- 7月30日 お鍋。
- 2018.07.30 Monday | 雑記 | posted by 手創り市 |
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鍋が好きだ。
季節を問わず鍋は美味しい。
子どもの頃から今に至るまで年中鍋。
これを慣習と言わずになんといおう。
鍋ほど野菜を食べることが出来る料理はないと思う。
とりあえずサラダ…と片付けられる軟派な食べ物では満足できない。
サラダに罪はない。頼む側の意識の問題だ。偉そうにごめんなさい…
そんな私の得意鍋は鴨鍋とネギマ鍋。
近しい人は「他にないのか?」と思うほど出している。。
・
2018年の終わりに差し掛かる頃。
様々な展示会を抱えている。
「やれんのか!?」と問われれば、やれるでしょう。全ては神の思し召し。
そう答える以外に選択肢は御座いません。
・
ハードボイルド上等ピカレスク上等を貫く小説にこんな言葉がありました。
「人は様々な岐路で選択肢を求めてしまうが、実は選択肢など存在しない。」
「今いるここから過去に戻ることは出来ないし、未来を案じることは無意味だ。」
「現実を見ろ。現実から目を背けるな。他に何もない。」
小説で描かれている、徹底したダークな世界を平然と生きる、現実主義をつらぬく人々。
行為の善悪は置いておき、描かれている世界観にうなづくほかはない。
・
話は戻り、お鍋のこと。
鍋の魅了とは?と問われた時、整理整頓された均一な美しさではなく、まさに人間世界のように、避けようのない混沌とした世界が広がり、その先にある広がりに旨味や滋味を感じることだ。そして。〆の雑炊の時、混沌とした鍋世界は消えてなくなり、整ってしまうあの奇跡。人間の為す果てのない業もいつかは等しく消えて亡くなってしまう儚さにも繋がるあの感じ。
それが鍋の魅力かもしれない。考え過ぎでしょうか…
・
・
家の黒猫は今日もひっくり返り腹だし寝そべっている。
そろそろ1歳を迎えるようです。
彼女にとってハードボイルもピカレスクも、人間世界の混沌も、すべて関係なく世界がまわっている。
彼女が望む唯一絶対的な関係は世話をしてくれる人。その他に求めるものはない。
そんな達観した?彼女は神か仏か、はたまた… ただの黒猫だ。
それではまた。名倉
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- 7月28日 嘲笑。
- 2018.07.28 Saturday | 雑記 | posted by 手創り市 |
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写真は高円寺にある喫茶店、CITYさん。
足繁く通う居酒屋の帰り道、意を決して入店。
私好みのお店でした。
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随分前のこと。
知人との会話でこんな話があがった。
・
「手創り市が主催するイベントはなぜ行政の支援や後援をつけないのか?」
この点に関しては時折聞かれることなので、決まり文句のようにこう答える。
「手創り市はその場所を管理する方、団体と約束事を決め、開催をする。基本、いわゆる公園や広場などの市民に開放された公共施設を使わないので、街が市民の為に必要と判断し、その認め印となるような箔は不要。要するに、市町村の後援をつけてもらう必要がないし、誰にお伺いを立てる必要もない。場所を管理する方々との約束事さえ守れていればオッケー。反面、公共施設を使うイベントは、街(役所を端緒とする市民含め)へのお伺いをたてる必要がある。当たり前のことだけど、使いたい空間は本来、イベントの為の場所ではなく、市民の為の場所だから。税金で場所を管理し運営されている以上、煩雑だろうが何だろうがあらゆる報告義務が生まれるのは絶対に必要なことだし、そこを疎かにすることは社会の仕組みの中であり得ないでしょ。」
いつどんな時も、どんな方にもほぼ同じ回答をしているが、その知人はさらに面白い、現実的で正味なことも聞いてきた。
「例えば、市町村や地元企業などがスポンサーにつくことで運営が楽になることだってあるだろうし、もっと云えば、イベント自体に予めの信用というか、信頼度は増すんじゃないか。いや、きっと増すでしょう。何故そうしてゆかないの?」
それについて、こんな風な回答をする。
「スポンサーというのが、金銭の援助なのか、なんだかよくわからない信用や信頼を得る為の単なる名前貸しなのか、それはいろいろとあると思うけど、なんらかの援助を受けた場合、開催前や開催後の報告義務があるでしょ。その全てが煩わしいんだよね。とっても。」
さらに阿呆のような、云わなくてもいいことをついつい…
「あとさ、単なる名前貸しは単純にその姿勢がダサいじゃん。俺だったらそんな人間と知り合いたくないもん。30分お茶するのもやだね。金銭の援助を求めるのも似たようなもんだけど、お金を下さいってゆうよりも、援助してくれるだろう心ある人が『勝手に使ってください』って家のドアの前にお金を置いといてくれたらいいよね。道で拾ったら交番に届ける必要あるけど、家の前に置いといてくれれば問題ないし、見返りを求められず煩わしさもないしさ。」
それに対してこう返ってきた。
「ああ〜それいいね。それはいいや。けど、あんまり外でそういうこと云わない方がいいよ。云うんだろうけどさ…」
さらに畳み掛けるようなこんな質問もやってきた。
「まあでも、いつか街や企業とかの支援を受ける必要性が出てくるかもしれないから考えた方がいいし、その時どうする?」
あくまで例え話だからこんなもんでいいだろうと答えた。
「その時がきたら考えるけど、単なる名前貸しはやだね。これは説明不要でしょ。ダサいから。」
「金銭の援助については、お金は実際的な道具になり得るからちゃんと考えないといけないよね。お金を支払う受け取るって信頼そのものだから、信頼を軽々と受けるって俺は怖いよ。」
さらに、こんなことも加えてみた。
「完全に思いつきだけど、いろんなところから支援や協力を受けてさ、それでうまくいかなったら言い訳出来なくなるよね。言い訳するつもりはないけど、やっぱお酒呑みつつ、クダまくって気持ちいいじゃん。なんでうまくいかないんだ〜!?世の中の糞野郎!この世に神も仏もいないのか〜!ってゆうのがそもそも出来なくなるよ。世の中から支援受け取ったら、あんたは黙りなさい。でしょ。やっぱさ、基本は自主独立でやってる方がシンプルそのものだし、終わった後の言い訳という名の宴会も出来るし楽しいよ。こういう考え方は駄目かね?」
その後も2人のやりとりは続くのだが、たいして学ぶべきことも無いので割愛。
・
・
それは3年前のことでした。
とある方からの導きにより、静岡の三島のとある公園でイベントをしないか?と声をかけられはじまったイベント。
イベント会場となる公園は四季をとても感じることの出来る場所で、静岡県東部で生まれ育った人であれば、想い出の場所。
ここでやってみたいな・・・と思い始めたイベントも今年で3回目を終え、現在、戦後処理の真っ最中である。
イベントの名をVillage mishima rakujuenという。
行政からのいくばくかの支援(金銭)を受けるが故、開催後の報告義務を背負い、苦手なことをやっている。
人間というのは各々異なる得意分野と苦手分野を持つのだが、私の苦手分野はいわゆる事務作業そのもの。
苦手なものはいつまでもどこまでも苦手であり、それは回数を重ねれば出来るようになる、それとは別次元のものであり、出来るようになっても苦手意識は消えないもの。私がそうである。
3年前の会話で偉そうに愉快そうに気持ちよく答えていた自分は今、まさにその偉そうの対局に座り、自分を嘲笑い呪詛を唱えながら報告書をつくっている。
・
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窓の外を眺めると、めっぽう強い風と雨がふいている。
明日には晴れるようだが、私の心も晴れるといいなと神頼み。
それではまた。
名倉
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- ネゴンボ × ネグラ 夏空スパイスカレー教室(2018.8.19)
- 2018.07.25 Wednesday | カレーな休日 | posted by 手創り市 |
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ネゴンボ × ネグラ
夏空スパイスカレー教室
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カレー好きはザワつく奇跡のコラボ!
今年の「カレーな休日」ワークショップは、
人気カレー店2店舗のカレーを一皿で楽しめるスパイスカレー教室を実施します。
今回のワークショップに向けて、
夏にぴったりな特別メニューを考えていただきました。
もちろん、それぞれのカレー屋さんの特徴を生かしたレシピです。
カレーのお供にはネグラさん特製"痺れるアイスチャイ"を、
また、ご自宅でもカレー作りに挑戦いただけるよう
ネゴンボさんチョイスのスパイス&ハーブをおみやげにご用意します。
もちろんカレーレシピ付き。
カレー作り初心者もマニアも楽しめる、
内容盛りだくさんのワークショップです。
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妄想インドカレー
ネグラ
インドに行ったことのない二人が「妄想インドカレー」をコンセプトに、身近な八百屋の野菜とエキゾチックなスパイスを組み合わせた、架空のインドカレーを作っています。
高円寺での店舗営業の他、秘境から銭湯まで神出鬼没で出張ネグラしてます。
真夏の木の下で、みんなでカレーを作るなんてワクワクします。
異なる二店舗を通じて、色んな角度からスパイスとカレーの世界を楽しんで頂けたら嬉しいです。
《メニュー》
「茄子のビンダル」
夏らしい、すっきりした酸味のあるカレーです。
ペースト状にした茄子に白バルサミコの柔らかい酸味をアクセントに加えます。
夏野菜や柑橘をスパイスと一緒に焼くことで旨みをぎゅっと閉じ込めて、香ばしいトッピングにします。
negombo33
instagram.com/yamada_negombo33/
埼玉県所沢市で9年営業しているカレーと珈琲の店です。
看板メニューはラム肉のキーマカレー。水曜限定の野菜カレーも人気です。
隣の珈琲豆店で自家焙煎している珈琲も新鮮で美味しいと好評です。
ネグラさんとご一緒できてうれしいです。
とても暑い季節ですが、ご参加の皆さん、関係者の皆さんが楽しいワークショップになるように頑張ります!
《メニュー》
「旬の野菜の美味しさが飛び出てくるような豆&野菜カレー」
シンプルながらも味わい深い豆カレーの中に旬の野菜を、パンチフォロン・フレッシュカレーリーフといった、インド感溢れるスパイス&ハーブとたっぷり絡めてテンパリング(香りづけ)して完成。
辛みはそんなにありませんが、スパイス感ハーブ感たっぷりの味です。
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【内容】
・カレー2種類を作ります。(約90分)
・その場で食べましょう。(約30分)
クスクスと一緒にカレーをひと皿に盛り付けて。
アイスチャイもご一緒に。
【日時】
2018年8月19日(日)※雨天中止
1部:9:00〜11:00(満員御礼)
2部:11:00〜13:00(満員御礼)
3部:13:00〜15:00(満員御礼)
*各回定員8名様となります
*火を使うため12歳以下のお子さまの参加はご遠慮しております
【参加費】
6000円
(スパイス&ハーブのおみやげとカレーレシピ付き)
【持ち物】
・エプロン(汚れが気になる方は各自ご用意ください)
・保冷バッグとタッパー(持ち帰り用として、必要に応じて)・ペン(カレー作りの色々、聞いてメモしましょう)
【申し込み方法】
件名を「夏空スパイスカレー教室」とし、
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・ ご希望の時間(1部 / 2部 / 3部)
・ 氏名(全員のお名前)
・ 参加人数
・ 携帯電話番号(代表者の方が必ずお答え下さい)
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をご記入の上info@tezukuriichi.com担当:加藤 までメールにてお申し込み下さい。
お申し込み後、手創り市よりご返信いたします。
返信をもって、参加予約完了となります。
(2日以上返信がない場合、お手数ですがお問い合わせください。)
【注意事項】
※携帯からお申し込みの方は、パソコンからのメールを受信する設定にしてください。
※参加予約は先着順となります。予めご了承ください。
※ご予約のメールを確認した時点ですでに定員を超えてしまっていた場合、
空いている時間帯を勧めさせていただく場合がございます。
※申込受領後のキャンセルはご遠慮ください。
8月10日以降のキャンセルの場合、参加費全額のお支払いをお願い致します。
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担当スタッフ
加藤
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- 7月23日 無駄話の続き…
- 2018.07.23 Monday | 雑記 | posted by 手創り市 |
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手創り市の前日は男性スタッフ2名が事務局に前泊をしている。
彼らとはたいてい、土曜の夕方に隣街の駅前で落ちあい夕飯という名の宴に繰り出す。
店の名前は入れなくなると困るので明かせないが、やきとんの店だ。
夕飯時は焼き物の訓練校に通っている彼の、先月も聞いた似たような話を聞くことになるが、話している当人は先月とはまるで違った話をしているつもりなので、こっちも仕方なくのってみる。のってみるとわかることだが、たしかに先月とは内容も心持ちも幾らか変化しているよう。学校で得ることよりも、街で暮らす作家さんの手伝いで得ることがとても多いことがわかる。
彼は作品づくりにおいて、どう見てもほとばしる才能があるように思えないし、ましてや奇をてらったことをするような人間ではない。けれど、周囲の人に恵まれているともいうのか、偶然の出会いを引き寄せ、そこに加わることで自分の道を少しづつ歩み始めている。偶然の連続とはいえ、これもひとつの才能。才能と云わずして何と云う。というより、良き出会いを自分に引き寄せ、自分ごとに活かせることはちょっとした幸せだと思うし、それは行く先の人生を明るくする。つまり、彼自身が小さな行動を重ね、飛び込むことを恐れなかったからだろう。実力とはなにも目に見えるものばかりではない。年齢など関係なく、そんな彼に刺激を受ける。
まあでも。仕事中はムカッとすることもある、つねったりしたくなる時もある、それもまた愛嬌だろうか…
夕飯を終え、商店街のコンビニで買い物をし、事務局に到着した後は順々にシャワーを浴びる。
その後、コンビニで購入したスナック菓子と酒で宴第2ラウンドが始まる。
第2ラウンドになると落ち着いて話すこともない。ということもなく、何故かここでも延々とどうでもいいしょーもないことを話す。
もうひとりの仕事の出来る彼がいうにはこんな感じ。こちら。
私は真面目な話もどうでもよくてしょーもない話も全ては輪廻の中で繋がっていると思っているので、まじめでどうでもよくてしょーもな話をするのがとても好き。というか、それが生き甲斐であると言っても差し支えがない。
私の尊敬する関西の芸人さん、既に引退されたがその方は言っていた。いくらかアバウトな記憶だが、ご勘弁願いたい。
芸人の世界というのは、人の不幸を蜜の味と思ってしゃべくる親切な人らの集まりだ。そんな世界を見て、なんてこの人たちは優しいんだろうと思った。
私も全く同じように感じるし、人間なんてのはそんなもんだろうと常々思ってる。偉そうにしているのはいいけれど、ほんとに偉いと思っちゃいけない。その程度の生き物だと。
ガンジーだって結果を出したから尊敬されるけど、過程はどんなもんかわかんないし、結果を出せなかったらただのヤバい人。云い過ぎか…ガンジーを良く知らないのに偉そうにスミマセン。
話はだいぶ戻るが、事務局での第2ラウンドはおおよそ日付を越えて更に進み、寝ればいいのになんだか延々と一生懸命話をしている。どうでもいいしょーもな話なのに酔わないのは何故だろう?話はころころ変わり、ぐるぐると行ったり来たり、終わったかと思えば元に戻り、繋がらない話が繋がったりする。要するに、酔っていらんない。そゆうことだろう。
2人へ。来月の前夜祭は隣街に出来た友人の店に繰り出そうと思ってる。そのつもりでどうぞよろしく。
・
出展者発表は7月25日。けっこう豪華なラインナップだと思います。
乞うご期待。
名倉
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- 7月22日 無駄話
- 2018.07.22 Sunday | 雑記 | posted by 手創り市 |
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ヴィレッジと雑司ケ谷のあおを終え、秋にむけての時計の針が再び動き出した今日この頃。
このまま片時も休むことなくお盆休みがやってくるのを待つばかり。
お盆休みはいつも通り静岡で過ごすことになる。
ガラケーのわたしはPCのない環境では一切仕事が出来なくなるのでちょうどいい。
確実に断絶出来る。前向きに。明るい未来にむけて。
・
連休明けの1週間はほぼ事務局に籠り、淡々と作業をこなす毎日。
朝に寝て昼前に起床。
その後、水浴びをし、一杯の珈琲を淹れそのまま夕方まで作業作業。
時折、地べたに寝転び昼寝する訳でもなく、ただ横になる。
そのまま寝ることはほぼない。
地べたに寝転ぶのはひんやりして気持ちがいいから。
家の猫も同じことをやってるが理由を聞いたことはない。
ひんやりついでに忘れていたことを思い出すこともある。
ひんやりはみらくるにつながる妙。ものは考えよう。
作業を続けていると時々気分が塞ぐこともあるので、その時はオアシスへ行く。
オアシスは不良音楽家のことではなく、最寄り駅のコーヒーショップのこと。
コーヒーショップの帰り道はたいていブックオフで物色。
つい最近の買い物はもう何度も繰り返し読んでいる恩田陸の光の帝国。
何冊も家にあるのに、実家にもあるのに、ついつい文庫を買ってしまう。
人生のなぜはそこらじゅうにあるので考えても仕方ない。
ブックオフの帰り道、コンビニへ寄り晩酌の為の水や炭酸水を買う。
家路の途中、玄関を開け放ちジャズを大音量でながす洒落たおじさんの家の前を通る。
いつか話しかけてみたいと思うけど、いつまでも話しかけることはないだろう。
最近はおっきな犬を見ないが死んでしまったのだろうか。
夕飯はけっこう遅めで、家でとることもあれば、外で食べることもある。
外食はあくまで気分転換。
昔から両親祖父共に外食が好きなので私も似てしまった。
外食はお金がかかるから無駄遣いといえば無駄遣いだ。
けれど、消えてなくなる無駄遣いはせこくなくていい。言い訳がましさは皆無。
ギャンブルのような依存もないので尚更。都合良過ぎだろうか。
開催日や打合わせなどで外へ出ない限り、基本、一日一食の毎日を送っている。
なにかを考えてのことではないけれど、腹が減ったら食べる。それがちょうどいい。
一日一食のそれが夕飯というだけのこと。
子どもの頃からずっと不思議だった。
一日三食っておかしくないか?誰が勝手に決めた。
子どもの頃はそんなことを両親に言えなかったので黙っていたが今は実行するだけ。
夕飯を終えるとたいてい、私が洗い物をする。気分がむかない時はしない。
洗い物は段取りそのもの。要領の良さが如実に出るもの。それとモノの扱いも。
目の前にある器の形状とサイズ、その日の献立、それらによって洗い方が決まる。
夕飯を終えたら、その後は昼間と同様、いや、晩酌をしつつ残りの作業を延々とする。
作業を延々とすると書いたが、夜中にする作業はだらだらとやるだけだ。
余程のことは4月と10月にやってくる。その時はがんばる。ばんがる。
日付が変わってちょっとした頃、余裕がある時は借りてきたDVDを見ることが多い。
新作は7泊8日になったら借りるが、旧作は同じものを何度も借りてしまう。
あとは昔収録されたラジオをYOUTUBEで何度も聴き直している。なぜと聞かないで欲しい。
話はちょっと戻るけど、一日一食の中にお菓子は含まれない。ズルだろうか。
大人になってもスナック菓子が好きなので夜中に食べることが多い。
周辺の人たちは私がスナック菓子が大好きだというと意外という。
もっと身体にいいものを食べていると思っているんだろうか。
身体にいいものを食べようと心がけたことは一度もない。
口にするものは安かろうが何だろうが美味しいと思えるもの。
安くて美味しいもの、そうすると自然と旬のものに落ち着く。ただそれだけ。
身体にいいから。どこどこで採れたものだから。
そういう情報を気にしていた時期もあったけど、今ではどうでもいい。
とまあ、こんな風に言うと語弊もあるけど、人は人。私は私。賛否じゃない。
夜の深まりも一転すると朝にむけて行進してゆく。
朝にむけて突破口を開くのは新聞配達の往来。
私は中学生くらいまで太陽と月が別のものとは思わなかった。
明るい日中だから太陽と呼び、暗い夜中は月と呼ぶ。そう思ってた。
もとい。新聞配達は毎日のことだから受け取る側からすれば当たり前のモノ。
そんな当たり前のモノを雨の日に届けるのは気をつかうだろうなあと思う。
相手は毎月お金を自動的に支払っているし、届いてふつうだし。
たいして気をつかってないものほど何か起きれば大事になる。人はする。
けれど、みんなが寝ている時に誰に褒められることもなく配達するお兄さん。
お姉さんの場合もあるだろうが、ここはお兄さんで通したい。
このことはけっこう褒められるべきことだと思うけどな。
新聞とってないけど。洗剤はもらうけど。
夜も明け5時を過ぎた頃。ようやっと寝る支度を始める。
就寝前は歯を磨き、水をがぶがぶ飲み、眼鏡を所定の位置へ置く。
床につく時、ふと思うことがある。
うつ伏せと仰向けの違いってどっちがどうだっけ?
とっさの時に左右がわからなくなる。あれと似たもの。
私はとっさの時でも左右がわからなくなることは一切ありませんが。
・
10代の終わりから17年間ほど早朝起床の生活を送ってきたけれど、それが数年前に終わってからというもの、その2日後には夜型人間になった私は根っからの夜型なんだろうと思う。
深夜に作業をしているとたまに思い出す。一年に満たないほどだが自分なりに一生懸命働いたコンビニの夜勤。夜の清掃の時間、休憩の時間、外の空気を吸う時に夜空を見上げ、自分は何をやってるんだろう…そんなことを思ったことがある。
職業に貴賤はない。その通りだと思うけれど、自分はなにをやってるんだろう…と思ってしまったあの頃に戻ることがないよう、戻れない所まで自分の好きなことにむかって延々と延々と歩き続けよう。来た道がわからないくらいに。
自分はそんなことを考え今がある。どこまで延々と歩いても意外と来た道を思い出せるのは記憶の為せる技。記憶を遡れなくなってしまった時、自分自身への恐怖を感じるのだろうか。壊れてしまったと…壊れた自分は壊れたことすらわからないのかな。
・
今日は日曜日。カレンダーの終わりが日曜なのと、始まりが日曜なのとあるが、皆さんはどちらが好きですか?私は曜日など関係ない生活を送っておりますが、それでも始まりが日曜なんて冗談じゃねえって思います。どうでもいいことですね。はい。
・
8月19日の手創り市出展者発表は7月25日です。
もう少々お待ち下さいね。
それではまた。名倉
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- 7月16日 あおの閉幕。
- 2018.07.16 Monday | 夏のもよおし:あお | posted by 手創り市 |
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3連休の中日、
7月15日は雑司ケ谷手創り市を開催致しました。
7月の雑司ケ谷といえば、
皆さんご存知、
大鳥神社は「あお」。
なかなかの酷暑のなか、
ご参加ご来場、誠にありがとうございました。
作品や展示で「あお」を提案してくださった出展者の皆さま。
今年もさまざまな「あお」を拝見出来たこと。
嬉しく思いました。
最後に。
今回のワークショップ「あおの和菓子づくりのワークショップ」の講師役を引き受けてくださった、和菓子職人の長沼輪多さん。
参加する方々への丁寧な説明と気配りによって、参加する方々がとても入りやすく集中しやすい環境と空間をつくってくださったように思います。ありがとうございました。
次回の開催は…
開催日:8月19日(日)
申込締切:7月19日消印まで
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次回は「カレーな休日」をお届け致します!
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それではまた。名倉
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- 【本日開催】7月15日・開催のまとめ。
- 2018.07.15 Sunday | 夏のもよおし:あお | posted by 手創り市 |
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今日も日差しが降り注いで、うだるような暑さ。
屋内外問わず熱中症に厳重な警戒が必要です。
こまめな水分補給など万全な対策が欠かせません。
http://weathernews.jp/map/#//c=36
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2018年7月15日の大鳥神社会場は毎年恒例の「あお」!!
もちろん、鬼子母神会場も同時開催ですよ〜
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今年は「あおと納涼ガラス祭り」と題して開催致します。
ぜひともご来場下さい。
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今年もやりますよ〜
http://tezukuri-ichi.jugem.jp/?eid=2002
7月開催日は会場問わず、あおな装いでお越し下さいませ。
・
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・
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さてさて、8月は…
とっても素敵な「カレーづくりの教室」を実施しますよ。
ご応募をお待ちしております!!
<ネゴンボ × ネグラ 夏空スパイスカレー教室>CLICK!!
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- あおと納涼ガラス祭り:フード部門
- 2018.07.12 Thursday | 夏のもよおし:あお | posted by 手創り市 |
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2018年7月も大鳥神社会場は恒例のあお!
出展者紹介。ぜひともご覧ください。
大鳥神社No.F01
アトリエ風戸
https://www.instagram.com/saya_01life/
ブレンドハーブティーを作っている「アトリエ風戸」と申します。
身体にいいからではなく、おいしいから飲みたい。
かわいいパッケージだからプレゼントにしたい。
そんなハーブティーを作っています。
今回は「あお」というテーマに合わせて、
青いブレンドハーブティーをご用意したいと思っています。
数に限りがありますが、
ご試飲していただけますのでお気軽に遊びにいらしてくださいね。
大鳥神社No.F02
Tsucurite(つくりて)
旬のお野菜や果物を使ったお菓子屋です。
今回はバタフライピーを使った青色のパウンドケーキや、ブ
ルークリームサンドビス(絶賛試作中)をご用意する予定です。
出店者さんやご来場の皆さんとあおを楽しめることを楽しみにしています!
大鳥神社No.F03
Coquelicot
https://facebook.com/coquelicot.r9/
那須で造る無添加ジャムCoquelicotです。
青ときいて浮かぶのはブルーベリー。
夏になると毎朝のように収穫をして果実がゴロゴロ入ったジャムを作ります。
その他にも夏のジャムをたくさんお届けします。
大鳥神社No.F04
コブタ社
https://www.instagram.com/kobutasha/
有機オーツ麦と有機ココナッツオイルを使用。
ガリガリザクザクとした、食べ応えのあるグラノーラを作っています。
今回は全種類「青…」の食材を使用したグラノーラをお持ちします。
朝食向きから、おやつ、おつまみになるものまで、「あお」だけのラインナップですので、
ぜひお立ち寄りください。
大鳥神社No.F05
Ayu's cookie(アユズ クッキー)
オンラインのクッキー専門店、アユズクッキーです。
材料にこだわり、すべて手作業で一枚一枚大切にお作りしております。
今回は、「あお」をイメージした涼しげなアイシングクッキーを多数ご用意させていただきます。
素朴な味わいのサブレやマカロンなどもおすすめです。
大鳥神社No.F06
MoonboW
https://www.facebook.com/MoonboW.muffins
千葉県市川市にあります、マフィンの専門店MoonboWと申します。
欧米では一般的なしっとりとして種類豊富なマフィンの美味しさを
少しでも知って頂きたくて、毎日丁寧に焼いています。
店名のmoonbowは夜の虹を意味しますが、
「あお」に合わせて夜空の天の川をイメージしたデコレーションマフィンや、
青いイメージのチョコミントやブルーベリーマフィン等12種程と、
クッキーやブラウニーもお持ちします。
HP:http://www.tezukuriichi.com/
mail:info@tezukuriichi.com
Twitter:https://twitter.com/kishimojinotori
- あおと納涼ガラス祭り:その4
- 2018.07.11 Wednesday | 夏のもよおし:あお | posted by 手創り市 |
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2018年7月も大鳥神社会場は恒例のあお!
出展者紹介。ぜひともご覧ください。
大鳥神社No.19
cocon
https://www.instagram.com/coconmaman/
帆布やリネンを使い、シンプルで使いやすく
その中に、私らしさを加えた形作りをしております。
今回で3回目になりますが、
私自身が好きな「あお」を沢山、
形に出来る事を楽しみながら、製作中です。
定番の形から新作まで、「あお」が並びます。
大鳥神社No.20
energeia
大鳥神社No.21
小野省三
大鳥神社No.22
sorahug
「空と人をつなぐ」をテーマに、物語のあるサンキャッチャーをつくるsorahugです。
私にとっての青は、大好きな空と海、遠い記憶が詰まった特別な色。
夏の「あお」に思いを馳せて、涼しげなガラスから生まれる小さな虹をお届けします。
大鳥神社No.23
Offrir
大鳥神社No.24
手塚えりか
主にキルン・キャスト、パート・ド・ヴェールなどと呼ばれる、
ガラスの鋳造技法によって制作しています。
「あお」への出店は初めてになります。
あお色のうつわや小物を中心に、
クリアガラスや色物などを持っていこうと思っています。
ぜひ、お立ち寄り頂けましたら嬉しいです。
大鳥神社No.25
bloom works
instagram.com/bloomworks_glass/
ランプワークによる、ガラスアクセサリー・花器等の制作をしています。
青色のガラスを使った涼しげなアクセサリーや小物を持って行きます。
手作りの為、すべてが一点物です。
世界にひとつの形と、美しいガラスの透明感を楽しんで頂けたらと思います。
大鳥神社No.26
itsuka glass works
毎日を忙しく過ごすあなたへ「生活の中にアートを」をテーマに、
いつもの日常をすこしだけ特別にするガラスを目指して制作しています。
中に花が入る器は日本クラフト展受賞の代表作。
ずっと側に置きたくなるお気に入りになれますように。
伊藤愛香
富山ガラス造形研究所とオーストラリア国立大学美術科でガラスを学ぶ。
体験教室講師や作家アシスタントを経て、itsuka glass worksとして2017年に独立。
大鳥神社No.27
naranja
HP:http://www.tezukuriichi.com/
mail:info@tezukuriichi.com
Twitter:https://twitter.com/kishimojinotori
- あおと納涼ガラス祭り:その3
- 2018.07.11 Wednesday | 夏のもよおし:あお | posted by 手創り市 |
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2018年7月も大鳥神社会場は恒例のあお!
出展者紹介。ぜひともご覧ください。
大鳥神社No.13
to-te (つて)
”もの”を通して人と人がつながるきっかけを作ることを目的とし、
ファッションを様々な視点から捉え、研究していくブランドです。
商品は、青を題材とした服、バッグ、アクセサリーを販売する予定です。
アクセサリーはボルトとナットというネジ金具を使用し、
それぞれのパーツの角度を変えることができます。
パーツの組み替えオーダーを受付けているため、
その場でオリジナルアクセサリーをお作りいただけます。
是非遊びにいらしてください!
大鳥神社No.14
mafu
https://www.facebook.com/275650099138266/
陶磁土でアクセサリーを製作しています。
「あお」では、夜空をイメージしました。
あおい夜、繋がるあおを感じてもらえたら嬉しいです。
大鳥神社No.15
ヨツモトユキ
https://www.instagram.com/4noji/
ポストカードやぽち袋など主に紙の雑貨を制作しています。
「あお」の企画は目に涼しくて大好きなので当日が楽しみです。
夏らしいあおを持って参加したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
大鳥神社No.16
akabana
https://www.instagram.com/akabana9kiban/
大鳥神社No.17
かいらあけみ
http://www.instagram.com/akemi711
白い磁器土に独特な細かい模様を付け、
うつわやアクセサリーを制作しています。
今回は、夏らしくガラス釉をちりばめたカップやピアスなどを持って行きます。
昨年に続き、今年も「あお」に参加できることを楽しみにしています。
大鳥神社No.18
大沢ひとみ
HP:http://www.tezukuriichi.com/
mail:info@tezukuriichi.com
Twitter:https://twitter.com/kishimojinotori