10月31日


ちょっと時間の空いた時に急に出かけたくなる時があります。
たとえばそう、数日前のとある時間、おやつの時間から夜がふけるちょっと前までのこと。

ずっと行ってみたいと思っていた目黒のとんかつ屋さんにお邪魔し、
お味だけでなく、そのお店の温かみのあるシステマチックに感激。
昨今、上下関係のヒエラルキーをさける体質が多いなか、
けれど、あれだけ流麗な流れを維持するのであれば、単なる上位下達ではない、
現場をつくってきた時間を大切にし、それを少しだけ時代にもあわせながらも、
やはり徹底していなければ、それはとても無理だろうな…と思い、感心した。
プロフェッショナルとはああいうものだなあ。
いろんな意味でごちそうさまでした。

腹を満たした後は、「さて運動」とばかりに、目黒川沿いをたらたら歩き、
中目黒から代官山方面へ行き、いつもの本屋をのぞいて、それから新宿へ。

ここでも行ってみたいと思っていたお店へ突入。
長く続くお店特有の気配がそこには漂い、気分はちょっとあげめ。

ふだん仕事以外で出かけようとは思わず、ついつい引きこもってしまうので、
時々、思いつきでふらっと出かけることで空気を入れ替えます。
思い切って何かを変えようとはせず、日々淡々と、けれど思いつきで何かをすることも。


さて、本日は夕方より静岡へ。

アキコヤ巡回展の搬入、
2014秋季A&C静岡の反省会、
などなど静岡滞在が続きます。


ようやっとお鉢がまわってきたので、ちょっと頑張ろうか。
搬入が終われば、静岡のとある方々との晩餐。
これがとても楽しみ。
なにはともあれ、たくさんの方に一輪挿しを手に取ってもらえますように。
静岡にお立ち寄りの際にはぜひともご来場下さい。

それではまた。


【12月&SCENE手創り市@千駄木・養源寺】
開催日 :12月28日
申込〆切:11月8日必着
発表  :11月22日
詳細は「こちら」clicks!!をご覧ください。
(会場は千駄木・養源寺となります)


*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者の紹介は「こちら」clicks!!よりどうぞ。
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。






経緯(秩父の森のおもちゃ美術館のこと)


”秩父の森のおもちゃ美術館” 

秩父もくもくきかく×東京おもちゃ美術館

↑クリックすると昨日の記事へ↑


その道のりと経緯。



秩父の木と木と木 三本集まって森になるように、

その森がやがて 一枚の画になってゆくように。 

ふたたび 木と人間が 仲良しになりますように。


かつては共存し仲良しだった、

森林や木と人間の文化、木のもつ心地よさのこと。

今ではすっかり元気のない、日本の、秩父の、森や山のこと。

想ってみた考えてみた。

この、かたちなきものを、みえるかたちにしてみたら。。。

そうやって動きだしたのが「秩父もくもくきかく」の始まりです。


秩父もくもくきかく(秩父森画)は、

秩父産材を使った秩父とその近郊の作り手によるおもちゃや道具を通じて、

木そのものを五感で感じ、毎日の生活にふたたび「木」を取り入れる

”ウッドスタート”へのきっかけづくりとその足固めをしてゆくプロジェクトです。


そのときごとの企画やイベントによって、制作メンバーも入れ替わったり増えたり、、

流動的かつ継続的に、型にはまらない活動をしてゆきます。


と、はじめまして、のように言いながら、実は、これまで家族で続けてきた

”木の好きなひと、お集りを!”といったワークショップや遊びの会と同じことなのです。

それはそれで満ち足りた時間ではあったのですが、なにせそれはほんとうにこぢんまりと

していて、そしてやはり、どこか似かよった環境や世代、考え方の人たちのみが集まりがち

のものでした。

いつも、楽しかったねまた今度もきっとだよね、っていうのは、予測出来過ぎてしまうよな、

そういう、わかっている楽しさを繰り返し受け入れてゆくのは、季節は廻るということだけで

良い気がしてきたころから、ことあるごとに、でも、なんとなく声にしてゆくなかで集める

ことができたのが、今回の制作協力メンバーです。

木という共通点があるとはいえ、大工や箸職人、輸入材を使う人使わない人、

木というよりも植物に造詣の深い人たちでしかも世代も色々。

たぶん、自分がこれがいい、これでいい、、って思っているものが、

他の人には受け入れられなかったりして、衝突や摩擦が想像ができる構成からこそ、

尚いっそう継続してゆける楽しいことが生まれるのかな、、という期待を持っています。

そのことが、秩父の人に受け入れられ循環をはじめ、木の仕事に関わる人にとって、

それが微々たるものであっても1つの安定した仕事として供給されると、

その材を創り出す林業の人たちのモチベーションのや底上げにつながるかもしれない。

そして、そんなことをしている身近な大人の存在にこどもたちが、その土地に住まうことや、

木や自然そのものに誇りみたいなものを感じて生きてゆけるようになったらいいかもしれ

ない、、と、単純に思うのです。

それが他の地域、川上と川下を結ぶ地域そのものとそこに暮らす動植物たちを

巻き込むことに繋げられたらいいなと思います。

希望はもくもくと広がってゆくのです!


長くなりましたが、このような想いを持って私はこれまで、色々な人に会ったり色々な場所に

行ったり考えたり相談したり、書面を何度も書き換えたり&提出したり、、、

取り憑かれるようにやってきましたが、これからどうしたいのか?とふと考えると正直、

具体的な答えはないのです。

でも、なにか今までには無い新しい風が、こどもと大人と高齢者と、そして木のおもちゃや

道具と森とがつながったところに吹いたら面白いな、と、そこにはとっても期待があって、

その部分を、制作メンバーたちと一緒に担っていくことが出来たならどんなにか面白いだろう!

と、そういうことだけで動いてきて、そしてこれからも、そういうことだけででも続けて

ゆける自信には満ち満ちていることを記して、この長いつぶやきをおしまいにします。




秩父もくもくきかく(秩父森画)

代表 足立由美子



ここまでご覧いただき有難う御座いました。

昨日、今日とブログ記事をお読み頂き興味を持ってくれた

そこのあなた。(という言い方は失礼ですが、敢えて…)

週末の3連休、11月2日3日は是非とも秩父へお越し下さいませ。



名倉




秩父の森のおもちゃ美術館 (11月2・3日開催)


”秩父の森のおもちゃ美術館” 

秩父もくもくきかく×東京おもちゃ美術館


全国各地で好評の移動型木のおもちゃ美術館「木育キャラバン」が秩父へやってきます。

国内外の優良な木のおもちゃが大集合!


同時共催の「秩父もくもくきかく」セクションでは、秩父産材や秩父銘仙など、

地元の材料を使い、秩父の作り手によって製作されたおもちゃのほか、

ワークショップへの参加、手作り楽器によるライブ演奏をお楽しみください。


日時:11月2日(日)3日(月祝)の10:00〜16:00

会場:秩父市歴史文化伝承館2階ホール&ホワイエ

入場料・参加費: 無料(一部ワークショップは材料費負担。全て先着順で当日受付)

対象:赤ちゃんから大人までの「遊び心」を持っている全ての方


詳細は【こちら】clciks!!をご覧ください。




いろんな運と縁とタイミングが重なり、これまでの想いを形にすべく

「秩父もくもくきかく(秩父森画)」を起ち上げ、「秩父の森のおもちゃ美術館」

という1つの大きなイベントを東京おもちゃ美術館さんと共催することにつながりました。


今回のイベントでは、一切の販売はございません。

東京おもちゃ美術館からやってくる300種類以上の木のおもちゃと、

秩父もくもくきかくが作ったおもちゃや道具、そしていろんなワークショップを

楽しんでいただくという、ただただ遊びつくすイベントです。

そういうイベントもたまにはあってもいいですよね!

子どもも大人も、ぜひ、遊びにいらしてください!!


秩父もくもくきかく

足立由美子



突然紹介してしまってごめんなさい。


このイベントは、手創り市にもよくご出展くださった、秩父で木工作家として活動するツグミ工芸舎さんが中心となって関わるイベントということもあり、ご案内させて頂きました。


つくり手による企画。


私たちとはまた違った視点だと思うからこそとても興味をひきます。


明日は今回のイベントの経緯をご案内させていただこうかなと。


なぜって?


イベント当日はひとまずの答えを出す場所で、

経緯はそこに至るまでの過程であり、大袈裟かもしれませんが、

主催者としての真心だと思うからです。


ではまた明日。


名倉




10月28日


10月26日の&SCENE手創り市を終え、次回にむけて少しづつ動き出している。

次回開催は2014年12月28日。
年の瀬も年の瀬だけれど、たっぷりと会場をお楽しみ頂けるようにしてゆきたい。

本堂ライブは数組招くつもりでおりまして、会場には冬の野菜がならぶかも?
野菜関連でさまざまをお届け出来たら楽しいかもな…

今年最後の&SCENEにご期待下さいね。




【12月&SCENE手創り市について】
開催日 :12月28日
申込〆切:11月8日必着
発表  :11月22日
会場の詳細は「こちら」clicks!!をご覧ください。






戯れ言 20141025




時折やってくる、ふとした病。

みなさんはそんなものをお持ちでしょうか?

ふだんまったくの健康優良児で通している私ですが、
ごくたまに病院というものにいやいやお邪魔することがあり、
看護師さんから渡されるアンケートの持病はありますか?
という項目に、気分によって書くことがあります。

ふとした病

と。

たいていの場合スルーされますが、
時折「それってなんですの?」と聞かれることもありますので、
その際にはこうこうこういうことです、と答えます。

終日まったくのお休みじゃなくとも、今日はなんだかおやすみモードだな…
という日にやってくる沈黙。
それをブレーカーが落ちると表現し、伝えます。

ブレーカーとはいわゆるあのブレーカーじゃなくて、
意識というのか、自分自身のなかのことですね。

沈黙はよせてはかえす波のようなもので、
ずっとそこに在るものではなく、
けれど意識的にそうしている訳でもなく、
自然現象のようなもの。

とはいえ、目の前に人がいるのに沈黙状態では失礼。
そんな時に「ブレーカーがね…」とお知らせする訳です。

きっとその沈黙は人が生きる上で必要不可欠、
あそびのようなものなんだと都合良く解釈しています。


speech is silver , silence is golden .


イギリスだかどこだかのおじさんが
昔そんなことを言っていたのを思い出しました。





明日、10月26日は千駄木にあります養源寺さんで&SCENE手創り市を開催。
手創り市にハギレでしおりをつくりワークショップ。
本堂ライブに本をもちよってこうかんする広場。
種々様々な催しを行っております。

ぜひご来場下さい。


*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者の紹介は「こちら」clicks!!よりどうぞ。
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。

名倉




10月26日は&SCENE開催日!!


10月26日は&SCENE手創り市の開催日となります。
出展者紹介は下記をご覧ください。



本をもちより・こうかんする。
本を中心に出展者・ご来場者・スタッフが共有する場所をつくります。
本を見ながら、珈琲などいかがですか?(カフェラテもオッケー)


作家さんやお店からいただいた様々なハギレや端材を使って、
本のパートナーであるしおりを作ります。
誰かに自慢したくなるよな自分だけのしおりを作ってみませんか?


【 &music : UQiYO ウキヨ 】
 open 13:30 / start 14:00 charge  投げ銭
 at 養源寺 本堂 (&SCENE手創り市会場内)




【手創り市写真部・写真展 @ &SCENE】clicks!!



次回、&SCENE開催について】

開催日 :12月28日
申込期間:10月26日〜11月8日必着まで
出展お申し込みについては「こちら」clicks!!をご覧下さい。






10月23日


2日間の静岡滞在を終えて、26日にやってくる&SCENEにむけて切り替えて…

静岡の滞在では、アキコヤの巡回展の現場最終チェックから来春の「g r e e n」まで
様々な話をとうとうと行った。

アキコヤ巡回展については、もう時間もないこともあり、今まで話し合ったことを
形にするべく進めてゆくばかり。
「小屋の2日間はどちらかというと、インスタレーションの趣きが強かったですか?」
という声を数人からあったので、巡回展はより展示会らしく、
一輪挿しそのものを手にとってもらえる空間をつくりたいと思う。

…とはいえ、展示空間自体がものがたりにそったものとしても
成り立つようにしなければ、と考えている。

さあ、なんだかんだと、まだまだイメージを深める必要がありそうだ。
終わりはないから、やれるだけやる。
そんな心持ちです。





今年の終わりにむけて、静岡スタッフの多少の入れ替えもあるので、
去ってゆく者、新しく仲間入りする者、
それぞれが交わる機会をつくってゆきたいと思っている。

具体的な引き継ぎの場とまで言わないにしても、
同じ時間と空間を共有することで、個々がいろいろと感じたり、
考えたりしてくれたらいいなと思う。

リセットでなく、チェンジでもない、人が変わることで現場も少しづつ変化。

続けてゆくことに対して改めて考えた2日間でした。

それではまた。


*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者の紹介は「こちら」clicks!!よりどうぞ。
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。

名倉




10月20日


以前はモノトーンだけが好きだったけれども、
年を重ねてくると色味の強い原色に近いものが気になってくる。
そういえば、十代終わりの頃から二十代前半は、いわゆる派手な物が好きだった。
あの頃と選ぶ色は違うとはいえ、めぐりめぐってやってくる感覚だろうか…
どこかの誰かが言った。歴史は繰り返す。
それは人も変わらないんだろうな。
三つ子の魂百まで。
ちょっと違うけれど…


明日夜はA&C静岡静岡・アキコヤ巡回展の現場あわせ。
そろそろ私の出番なのでいろいろ準備しないと…
今までとはベクトルの違った展示会になる気がするな。
それもまたよし、ということで… がんばろうと思う。
それと、翌日は jewelry&chocolate の現場打ちあわせもあったり。
なかなか充実の静岡日和になる予定。




同じ月を見ている


それは、とあるコミックのタイトル。
原作はそれほど好みじゃなかったけれど、
ふとした時に思い出し、言葉にしたくなる。
しないけど…

言葉の力ってなんだろう。
日本語って便利で不便だ、それが不思議だ。
近頃そんなことをよく考えます。


それではまた。


*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者の紹介は「こちら」clicks!!よりどうぞ。
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。

名倉




10月18日


おはようございます。
10月18日7:20。
目覚めのよい朝。

昨晩は事務局に宿泊のお客さんがおりましたが、
わたくしは眠くて眠くてたまらずそそくさと就寝。 

いろいろと話したかったことは今夜また…


本日、夕方は11月の雑司ヶ谷開催にむけて選考会を行います。

それから事務局兼rojicafe atoでは、
夕顔さんと前田美絵さんによるちょっとしたイベントがあるもよう。

以下、夕顔さんサイトより転載。


【 秋を盛りつけるワークショップ / 前田美絵さんの器にて 】


旬のお野菜や果実を季節におきかえてみてみると、

いつもとは少し違った ひと皿が出来上がる

ひと皿のなかにでも季節が表せること

その身近さ、豊かさ

「秋」からひろがるイメージを

野菜や果物に重ねて味わう「盛りつけワークショップ」を行います…


詳細は http://yuugao.jugem.jp/?eid=222 からどうぞ。



さてさて、珈琲でも淹れてきます。

それではまた。



*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者発表:10月19日
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。

名倉




10月16日



先週末の静岡開催を終えてほっと息も束の間、
26日に開催される&SCENE手創り市にむけて準備を進めている。 

10月の&SCENEでは「BOOKS & SCENE」という本を中心とした広場を作る訳だが、
そこでは本をもちより・こうかんする「MY BOOKS」というコーナーもあったり。

私たち&SCENEスタッフだけでなく、いろんなつくり手の皆さんも参加するそれは、
先週末開催のA&C静岡出展者も一部参加をします。(正確には本を提供)

そんな訳で、手創り市の倉庫兼スタジオ(的な)にて、お預かりの沢山の本を撮影。
それが上の写真ですね。

さまざまなつくり手が読み終えた本があなたを待っています。

10月26日はぜひ&SCENEの本の広場に本をもちより・こうかんしに来て下さいね。


撮影を終え、事務局にてひと休みしていると、目の前には大量の器が。
どこかで見たこともある器。けれど、以前とはまとう雰囲気が格段に違う器。
それは前田美絵さんの器でした。

明後日18日は、事務局兼rojicafe atoにて、彼女の器をつかったワークショップが
行われるようで、器はその場で展示・販売をしているとのこと。

詳細については【こちら】clicks!!をご覧ください。

それではまた。


*雑司ヶ谷・11月開催日*
開催日:11月16日(日)
出展者発表:10月19日
※大鳥神社会場は、酉の市のためお休みとなります。

名倉








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