仕事をしています。
現場のスタッフも展示会を楽しみつつ、参加しつつ、最終日に華を添えて…

皆様のご来場をお待ちしております。

※最終日、16日の通常営業は17時閉店です。

名倉哲
 




2月15日



おはようございます。
現在、9:37。
雪が止んだかと思えば、けっこうな雨風ですね。
お出かけの際には足元にご注意下さい。

本日は3月23日・雑司ヶ谷手創り市の選考会。

明日はよいよ終了の「 jewelry&chocolate 」のクロージング・イベント。

明日にむかって諸々準備と作家さんへのお知らせをしなければ。
在廊していただく作家さんにはキャトルエピスのケーキビュッフェを
存分に楽しんでもらいたい。

明日は事務局不在となります。

どうぞ宜しくお願い致します。






2月14日


ああ、もう、なんて寒いんだ。事務局。
エアコンは効かないし、ストーブを使うけれど、灯油代は高いし…


近しい人が長く勤めた職場を変えるそうで、そのことについて話を聞き感じたことを。

職歴も長ければ、同僚にも上司にも頼られ、責任ある立場であったり、
当然のことながら自分の問題は、自分だけの問題とは言えなくなってくる。(気がする…)

その人にとっての深い所にある、なんと例えればいいのかわからないけど、
好きだからこそ続けられる仕事。

その方の仕事に対する想いを聞いて、そんな印象を受けた。

根底にある「好き」という、何よりにも勝る感情。

好きを持ち続けている人は強いと思う。(強いにもいろいろあるけれど…)
何故ならそれは、環境や他人に左右される、条件と呼ばれるものとは違うものだから。

好きと云えることは、ひとつの才能と呼んでよくて、
それは誇りとなって自身を支えている。

新たな一歩はきっと誰しも不安。

けれど、日々の歩みさえあれば、来た道は自然と戻る道にもなり得るし、
前進も、後退も、見方や立ち位置が変われば真逆に入れ替わる。

何を考えて行動に移したのか、その過程こそが未来への糧になるのでは?

そんな風に思います。


話は変わり、


私のソロ企画である、jewelry&chocolate もよいよおしまいです。
会期は2月16日まで。最終日は17時にて通常営業は終了致します。


普段アクセサリーの類いを身につけない私ですが、小さなモノがもつ存在感と魅力にはまりそうです。是非ともご来場下さい。


それではまた明日。


※次回開催は3月23日。
 申込〆切は2月13日消印までとなります。





STAND BY ME



スタンド・バイ・ミー。

それは思春期のはじまりのようにやってきた。

初めて見たのは、当時まだあまりなかったレンタルビデオ屋で借りた一本。

とても重苦しい90分だった。

その頃の自分にとって、
覗かないようにしていた箱をのぞいてしまったような…
覗いてしまったことそのものが罪悪のような…
けれど何かが開放されたような…
爽快さと重苦しさの矛盾を味わった時間。

以来、スタンド・バイ・ミーは何度も見返してきた映画のひとつ。


昨日は昼から&SCENEの本堂打ち合わせでした。
ちょうどその日、友人から映画のモーニングショーを誘われ、仕方なく行ってみた。
休みの朝に何を好き好んで映画なんぞ見るのか!? それも電車で1時間ちかくかけて!!
そう毒づきたかったが、それは止した。

何故なら、映画はあの、スタンド・バイ・ミーだったから。

左右の手足の指をあわせた位じゃ足りない程に見てきた映画だったけど、劇場は初めてのこと。

映画は明るく前向きな少年時代というより、少年時代に特有の苦々しさが、瑞々しくも
曇り空のように描かれていている。

知ってる物語が目の前で淡々と、淡々と終わっていった。


映画の終了後、すぐにその映画のことを語ることは好きじゃないけれど、
あまりに今まで感じてきた感触と違い過ぎて、ついつい映画の話をしてしまった。


知っているシーン、セリフ、音楽だったはずなのに何故こんなに感じ方が違うのか?

まるでそれは、リトマス紙の化学反応のようだった。


目の前で流れていたものは変わることのない映画。

変わらぬ映画を介して、変わってゆく自分を知ってしまったこと。

思わず見せつけられたそのことに、時間の経過を感じざるおえなかった。

そんな映画体験ははじめてのこと。





※次回開催は3月23日。申込〆切は2月13日消印までとなります。


名倉




2月10日


今週末はよいよ jewelry&chocolate のフィナーレを迎えます。
東海、関西へお出かけの際には是非お立ち寄り頂けたら!!

最終日、2月16日はキャトルエピス・スタッフと一緒に考えた
「みんなでパーティー」を開催。
普段とは違いますからね。
恥ずかしがらず、その日を楽しみます。

みんなでパーティー。
ネーミングはキャトルエピスのスタッフさんによるもの。
内容においても、その多くは担当スタッフの佐野さんと横山さんを
中心に考えてくださったもので、私はどちらかというと内容を確認して
ちょいちょい意見をする程度でした。
彼女たちには、自分にない引き出しをすでに見ることが出来ていて
本当に勉強になります。

その道の人だからこそわかるスジ。
女子だからこそ思いつくカタチ。
ほんと、勉強させてもらってます。

当日、私はキャトルエピス・スタッフのみなみさんと共に受け付け業務を拝命されました。
ふざけず、さわがず、しっかりと任務を遂行したいと思います。

いらっしゃいませ〜とか言うのでしょうか?
ロジカフェ以来で、久しぶり過ぎて、ドキドキしてます。
上司(みなみさん)を見習うことにしよう。自分。


明日は&SCENEスタッフと&music(本堂ライブ)の打ち合わせ等々。
今年最初の本堂ライブですからね。
幸先よい着地点を見つけたいと思います。


※次回開催は3月23日。申込〆切は2月13日消印までとなります。









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